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2014.04.20
バレー

春季関東リーグ第4戦対早大 フルセットまで粘るも一歩及ばず惜敗

  4月20日、東海大学湘南キャンパス総合体育館にて春季関東大学リーグ第4戦の対早大戦が行われた。前日の明大戦では攻守ともに差を見せ付けられ悔しい思いをした専大であったが、対する早大もこれまでの3戦全てに敗れており状態はよくない。専大は今試合を突破口とすべく、なんとしても勝ちたいところであったが、山本湧(商4・東亜学園高)、小川猛(経営2・桐蔭学園高)不在により、かなり苦しい戦いとなった。そんな中で副キャプテンの藤中謙也(経営3・宇部商高)、高橋拓也(経済3・東亜学園高)がチームを引っ張り、フルセットまで持ち込むが、最後の最後で早大に流れを掴まれ、セットポイント2―3で惜敗した。

 

  第1セット。スターティングメンバーは藤中、高橋、小林之紘(経営3・創造学園高)、川波潤也(経営2・九州産大九州産高)、池田陽輝(経済2・九州産大九州産高)、小森郁己(経営1・佐賀商高)、船倉拓登(商1・清風高)。序盤は藤中のスパイクや相手のミスもあり、専大がリードする。9―5で早大がタイムアウトを取る。それを機に早大に4連続ポイントを許してしまうが、高橋、小森のスパイクでリードを保つ。しかし中盤から早大の鋭いスパイクが次々と決まり、専大はそれを抑えられない。19―19と追いつかれたところで専大がタイムアウトを取る。その後相手のミスに救われ22―21となるが、ここでタイムアウトを使った早大が確実にスパイクを決めきり、23―25でこのセットを落としてしまう。セットポイント0―1。

 

  第2セット。小林のスパイクや船倉のトスフェイントで流れを専大に引き込もうとする。互いに所々でミスが目立ちシーソーゲームが続くが、中盤で専大のスパイクやブロックが次々と決まっていき、リードする。危なげな場面も見られたが、なんとか逃げ切り25―23でこのセットを奪い返す。セットポイント1―1。

 

  第3セット。出だしは高橋のスパイク、小森のブロックなどで好調であったが、徐々にミスが増え、相手に5連続ポイントを許してしまう。5―7で見かねてタイムアウト。しかし点差は縮まらぬまま、終盤を迎える。またもタイムアウトを使うが、うまく流れを変えることができず、相手の攻撃をなかなか止められない。21―25でセットを落とす。セットポイント1―2。

 

  第4セット。細かいミスが目立つものの、決めるとこはきちんと決めきり、中盤ではリードを保つ。終盤には1点差に詰められるが、相手のサーブミスに助けられ、25―23でこのセットを勝ち取り、次につなげる。セットポイント2―2。

 

  第5セット。ミスが多い上に相手の鋭い攻撃を抑えることができず、点差が開いていく。二度のタイムアウトを使うが、なかなか悪いムードを断ち切ることができない。後半はスパイクやブロックで連続得点するが、出だしの点差が響き、10―15で試合終了。セットポイント2―3で惜しくも敗れた。

 

 

  次戦は4月26日、慶応大学日吉記念館にて東海大と対戦する。現在1勝3敗と厳しいスタートを切る専大だが、次戦以降からの巻き返しに期待したい。

 

 

 

(金高結・文3)

 

 

以下、コメント

 

藤中選手「(リーグ第4戦まで)故障でいないメンバーがいる分、監督にも言われたし、自分がチームの中心になってゲームを引っ張っていかなければならないと思っていた。(今日のゲームについて)プレーが納得いかなかった。チームに多くの1年生がいるが、のびのびとプレーできるように3年が引っ張っていこうと話していた。(次戦について)相手も選手の若いチームだから負ける訳にはいかない。周りの選手に指示を出して、自分の仕事をきちんとすれば勝てる」

高橋選手「自分が悪かった。キャプテン、副キャプテンがしっかりしないといけないと思った。怪我が治りきっていなくて動けなかった。体のケアなど、試合までのもっていき方が大事だと痛感した。(次戦の東海大戦に向けて)ライバルの栗山がいるので特に負けたくない。自分のプレーでチームを引っ張る」

舩倉選手「(今日のゲームについて)まだまだ自分に余裕がなくて、セッター中心に上手く回せなかった。特に、センターのクイックを上手く使えなかったのが今日の課題。(大学とバレーと高校バレーは)高さが違う。(次戦について)来週は勝ちます」