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5月12日から国立競技場で行われている第91回関東学生陸上競技対校選手権大会(関東インカレ)第3日目との19日、専大(男子2部)はハーフマラソンと400㍍ハードルに出場した。400㍍ハードルは予選落ちとなったものの、ハーフマラソンでは星野洸太(経済4・東京実業高)が6位入賞を果たした。
快晴のこの日、朝から20度近くまで気温が上がった。午前8時の号砲とともにハーフマラソンがスタート。出場した星野、松尾修治(経営3・出雲工高)、吉良充人(経済2・佐久長聖高)の3人が序盤は集団の中盤から後方で固まり、ペースを保った。
5㌔を過ぎた頃、星野が先頭集団と混じりペースを上げていく。星野はフィニッシュまでこのペースを貫き、見事6位入賞となった。
レース後、星野は「気温は高かったけど自分自身のコンディションは良かった。3位以内に入ることを目標にしていたのでまだ力不足。しかし最低限の入賞はできたので良かった。6月末に行われるインカレ(日本学生陸上競技個人選手権大会)本選に向けて頑張りたい」と語った。
また、32位の吉良は「気温の高さもあり、自分のコンディションも良くなかった。今回の反省を生かし、次につなげていきたい」
38位の松尾は「体が少し重たく、本調子が出せず悔しい。重要な試合で自分の力を発揮できるようにしたい」と今回のレースを振り返った。
<ハーフマラソン 記録>
星野 1:06:11
吉良 1:08:18
松尾 1:09:02
今年度から新監督に就任した伊藤国光監督(=下記プロフィール)は今後のチーム作りについて「まずは個々がきちんと(本大会のような)『陸上競技』をやることが重要。駅伝はその基盤の上に成り立つもの。最終的には箱根駅伝に出場し、活躍を目指す」と語った。
【プロフィール】
伊藤国光(いとう・くにみつ)=カネボウ陸上競技部前総監督。長野県伊那市出身。現役時代は鐘紡株式会社陸上競技部で活躍し、モスクワ五輪の1万㍍日本代表。
(山内 夏穂・人間科学3=写真も)