最新ニュース
4月20日、関東学生ハンドボール連盟春季4部リーグ戦が東経大国分寺キャンパスで行われた。専大の3試合目の相手は、新村友哉(法3・東海大菅生高)主将が拓大と並べてライバルとして名を挙げた東経大。前半は一進一退の攻防を繰り広げたが、後半はペースを掴んだ専大が怒濤のゴールラッシュを見せ、35-20で勝利を納めた。
この試合最初にゴールネットを揺らしたのは東経大だった。しかし、すぐさま新村が取り返して同点とする。前半はこのような、東経大が決めれば専大が負けじと食らいつくといった展開で進んでいく。20分を過ぎて7-7という熱戦となっていた。
この流れを断ち切ったのは専大GK・清水亘(商2・桐光学園高)。清水が相手の近距離からのシュートを止めて試合のリズムを崩すと、直後の攻撃で高野賢太(人間科学3・新潟江南高)が相手ゴールへボールを流し込んで逆転。ついに専大が11-10とリードをとった。
その後も点数を取り合うが、相手にリードは許さず、前半を14-12で終えた。
後半も前半のような白熱した点の取り合いが展開されるのかと思われたが、試合は意外な方向へと進んでいく。それは、新村のパスカットからゴールが生まれたところより始まった。
山内康督(法2・桐蔭学園高)が決めれば中島俊輔(経済3・専大附高)も決める。専大の選手たちが競うようにゴールラッシュを始めたのだ。その中でも特に、立山貴生(法4・九州学院高)は観客を唸らせるようなシュートを何度もゴールに叩き込むなど大暴れ。気づけばスコアは29-15。ほぼダブルスコアとなるほど、専大はゴールを量産していた。
リズム良く攻められている時は、守備も冴え渡る。専大は後半僅か8失点と東経大を封じ込めた。結局、その後も攻撃の手を緩めなかった専大が35-20で勝利。今後のリーグ戦に弾みをつける、非常に良い形での連勝となった。
次戦は東経大武蔵村山キャンパスにおいて、27日の10時から帝京大と対戦する。帝京大は3勝0敗で現在首位を走っており、優勝を目指す専大としては負けられない相手。この試合は今後を懸けた大事な一戦となるだろう。
以下は選手のコメント
新村友哉主将
「(気迫のこもったプレーは)主将としてチームを盛り上げなければ・という気持ちがプレーに表れた。初戦は負けてしまったので、こういう形で連勝できたことは大きい。残り(の試合を)全勝して、3部に戻りたい」
(安江 祐輔・経済3)