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JR東日本カップ2018 第92回関東大学サッカーリーグ戦(後期)
10月28日(日)、三ツ沢公園陸上競技場で行われる第18節 桐蔭横浜大学戦(11:30 Kickoff)は集中応援となり、専大生には先着100名に無料チケットが配布される。全學応援団も駆けつけ、ハーフタイムにはチアリーディングショーの開催も予定されており、大いに盛り上がりを見せるだろう。また、サッカー部OBでプロとして活躍する選手たちのサイン入りグッズが当たるプレゼント抽選会も実施予定だ。
選手たちも集中応援にかける思いは強く、この試合で後期リーグ初勝利を目指す。今回はそんな専大サッカー部のここまでの戦いを振り返る―。
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第12節 vs筑波大学蹴球部
9月16日(日) 14:00 Kickoff
@岩名運動公園陸上競技場(千葉県佐倉市)
専大 0-2 筑波大
総理大臣杯の激闘から息つく間もなく後期リーグが開幕。初戦の相手は前年度王者・筑波大だ。
試合は序盤から一進一退の攻防が繰り広げられる白熱した展開。そんななか迎えた33分、中央から崩され先制点を許してしまう。
後半、専大はサイドからのスピードに乗った攻撃で同点弾を狙うも、相手GKの好セーブなどもあり、なかなかゴールを奪えない。すると、84分にPKで失点。最後までゴールを目指し続けたが、0-2で後期リーグ開幕戦を落とした。
しかし、源平貴久監督も言うように、内容は非常に良いものであった。チームのモットーである“攻撃的で美しいサッカー”の完成度は着実に高まってきている。あとは結果を残すだけだ。
詳細はこちらから↓
【サッカー部】後期リーグは黒星発進も、攻撃的サッカーにひとつの兆し
https://sensupo.com/news/detail/id/9716
▲相手選手の厳しいマークに合いながらも、突破を図るFW中山克広(経済4・麻布大附属高)
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第13節 vs東洋大学体育会サッカー部
9月23日(日) 14:00 Kickoff
@筑波大学第一サッカー場(茨城県つくば市)
専大 1-1 東洋大
得点者
90+2分 FW下田悠哉(法4・都鷺宮高)
上位陣に後れを取らないためにも勝ち点3が欲しい専大だったが、序盤は東洋大に攻め込まれる展開。立ち上がりから決定機をつくられると、14分にはゴール前での混戦から先制点を許してしまう。この失点でエンジンがかかった専大は徐々に東洋大ゴールへと迫るが、前半はそのまま1点のビハインドで折り返す。
後半に入ってからも専大は攻め続けるが、FW鈴木厚太(商3・飛龍高)、FW中山克広(経済4・麻布大附属高)のシュートが相次いでバーに嫌われるなど、なかなかゴールが奪えない。そして迎えた後半アディショナルタイム、右サイドのDF古屋誠志郎(法3・市立船橋高)のクロスを途中出場の下田が頭で合わせ、なんとか追いつくことに成功。試合は1-1のドローとなり、かろうじて勝ち点1を獲得した。
▲土壇場での同点弾をアシストした古屋(写真=サッカー部提供)
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第14節 vs早稲田大学ア式蹴球部
9月30日(日) 14:00 Kickoff
@Shonan BMWスタジアム平塚(神奈川県平塚市)
早大 3-2 専大
得点者
42分 FW鈴木厚太(商3・飛龍高)
90分 FW中山克広(経済4・麻布大附属高)
台風24号の影響もあり、大雨のなか行われた今節。後期リーグ初勝利を目指す専大だったが、9分にCKから失点を許してしまう。その後も早大に押し込まれる時間帯が続くが、なんとかこれを耐え凌いだなかで迎えた42分。DF小林岩魚(法4・甲府第一高)のドンピシャのクロスを鈴木が頭で叩き込み、前半のうちに追いつくことに成功する。
後半はより攻勢を強めた専大だったが、相手GKの好守に阻まれ勝ち越し点を挙げられない。すると73分、76分と立て続けに失点を喫し、2点のリードを奪われてしまう。90分に相手GKが弾いたボールを中山が頭で押し込み意地の1点を返すも、反撃もここまで。2-3で接戦を落とした。
▲2人の選手に対しても臆せず切り込むFW中杉雄貴(経営3・追浜高)
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第15節 vs国士舘大学サッカー部
10月7日(日) 14:00 Kickoff
@東京国際大学第一サッカー場(埼玉県坂戸市)
専大 3-3 国士大
得点者
19分 DF西村慧祐(法3・習志野高)
33分 FW鈴木厚太(商3・飛龍高)
83分 MF葛谷将平(経済4・大津高)
最高気温32℃と10月とは思えない暑さのなか開催された今節。19分に左サイドからのFKをニアサイドに飛び込んだ西村がヘディングで合わせ、幸先よく先制に成功すると、33分には右サイドを独走したFW中山克広(経済4・麻布大附属高)のクロスを鈴木がスライディング気味のシュートで押し込み、追加点もゲット。2点のリードを持って前半を折り返す。
しかし、後半に入ると流れは一変。国士大の推進力のある攻撃を前に、あっという間に試合を振り出しに戻されると、77分にはついに逆転まで許してしまう。このままでは終われない専大は83分。ペナルティエリア手前で獲得したFKを葛谷が鮮やかに決め、土壇場で同点に追いつく。だが、勝ち越し点を奪うことはできず、3-3で試合終了。後期リーグ初勝利はまたしてもお預けとなった。
▲2試合連続ゴールを挙げた鈴木(中央)が力強く拳を突き上げる
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第16節 vs法政大学体育会サッカー部
10月13日(土) 14:00 Kickoff
@味の素スタジアム西競技場
法大 3-1 専大
得点者
16分 DF大西拓真(商4・都砂川高)
前期と比較し得点力に磨きはかかったものの、結果がついてこない専大サッカー部。この日も立ち上がりの悪さを露呈してしまう。11分、GK桐林海生(経済3・神戸国際学院高)がファンブルしたボールを詰められ先制点を献上。その5分後にセットプレーの流れから大西が押し込み同点とするが、34分にカウンターからダイレクトプレーで崩され、勝ち越し点を許し前半を1点ビハインドで折り返す。
後半、なんとしても同点に追いつきたい専大はFW下田悠哉(法4・都鷺宮高)のバー直撃のボレー、MF鹿沼直生(経済3・静岡学園高)のドンピシャヘッドなど決定機をつくるも、1点が遠い。試合終了間際には相手FWをフリーにしてしまい、3失点目。1-3で敗れ、これで後期リーグ5戦未勝利。源平貴久監督からも「残留」という言葉が出るなど、雲行きが怪しくなってきた。
▲左サイドを強引に突破する下田。ゴール前でタメをつくるなど体を張ったプレーでチームを支えた
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第17節 vs東京国際大学体育会サッカー部
10月20日(土) 14:00 Kickoff
@しらこばと運動公園陸上競技場(埼玉県越谷市)
専大 2-2 東国大
得点者
39分 MF葛谷将平(経済4・大津高)
59分 DF西村慧祐(法3・習志野高)
インカレ出場権を得るためにもこれ以上の負けは許されない専大だったが、3分にいきなりの先制点を浴び、出鼻を挫かれる。その後はテンポよくパスをつなぐことができず、東国大ペースで試合が進んだが、39分、FW中山克広(経済4・麻布大附属高)が右サイドを単独突破し局面を打開すると、葛谷がゴール前に飛び込み、前半を1-1で折り返す。
後半は前半とは打って変わって専大が主導権を握る展開に。そして59分、DF小林岩魚(法4・甲府第一高)の右CKを西村が豪快なヘディングで叩き込み、勝ち越しに成功する。しかし、FW氣田亮真(文3・千葉敬愛高)のヘディングシュートがバーに嫌われるなど、追加点を奪えずにいると、アディショナルタイムにPKを決められ、試合は2-2のドローとなった。
次節は集中応援。多くの観衆が訪れるであろう三ツ沢公園陸上競技場で是が非でも勝ち点3を獲得したいところだ。
▲フィジカルの強い相手エースと幾度となく激しいマッチアップを繰り広げた葛谷
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前期リーグを3位で折り返したものの、後期では未だ勝ち星を挙げることができていない専大サッカー部。彼らを少しでも後押しするためにも、みなさんにはぜひ会場へ足を運び、熱い声援を届けていただきたい。
(藤森崚祐・文3)