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5月2日、神宮球場にて東都大学野球春季リーグ戦対東洋大戦(第2戦)が行われた。4年生投手の堀田竜也が今季初先発した。試合は序盤から得点を重ねられ、打線は5安打に抑えられた。この結果、専大は東洋大にも勝ち点を落とした。
▲今季初先発の堀田は「普段通り」を意識。
〈スコア〉
専 大| 000 000 000 | 0
東洋大| 201 000 21× | 6
〈スタメン〉
1(指)金沢龍介(経済1・秋田高)
2(二)大庭樹也(経済1・明豊高)
3(一)福永裕基(文3・天理高)
4(捕)深水裕貴(経営2・熊本工高)
5(遊)岡本良樹(経営2・専大松戸高)
6(左)平湯蒼藍(経済2・長崎海星高)
7(三)和田裕生(経済4・福岡大大濠高)
8(右)秋葉和也(経済3・日大三高)
9(中)山田克志(商3・東海大甲府高)
P 堀田竜也(経営4・常葉学園菊川高)
東洋大1年生先発・村上に3回までヒットが出ず、三者凡退に抑えられる。4回に先頭の金沢がヒットで出るも後が続かない。それ以降も単打が続き、最後まで3塁を踏むことができなかった。
今季初の先発を任された堀田「初回は抑えたかった」と振り返る立ち上がり、2ストライクと追い込んでからセンターへ抜けるヒットを許すと、2アウトと追い込んでから四球でランナーを貯められた。迎える打者の打った打球はセンター方向へ。山田は滑り込んでアウトを狙うも、打球は手元を跳ね結果的に2ベースヒット。これで2点を先制された。3回裏にも犠牲フライで1点追加される。4回から6回までは毎回ランナーを背負いながらも打たせて取り、打線援護を待つ。堀田は7回途中、痛い2ランホームランを浴び、前田敬太(商2・中部商高)に交代。前田は、ランナーを背負った場面で2ベースヒットを与え1点を失った。ここで高原健太朗(経営1・崇徳高)がマウンドへ、死球を出しながらもなんとかダブルプレーに抑えた。
しかし試合は、打線が5安打に抑えられ完封負けを喫した。結果、東洋大に2連敗。ゴールデンウィークで応援に駆け付けた”緑の応援団”に勝利を届けることはできなかった。その中で、今季初スタメンの1年生・金沢が複数安打を放った。チームの起点として期待したいルーキーである。
▲初スタメンの金沢、今試合は複数安打。
(文=冨樫幸恵・文3、撮影=大河原佳也・文3)
齋藤正直監督
「選手たちはこの悔しさを感じ取って、乗り越えないといけない。幸いまだ入替戦までは時間がある。また頑張ります。」
和田裕生主将
「勝ち点を落としたことは、とにかく悔しい。今のチームは負けるチームの典型であり、投打がかみ合っていない。(相手投手について)直球と変化球の投げ分けがきっちりしていて打ちにくかった。中大戦に向けては、悪いところを練習で一からやり直したい」
堀田竜也投手
「先発ということで特別意識したことはなく、普段通り投げた。初回を抑えたかった。敗因は初回。落ち込んではいないし、そこは反省して練習するだけです。カーブが有効に使えたしスライダーもいいところに決まっていた。ただホームランを打たれたのは失投だった。1年生の登板は、いい経験になっているし、これから絶対に活きてくる。(次戦に向けて)変わることはない。普段通りやっていくだけです」