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10月4日から8日の間、ポーランドのチエンストホバでITTFチャレンジ・ポーランドオープンが行われ、及川瑞基(商2・青森山田高)がU-21男子シングルスで優勝した。今年度の及川が国際大会で優勝したのは8月に行われたブルガリアオープンでの同種目に次ぎ2度目であり、今日開会式を迎えるインカレ個人の部でも好成績が期待される。
アンダー21 決勝トーナメント
〇準決勝
及川 3-0 ISMAILOV Sadi(ロシア)
1セット 11-9
2セット 12-10
3セット 11-6
〇決勝
及川 3-2 LANDRIEU Andrea (フランス)
1セット 6-11
2セット 11-5
3セット 9-11
4セット 12-10
5セット 11-8
「大会のランクは高いものではなかったが、実力のある選手も多く参加していたので出場するからには優勝を狙った」という及川。「ヨーロッパの選手はカットなどで強い回転をかけてくるのでそこの対応が難しかった。それでも台の近くに寄って速い卓球を実践できたし、実際に優勝することができて大きな経験になった」と納得の表情で大会を振り返った。
準決勝を3-0のストレートで勝ち上がり決勝に進んだ及川。決勝では2セットを先取され後がない状態からセット2-2に持ち込み、最後は逆転勝利した。決勝については「負けてはいたが勝てるという気持ちがあった。常に強気でいたので相手にプレッシャーを与えることができた」と冷静に試合を振り返った。また「トーナメント戦は負けたら終わりなので、最初から勝てるように大会の出だしから準備を整えた。決勝戦はプレーよりも気持ちの準備を整えることができていた」と万全の状態で試合に臨めていたことも語った。
卓球部は今日から全日本大学総合卓球選手権大会(インカレ)・個人の部に参加する。及川は男子シングルス・ダブルスの2種目の参加が予定されている。「ポーランドオープンと同様で負けたら終わり。最初からから全力で勝っていきたい。また海外での大会の経験もあるのでそのことも生かしていきたい」と力強く宣言した及川。昨年度はシングルスでベスト8の成績を残している。世界を舞台に戦い、多くの経験を積んだ及川が今年はさらなる上位を狙う。
(八代哲・経済1)