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◆11月26日、27日 全日本学生選抜卓球選手権大会 千葉県流山市・キッコーマンアリーナ
全日本学生選抜卓球選手権大会が26日から2日間に渡って行われ、女子は安藤みなみ(商2・熊本慶成高)が見事準優勝を果たした。
▷女子
1回戦
○鈴木李茄 4-2 相原なつみ(日体大)
○安藤みなみ 4-3 佐藤風薫(早大)
準々決勝
●鈴木李茄 1-4 徳永美子(早大)
○安藤みなみ 4-0 阿部愛莉(早大)
準決勝
○安藤みなみ 4-1 温 馨(日体大)
決勝
●安藤みなみ 2-4 山本 怜(中大)
昨年度の同大会において優勝している安藤だが、初日の予選リーグでは思わぬ苦戦を強いられ1敗を喫してしまう。それでもなんとか決勝トーナメントへと駒を進めたが、その1回戦でも佐藤(早大)を相手に未だ自分を取り戻せず、4ゲームを終えてゲームカウント1-3とリードを許してしまう。しかし追い込まれてからの粘りが今年の安藤の強さだ。残りゲームを破竹の3連勝を果たして準々決勝進出を決めた。
一度勢いづいたもう安藤は止められない。次戦では、今年のインカレ殊勲賞にも輝いた阿部(早大)をストレートで撃破。準決勝でも日体大のエース温を圧倒し、2年連続での決勝進出を決めた。
決勝で迎えたのは先日の全日本選手権個人でも敗れている山本(中大)だった。勢いで押していく安藤だったが山本のコースを突く打球に対応しきれない。そんななか安藤も着陣にポイントを積み重ねるも一歩及ばず。リベンジとはならなかったが、強敵ぞろいのこの大会において2年連続で決勝へと進出する堂々たる結果を残し大会を終えた。
▲連覇を狙うも惜しくも準優勝(撮影=冨樫)
(木村健人・商3)
【試合後コメント】
安藤みなみ
「予選リーグで1回負けてしまったので、トーナメントでは一勝一勝を心がけて戦うことができた。決勝の山本選手(中大)には負けが続いていたので研究した。ラリーになっても返してくる選手なので、自分の調子は良かったが、それ以上に返されて、自分の打ちミスが負けにつながってしまった。地道に粘りに耐えられるようにしたい。去年と比べて選抜2連覇はできなかったが、全日学では良い結果を残せた。1年の時は結果が良すぎて、2年序盤は思うように結果を出せなかった。秋季リーグでも負け越してしまったしどうなるか分からなかった。それでも全日学と選抜は良い出来で終えることができた」