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2026.11.02
バスケ

【男子バスケ部】 再び1部の舞台へ 秋季リーグを2位で締めくくり入替戦に臨む

〈第102回関東大学バスケットボールリーグ戦=10月25日 明星大学日野キャンパス 専大95ー明星大79〉


 16勝5敗で最終戦を迎えた専大は、ホームである明星大と対戦した。前節までの結果で入替戦の出場権を獲得しており、最終戦は入替戦に進む順位を決める試合となった。序盤から全員がリバウンドの意識を持って積極的にリングに弾かれたボールに飛び込み、セカンドチャンスを生かして攻撃のリズムを作った。前半は古山幸聖(文2・桐光学園高)、キング太(文1・開志国際高)がペイントアタックでファウルをもらい、笠木憂生(経済3・八王子学園八王子高)が3ポイントで得点を重ねる。6点差をリードした状態で始まった後半戦、ベンチから出場した山口隼(経営4・北陸高)がゲームメイクし、得点にも積極的に絡んだ。また、野﨑稜太(文4・近畿大附高)も持ち前のディフェンスを生かしながら、3ポイントを連続で沈め、専大ペースで試合が展開された。終盤にはキングがノーマークでダンクを決める場面もあり、会場は歓喜に包まれた。最後まで気を緩めず、専大らしいバスケットで95ー79で試合終了。リーグ戦2位で入替戦への出場が決まった。

 第1Q、相手に先制されるも、古山が攻め気のあるプレイでディフェンスファウルをもらい、フリースローで点数を重ねる。キングも躍動し、専大ペースで試合が進んだ。古山はこの試合、ゲームハイの23得点をマーク。試合について「昨日の試合(対拓殖大)で周りの選手に迷惑かけてしまったので、今日はとにかく自分で攻めるということと、シューターを活かせるような動きができたかなと思う」と自身のプレイを振り返った。

▲古山のフリースロー

 全員がリバウンドに積極的に飛び込んで流れをつくり、4連続得点と攻撃の勢いは止まらない。 たまらず、相手がタイムアウトを取って立て直しを図ると、相手の3ポイントやビックマンの反撃により、2点差まで詰められてしまう。しかし、笠木の3ポイントやアッタマオノチエヒラリー(商1・自然学園高)がリバウンドからのセカンドチャンスを生かし、10点差をつけて相手を引き離した。


 第2Qは、山口がチームを牽引した。しかし、相手の怒涛の4連続得点で点差がちぢまり、(専大が)タイムアウトで流れを切る。一時相手にリードを奪われるも、1分40秒で古山がシュートを決めて同点に追いつき、林龍亮(文3・北陸学院高)がバスケットカウントをもらって得点を決め、相手からリードを奪い返した。そして、笠木の3ポイントが決まると、46-40で前半を折り返した。


 後半はメンバーをスタートの状態に戻し、スターターとして名を連ねたキングが得点に絡んだ。空いたスペースに切り込み、ファウルをもらいながらバスケットカウントも決めるなど、積極的にゴールを狙い、得点を量産。流れに乗る笠木もこれまでに1本ずつ3ポイントを決めており、この回にも本日3本目の3ポイントを沈めた。山口も3ポイントを2本決め、点差を19点に離して最終Qへ。

▲バスケットカウントをもらったキング

 最終Qも最後まで気を抜かずに戦い抜いた。3Qに引き続き山口がゲームをコントロールして攻撃を展開。キャプテンの野﨑がディフェンスを振り切ってチャンスを作り、3ポイントを2本連続で決め、攻撃の流れを作った。野﨑は「自分はディフェンスでチームに流れをもたらすっていうが仕事何ですけども、(自分が)空いたら積極的に打つところも意識して練習から取り組んできているので、それが出たのが良かったと思う。欲を言うならば、3本目も3連続で沈めなければいけないところは、沈めなければいけない。もう一段階レベルアップしてしっかりいい準備ができるように頑張りたい」と現状に慢心せず向上心を見せた。

▲2本連続3ポイントを成功させた野﨑(バスケ部提供)

終盤には、ディフェンスリバウンドからセカンドチャンスを作り、キングがノーマークでダンクを叩き込み、会場が盛り上がりを見せた。そして、最後の2分に交代してプレイタイムを得た土屋来嵐(経済4・桜丘高)が、最後まで攻め気でゴールに向かい、相手のファウルを誘ってフリースロー2本沈め、95-79で勝利した。

▲フリースローを決めきった土屋

 前半からゲームコントロールを担った山口は「入替戦の出場が昨日の時点で決まっていて、(今日の)相手は4年生が最後のホームゲームで、(ゲームに)難しさが出るのは想定していたんですけど、ラストゲームということもあって、思った以上に相手も気持ちがしっかり入ったプレーをしていて、前半はなかなかうちのペースが掴めず、悩んだ時間もありました。その中でも40分間ゲームを通してリバウンドにフォーカスすることができて、入替戦につながる非常に締まったゲームだった」と試合を振り返った。リバウンドの意識について「取れなかったとしてもトライしに行こう、その行為をやめちゃいけないよねというのは、試合前も試合中もずっとチームとして認識があって、そこが40分通して全員で徹底できた」と話した。

▲3ポイントを決める山口(バスケ部提供)

 主将を務める野﨑は「去年は本当に悔しい思いをしたので、僕ら4年生が中心となって、悔しかった思いをコートにぶつけるだけ。相手がどうこうとかではなく、自分たちのこの1年間チーム全員で積み上げてきたものをプレイしているメンバー、あるいは控えから出ていくメンバーが発揮したい。そして、応援席から応援してくれている人や専修大学を応援してくれている人たちのためにも1部復帰を掴み取りたい。そして、インカレ出場を必ず全員で掴み取りたい」と話す。

▲コートで積極的に声をかける野﨑(バスケ部提供)

 佐々木優一監督は「今日は勝てば2位で、負けたら3位という状況で、入替戦の出場権は昨日の時点で確定はしてたんですけど、負けていい試合はないですし、勝っていい流れで入替戦に挑むというのが我々にとってのミッションで、そういうところで選手たちがしっかりファイトしてくれた。(相手の)ホームでやりづらい相手でもあったんですけど、出た選手がしっかりと自分の仕事して、チームとして戦うことができて、最後しっかり勝ち切って、リーグ戦を2位でフィニッシュすることができたのはチームとしては良かったかなと思う」と話す一方で、「(リーグ戦を2位で終わることは)ゴールでもなんでもなくて、ここがスタートで、我々の目標は入替戦に行くことではなくて、勝って1部に昇格をすること。

そして、「インカレに出場することが最終的なゴールになるので、何も変えることなく、またしっかり準備していきたい」と今後の目指す場所について話した。

4年生のこれまでを懸けて、集大成であるインカレ出場を目標に、入替戦での1部昇格へ。

ー入れ替え戦の見どころー

Wキャプテンの野﨑選手、山口選手に入替戦で注目してほしいところについてインタビューした。


野﨑選手・山口選手「4年生ですね」


野﨑「得点面だけじゃなくて、いわゆるバスケットというスタッツに残らないところでの頑張りを見てほしい。特に34番の古澤(古澤然・経営4・八戸学院光星高)あたりは今季シーズンインして最初の練習ゲームで怪我をして、長期離脱となって悔しい思いをして今戻ってきてプレイをしている。それこそ、一緒に4年間やってきた仲間なので、悔しさやみんなで積み上げてきたものを必ず4年生達がコートの中で体現してくれると思う」

山口「全員に注目してもらいたいけど、特に4年生を見てほしい。下級生が多く出場する中でも、コートに出ても出てなくても、やっぱり4年生のリーダーシップがあって今のチームがあると思うので4年生に注目してください」

最後に野﨑は「必ず1部復帰します」と力強い言葉をくれた。


▲野﨑・山口(バスケ部提供)


去年の悔しさを胸に、スタートラインに立ったSOARERS。悲願の1部昇格に向け、専修らしいバスケットで入替戦に臨む。



〜入替戦日程〜

11月3日・4日・5日

※二戦先勝のため、5日は試合が無くなる可能性があります

場所:国立代々木競技場第二体育館

時間:全日程15:00〜


文=髙橋沙瑛(文3)

写真=錦織秀樹(文1)、バスケ部提供