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1月17日 平成29年度全日本卓球選手権大会 大会3日目 東京体育館
大会3日目は混合ダブルスの準々決勝までが行われたほか、男女のシングルスのトーナメントがスタート。今年は何人の選手がランク入りを果たせるか注目だ。混合ダブルスの田添健汰(商4・希望が丘高)・前田美優選手(日本生命)ペアは4回戦で森薗政崇選手(明大)・伊藤美誠選手(SCスターツ)ペアと対戦するも、「自分たちの展開に持っていけなかった」(田添健)と、0-3のストレートで敗戦。及川瑞基(商2・青森山田高)・安藤みなみ(商3・慶誠高)ペアと郡山北斗(経営3・関西高)・秋田佳奈子選手(中大)ペアの2組は5回戦まで勝ち進み、ベスト8入りを果たした。
≪混合ダブルス≫
連覇に向けて1つ大きな壁となる森薗選手・伊藤選手との対戦。相手ペアの前陣からの強打に終始苦しめられ、自分たちのペースで試合ができなかった。過去3度王者に輝き、今大会でも連覇を狙っていた強豪ペアが4回戦で姿を消すこととなり、今年の混合ダブルスのレベルの高さをうかがわせる結果となった。
○試合後のコメント
田添健「1ゲーム目から緊張している中で点が取れず苦しかったです。以前にも対戦経験はありましたが打球点が早くて、試合の展開が速く、自分たちの展開に持ち込むことが難しかったです」
その王者ペアを破って勝ち上がった森薗選手・伊藤選手と5回戦で当たることになったのは及川・安藤ペア。田添健と前田選手からそれぞれアドバイスをもらって試合に臨んだが及ばず。0-3で敗れた。
▲及川・安藤は昨年に並ぶベスト8
○試合後のコメント
及川「去年もベスト8だったので今年はベスト4までいきたかったです。去年優勝したペアに勝っているので警戒はしていましたがうまく試合の流れを作れませんでした」
安藤「戦術はまとまっていたと思いますが向こうが上でした。(及川とのペアについて)去年と比較して得点力は上がってきています。これからは技術点をあげていくことが課題かなと思います」
4回戦をストレートで制した郡山と秋田選手のペア。5回戦は一気に2ゲームを奪ったが、その後3連続でゲームを落とし2-3で敗れた。
▲ベスト8入りを果たした郡山(左)と秋田選手
≪男女シングルス≫
シングルスは専大から男子9人、女子8人が出場。この日は3回戦まで行われた。昨年好成績を残した安藤、三部航平(商2・青森山田高)らは明日4回戦からの出場となる。
▲安藤と組んで全日学王者に輝いた枝松亜実(人間科学1・山陽女子高)は2回戦まで勝ちあがった
▲枝松と共に今年団体戦のレギュラーとなった牧之内奈央(文1・遊学館高)は3回戦でフルゲームの末敗れる
▲男子主将の下山優樹(人間科学4・青森山田高)。昨年は大会に出場できなかったが今年は初戦を突破した
▲女子主将の堀優美(商4・慶誠高)。3回戦まで勝ちあがった
(文=飛田翼・文3、写真=冨樫幸恵・文3、石崎愛奈・法3)