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平成29年度関東学生テニストーナメント大会(春関)が5月1日に有明テニスの森にて行われた。本大会は全日本学生テニス選手権大会(インカレ)出場をかけた大会である。ベスト16(3回戦進出)でインカレ本戦出場が決定し、1Rを勝てばインカレの予選に出場することできる。
専修大学から春関本戦に出場する選手は以下である。
〈男子シングルス〉6名
永田和輝(商4・法政第二高)
山西大(文4・柳川高)
油布将也(文4・足利工業大附高)
矢部馨(経営3・浦和学院高)
ヘルナンデス亨(商3・柳川高)
奈良部駿(商2・秀明八千代高)
〈男子ダブルス〉2組
永田和輝・峰岸晃希(経営2・法政第二高)
ヘルナンデス亨・奈良部駿
〈女子シングルス〉5名
鈴木葵(経済3・秀明八千代高)
高橋楓(法3・大成高)
林夏鈴(経営2・湘南工科大附高)
金澤あすみ(文2・鹿島学園高)
坂本はな(文1・堀越高)
〈女子ダブルス〉3組
金澤あすみ・杉浦佳代(経済4・大成高)
鈴木葵・宮内梨奈(商3・秀明八千代高)
林夏鈴・長島理子(商4・山陽女子高)
大会初日となる5月1日は男女シングルス、男子ダブルスの1Rが行われた。なお、雷雨のため予定していた女子シングルス、男子ダブルスは翌日以降に持ち越しとなった。
≪結果≫
○矢部2ー0市川(明大)
(6-2、6-4)
○油布2-0小谷野(法政大)
(7-5、6-2)
●永田1ー2宮本(日体大)
(7-6(2)、2-6、4-6)
●ヘルナンデス1ー2玉城(中大)
(3-6、7-6(8)、6-7(5))
奈良部ー田中(早大) ☆雨のため中断
≪コメント≫
矢部馨選手
「高校の頃から知っている選手で一度も勝ったことがない選手だった。打っていくだけでは自分が焦るだけだと思ったから自分から攻めすぎず守りながら攻めることを意識した。そのためにも、しっかりとラリーをして攻めるときは攻めて、守るときは守るメリハリのあるプレーを心がけた。相手選手の弱点を探りながら焦らずに攻めるプレーが出来たのが今回の勝因の1つだと思う。春関に向けて練習する中で正直3月頃は調子が良くなかった。コーチのアドバイスのおかげでプレーの幅が広がったことが勝ちに繋がった。次の相手は去年のインカレ優勝者だが1つ1つゲームをとって勝ちにこだわっていきたい。」
油布将也選手
「今回の試合は4年間の中で関東大会での初めての勝利となった。少しずつ試合の中でできることが増えており、良い内容の試合ができていると思う。次の試合は内容にこだわる試合をしていきたい。」
永田和輝選手
「今日は勝ちにいったが、セカンドセットで脚が攣ってしまい思うようなプレーができなかった。ファーストセットは強気を意識して攻めていったが、セカンド・ファイナルセットはぺースを落として相手のミスを待つ作戦に変更しなんとか持ち直した。しかし、相手の根性あるプレーに圧倒されてしまい最後の最後に押し切れず負けてしまった。試合には負けてしまったが、専大のチームみんなが応援で盛り上げてくれてチームみんなで勝ちに執着できたのが良かったと思う。今後個人としてはリーグに向けて体力・筋力の強化をしていきたい。チームとしては、チームの団結力を試合でも生かせるようにしていきたい。」
ヘルナンデス亨選手
「ファーストセットはインカレ出場ということが頭によぎって緊張してしまいいつものプレーができなかった。セカンドセットは相手がリードされる展開だったが、自分のプレーをしっかりやろうと心がけた。特に自分の得意なボレーを生かすために強気な気持ちで積極的に前に出てプレーできたのが良かったと思う。ファイナルセットは3-0で自分がリードする展開となり勝利を意識しすぎるあまりメンタル面で弱い部分がでてしまった。また、タイブレークでは相手が脚を攣っていたことで左右を狙おうと焦りがミスに繋がり、相手の攻めに対しても受け身になってしまった。まだまだ甘いところをこれから練習していきたい。負けてはしまったがダブルスがまだ残っている。自分たちのプレーをして勝ちに繋げたい。」
初日から熱戦が繰り広げられた春関本戦1日目。ルーキーの活躍が楽しみな女子シングルス、女子ダブルス、昨年はベスト8と好成績の男子ダブルスにも注目だ。
(文・撮影=石崎愛奈・法3)