最新ニュース
第57回関東大学バスケットボール新人戦(代々木第二体育館ほか)が6月5日から6月11日にかけて行われ、専大は昨年の7位から大きく躍進し、3位で大会を終えた。
▲賞状を手にしてポーズをとる部員たち
専大は順調に勝ち進むと、準決勝で日大と対戦。立ち上がりから一進一退の攻防が続くが第1ピリオド終わりから第2ピリオド初めにかけて日大に連続得点を許しリードされ後半へ。後半開始早々、流れを作ったのは盛實海翔(商2・能代工高)。得点・アシストで攻撃陣を引っ張る活躍で専大がリードを奪い、最終第4ピリオドへ。盛實の勢いは止まらず一時は最大15点のリードを奪うも、残り5分から日大に0-16のランを許し、最終的に82-89とまさかの逆転負け。専大は3位決定戦に回ることに。3位決定戦の相手は拓大。前半は相手のディフェンスに苦しむも、アブ・フィリップ(経営2・アレセイア湘南高)と西野曜(経済1・近畿大附高)がインサイドから得点を重ね流れを呼び込むと、後半も終始拓大を圧倒。115-57と大差で勝利した。
▲自らの攻撃でチームに流れを呼び込んだ西野
▲今大会でも安定した強さを発揮したフィリップ
▲今大会でキャプテンを務め、優秀選手にも選ばれた盛實
(文=高岡要・ 経済3、写真=冨樫幸恵・文3、福井彩乃・文3)
佐々木優一監督
「(拓大戦を振り返って)ゲームのプランとしては日大戦の修正点でもあるリバウンドを40分間徹底しようと挑んだ。相手に3Pとリバウンドを与えてしまったが、拓大戦ではチームとして反省点をしっかり修正してプレーできた。良い形で大会を終えることができた。盛實を中心に2年生全員がチームを引っ張り、1年生はそれについていった。(リーグ戦に向けて)期間が空くので、チームの課題であるリバウンドを全員で取り組んでいきたい」
盛實海翔選手
「初戦からチームとしてやるべきことを継続できていた。点差を広げられても、メンバーが入れ替わっても、その姿勢を崩さず継続できたことが良かった。いつも引っ張ってくれている先輩たちがいないという状況で、キャプテンとしていつも以上に声をかけていた。自分がベンチにいる時でも声かけをするように意識していた。(リーグ戦に向けて)まだまだターンオーバーが多く、状況判断力も求められている。3Pシュートの精度も上げていきたい。個人のスキルアップが大事になってくると思う」