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９月２８日に日体大健志台キャンパス米本記念体育館にて、関東大学秋季バレーボールリーグ戦第９日の試合が行われ、専大は筑波大に快勝。リーグ戦６勝目をあげた。
専大３（２５－１８，１９－２５，２５－１６、２５－１５）１筑波大
スタメン
＃１ 山本湧（商４・東亜学園高）
＃６ 藤中謙也（経営３・宇部商高）
＃７ 高橋拓也（経済３・東亜学園高）
＃８ 小林之紘（経済３・創造学園高）
＃１２ 川波潤也（経営２・九州産大付高）
＃１３ 冨田直人（経済２・東亜学園高）
＃１５ 平安山華竜（経済２・西原高）
＃２２ 平原隆也（経済１・都城工高）
第１セット、スタートから相手を圧倒する。＃６藤中のスパイクが３連続で決まるなどしてリードする。その後も専大の勢いは止まらない。＃１３冨田と＃１山本のコンビで得点を重ねていき、大幅にリードする。相手に流れを渡すことなく、２５－１８でセットを先取する。
第２セット、序盤は相手の攻撃は止められないものの、＃７高橋が孤軍奮闘。ブロック、クイックで存在感をみせる。＃７高橋の活躍で７－７と追いつくもののそのあとの攻撃が決まらない。中盤は筑波大の＃１０高橋健太郎選手（米沢中央高）を中心に攻められ、苦しい展開となる。じわじわと点差が離されるなか、＃６藤中が連続スパイクを決め、巻き返しを図るが、追い上げならず。１９－２５でセットを奪われる。
▲＃７高橋のクイックは今日も鮮やかに決まる。(撮影=宇佐美春那)
第３セット、第２セットとは真逆に序盤から相手を突き放す。＃８小林のクイック、＃１２川波のスパイクなどで得点し、相手のミスにも漬け込み、大幅にリードする展開となる。終盤になっても流れは変わらず、＃１３冨田、＃７高橋らを中心に攻め得点を重ねる。２５－１６でセットを奪取する。
第４セット、序盤からお互い一歩も譲らないシーソーゲームとなる。専大は＃７高橋のクイックがことごとく決まるが、筑波大のスパイクを止められない。１２－１２となったところで＃６藤中のスパイクが決まり、一歩リードすると、その後は＃７高橋のブロック、＃６藤中のサービスが決まるなどして突き放す。終わってみれば１５失点に抑え、セットを連取。セットカウント３－１で見事に勝利した。
秋季リーグでこれまで不調だったエース＃６藤中が本来の姿を見せた試合であった。要所でスパイクを決めチームを活気立てた。＃７高橋もいつも通りの力を相手に見せつけた。第２セット以外は相手を圧倒しただけに、もったいないセットであったと思う。秋季リーグ戦も残すこと２試合。「取りこぼし」せず勝っていきたい。
（阿部 理志・文２）
▲#6藤中はスパイクでチームをけん引した。
以下はコメント
長友コーチ
「昨日の状態が悔しかったから立て直した。監督は今日も怒っていたので試合前は自分たちのバレーをしていこうと選手たちに言った。１セット目の雰囲気は良かったが２セット目ではサーブが弱まり流れを作れなかった。３セット目はサーブを中心に攻め直したらブロックも決まるようになって自分たちのバレーができいい試合展開となった。優勝は少し厳しい位置にいるが、来週もしっかり勝って全日本インカレへの自信につなげていきたい。」
山本選手
「今日の入りを昨日もできていたら昨日も勝てていた。どこが優勝するか正直分からないが、自分たちはとにかくセットを取っていけるようにしたい。個人的には調子は悪かったが、冨田はサーブが決まっていて調子が良かった。川波もレフトライトと動いてくれた。高橋はいつも通り中心になってくれたので今日のような試合ができた。来週もこの調子で試合に臨みたい。」
川波選手
「２セット目で油断してしまった。この１週間でなんとかしたい。２セット目以外は昨日の法大戦よりもよかったから、今日のようにやっておけばよかった。来週は昨日と今日のことは気にせず、ストレートで勝っていきたい。優勝できるかは微妙だけど、上位を狙っていきたい。」
冨田選手
「(今日の試合を振り返って)３敗で並んでいるチームが結構いて、ちょっとでも上に行くためには１セットも落とせない試合だったんですけど、第２セットを落としてしまって、そこは来週しっかり取り返していくところだと思う。(スパイクやサーブが好調でしたが)だいぶジャンプに高さが出るようになってきたので、この調子でキープしていきたいと思います。(好調の要因、重点的に取り組まれている練習などはありますか)ブロックとか飛んだ後の下がる練習、助走をちょっとでもとれるように開く練習を結構やっています。(次戦に向けて)もう負けられないので、昨日は法大に負けちゃったんですけど、そこは切り換えて、また来週もいい試合して、あとは周りがどうなるかなんですけど、少しでも上に行けるように、１セットも落とさないで３－０で勝ちます。」
