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2026.11.01
バレー

【バレー部】最終戦は慶應大にストレート負けも、10位で入れ替え戦回避

<2026年度秋季関東大学1部バレーボールリーグ戦第11節=10月24日 バルドラール浦安アリーナ 専大0ー3慶應大>


 2勝8敗と2部リーグ降格の危機に瀕する中、専大は慶應大と対戦した。第1セットは序盤から拮抗した展開となったが、終盤の4連続失点で相手に流れを持っていかれ、21-25でセットを落とす。続く第2セットは、中盤のローテーションミスによる失点が響き、22-25で競り負ける結果となった。第3セットは一進一退の攻防が続くも、終盤に相手の高いブロックに阻まれ、20-25で敗れた。セットカウント0-3でストレート負けを喫した。



第1セットスターティングメンバー


OH:#14マサジェディ #18岡本


MB:#1新居 #27山﨑


OP:#4塚田


S:#24松元


L:#12松下 #20工藤



 第1セット序盤は両者が一歩も譲らない展開となった。山﨑縁利(文1・愛工大名電高)のクイックやマサジェディ翔蓮(文2・福大大濠高)のスパイク、そして松元空星(経営1・日南振徳高)のツーアタックなど、多彩な攻撃で相手の守備を揺さぶった。7-7の場面では、主将の新居良太(経済4・開智高)がクイックを連続で決め、長いラリーをものにし、9-7。その後も互いに譲らず1、2点差の接戦が続いた。

 しかし、19-20の場面でトスの乱れからミスが続き、タイムアウトを取るも、相手の攻撃を止められず4連続失点。その後も相手の流れを断ち切れず、21-25で第1セットを落とした。

▲クイックで得点を狙う山﨑

▲スパイクを打つマサジェディ

 第2セット目は序盤、岡本亨介(法2・岡谷工高)のスパイクで4-1とリードするも、相手の粘り強いディフェンスや高いブロックに苦しめられ、逆転を許す。その後も、ローテーションのミスやディグのミスも相次ぎ、5連続失点を喫した。その後、途中出場した生田宗原(経済4・昇陽高)のスパイクで差を縮めようとするが、相手の勢いは止めることができない。セット終盤には、マサジェディの連続サービスエースで22-24まで追い上げるが、最後は相手のスパイクが決まり、22-25で第2セットを落とした。

▲得点に沸く選手たち

▲両手を挙げて喜ぶ松元とガッツポーズを見せる岡本

 このセットを落とせば敗戦が決まる第3セット。流れを変えるべく専大はOHに佐藤ラニ海(経営2・北海道科学大高)を起用。さらに、マサジェディをOHからOPに変更し巻き返しを図る。セット開始早々、佐藤ラニ海が力強いスパイクを打ち込み、得点を挙げた。その後は点を取り合う展開の中、9-10の場面で山﨑の得点をきっかけに攻撃のリズムをつかんだ。松元のブロックポイントや相手のミスが続き、6連続得点。しかしその直後、相手もすかさず応戦し3連続得点で流れを引き戻した。3点リードした専大は司令塔であるセッターを交代し、森田慶(経営3・日南振徳高)をコートに送る。さらに、守備の強化を図り、岩見一輝(商4・県岐阜商高)を投入した。再び相手に追いつかれると、20点台に乗った終盤。相手のブロックにスパイクを4本止められ、非常に苦しい展開に。その勢いは止まらず、20-25でこのセットを落とした。セットカウント0-3で、ストレート負けを喫した。

▲得点後、喜びを分かち合う選手たち

▲味方にトスを送る森田

 第3セットから途中出場した佐藤は「3セット目で、後が無い状況だったので自分の強みである『盛り上げる力』を生かしたいという気持ちで入った」と語った。また、勝敗を分けたポイントについて、「終盤に向けての集中力や、流れを持ってくることはできたが、終盤に追いつかれてセットを落としてしまうことがリーグ戦の中でも多かったので、そこは課題だと思った」と振り返った。


 主将の新居は「勝てば回避というところで、自分たちの悪いムードをずっと出してしまったので、そこが悔やまれるところだと思う」と振り返った。第3セットのメンバーの入れ替えについては「OPの選手が1、2セット目で合ってなかったので、思い切ってマサジェディをOPにして、佐藤が流れを変えてくれる場面は他の試合でもあったのでそういう意図で変えた」と説明した。


 秋季リーグで成長したところと課題について、「攻撃の面では、コンビが最初に比べたら合っていたので、そこは成長できた。課題としては劣勢の場面で攻めきれず、引いてしまう場面が多いのと、サイドアウトを取るときに、サーブレシーブが乱れて自分たちのプレーが出来ていなかったこと。この2つは全日本インカレに向けて改善しなければいけない点だと思う」と語った。


試合はストレートで敗戦したものの、他大学の試合結果により秋季リーグ10位が確定し、入れ替え戦を回避した。今リーグで見つけた課題を、12月に開幕する全日本インカレにどう生かしていくかが注目される。


文=金子真奈香(商2)

写真=山中美琴(文4)、臼井千晴(文3)