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9月17日にリーグ初戦を迎えた専大は青山学院大と対戦し、5-2で快勝した。試合は第1ピリオド10分、#88高橋侑希(法3・北海高)のゴールで先制。その後同点に追いつかれるも第2ピリオドに#19笹川健太(法1・日光明峰高)のゴールで再び勝ち越した。専大はその後も得点を重ね、最後までリードされることなく勝利。#19笹川は第3ピリオドでもゴールを決め、この日2得点の活躍を見せた。
≪スコア≫
専大 5-2 青学大
1P 2-1(シュート数17-10)
2P 2-1(シュート数13-11)
3P 1-0(シュート数8-7)
トータルシュート数 (38-28)
昨季はグループB優勝を目標に掲げるも3位に沈み、入れ替え戦の出場すら叶わなかった専大。巻き返しを図る今年を占う初戦に勝利し、好スタートをきった。
初戦の青学大は、今年夏に行われたサマーカップですでに対戦しており、そのときは1-0で専大が勝利している。しかし「夏に勝っているとはいえ、リーグ戦での相性はあまりよくないので気にしないようにした」(高橋裕一監督)と、試合開始直後から攻めの姿勢をみせた。
第1ピリオド8分、専大は反則によるペナルティを受ける。1人少ない状況での守りを強いられたがここをなんとかしのぎ、その後チャンスはすぐにやってきた。10分、#68高橋侑のシュートが相手ゴールキーパーの右横を抜けていくシュートで先制。リーグ戦のチーム初ゴールに、選手も手洗い祝福を浴びせた。
▲先制ゴールに喜ぶ選手たち
1点をリードして迎えた第2ピリオド4分、高橋監督もその実力を高く評価している#19笹川のゴールで追加点を挙げる。ゴール前まで攻めこみ、相手の守備を振りきってのゴールだった。
▲相手の守備をかわしてシュートを決めた笹川
10分にはキャプテンの#23福島健一(経済4・北海高)にもゴールが生まれた。1度はシュートを外すも、ゴール右側から再びシュートを放ち、ゴールネットを揺らした。試合後#23福島は「自分のゴールはたまたま。チームが勝てたことの方がうれしいです」と謙遜したが、チームに勢いをもたらすゴールとなった。
▲攻守に活躍したキャプテンの福島
◎1年生GK小笠原 上々デビュー
この日のゴールキーパーに起用された#72小笠原弥(法1・八戸工大一高)。サマーカップや練習試合でもスタメンで使われ、実践を積んできた。「1年生ながら実践慣れしていて、いい意味で1年生離れしている選手」と高橋監督も高く評価しているルーキーは、2点こそ失ったが、試合を通して1度もリードを奪われることなくゴールを守りきった。
グループB優勝に向けて好発進をきったアイスホッケー部。次は立教大と対戦する。
試合後のコメント
高橋裕一監督
「今日は内容ではなく、まずは勝ち点3を取ることにこだわろうということを選手たちには話した。試合に勝てて素直にうれしいです。相手の反則に乗じて点を取れなかったことはまだまだ改善しないといけない点ですね。1年生の笹川、小笠原はよく頑張っていたと思います。これからも楽しみな選手ですね。キャプテンの福島も足を使った攻撃をしてくれました。(リーグ戦の目標を聞かれ)Bグループ優勝です。昨年の雪辱を晴らすため、そこだけを目指します」
キャプテン・福島健一
「まず1つ勝ててホッとしています。うれしいです。目標はBグループ優勝なので、そこに向かって1つ1つの試合、勝っていきます」
(飛田翼・文3、写真も)