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<令和8年度東都大学野球秋季リーグ戦=10月22日 等々力球場 専大1-2駒大>
駒大との直接対決に敗れ、優勝を逃した。前の試合で敗れ、後がない状況で迎えた第二戦。先発を任されたのは石井稜馬 (文1・玉野光南高)。初回を三者凡退に抑えたが、3回に2本の適時打を浴び2点を失った。一方、打線は8回までは好機を作るが、あと一本が出ず無得点。迎えた9回、先頭の宮﨑元哉(経営4・明豊高)がレフトスタンドへ本塁打を放ち1点差に迫った。さらに、2死から代打の森誠太(経営4・海星高)が四球を選んだが、続く代打の西尾友冴(経営1・金沢高)が遊ゴロに倒れ、試合終了。2季連続の二部優勝と一部入替戦への進出を逃した。

▲直接対決で優勝を逃したのは昨春以来となった


▲3回に連続適時打を浴びた石井


▲四球を選び、雄叫びをあげた森



▲最後の打者となった西尾
この試合を終え、4年生に残された公式戦はあと1試合となった。主将・工藤翔斗(経営4・大阪桐蔭高)は「次の試合が終わるまでは自分の代のチームだから、何か後輩にいいものを残せるように最後までやり切りたい」と最終戦に向けて決意を語った。

▲試合後、選手たちは首脳陣から「まだまだ自分たちには力が無くて何かが足りない。この悔しさを持ってこれからチームを見直していかなければならない」との言葉を受けた。
〇「監督さんに恩返し」意地で放った一発
「何としても塁に出ようという気持ちが一番だった」。2点を追う9回、先頭打者として打席に立った宮﨑元哉(経営4・明豊高)。放った打球は左翼席へ飛び込み、土壇場で1点差に迫った。
この一打には、町田公二郎監督への思いが込められていた。「今年の春から一度も外さずに4番を任せてもらっていたから恩返しのような気持ちを持って打席に入った」。春から4番を任され続けた宮﨑は、監督への感謝を胸に打席に向かっていた。
本塁打を放ち、ダイヤモンドを一周する間も、頭にあったのはチームの勝利だった。「まだあと1点あるから、これから勢い頼むぞという気持ち」。後続の打者に思いを託したが、反撃はあと一歩及ばず、チームは敗れた。
残された公式戦はあと1試合。「集大成なので悔いのない打席、試合内容にしたい」と、大学最後の一戦に向けて意気込んだ。



▲「監督さんに信じて使ってもらって感謝」とコメント
〇大役任されたルーキー・石井「悔しい」
強風の影響で一日順延して迎えたこの試合。「気持ちの切り替えが少し難しかったけど、試合に向けて集中して入れた。その部分でとても良かった」とマウンドに立った。「大事な試合というのは分かっていたけど、そこを考えすぎずにいい感じにプレッシャーに変えられた」。手ごたえを感じていた直球とスライダー、スプリットを織り交ぜ、初回を三者凡退に抑えた。しかし3回、先頭打者に四球を与えると、2本の適時打を浴びて2点を失った。「試合前から僅差の試合になることが分かっていた。先制点を取るまでは粘ろうと思っていたから粘り切れなくて悔しい」と振り返った。
まだ1年生の石井は目標として“長いイニングを投げること・現エースを超えること”を掲げた。「先発としては絶対に7回以上を投げられるようになって、1学年上の梅澤さん(梅澤翔大、経営2・専大松戸高)を越えられるようなピッチャーになっていきたい」と語った。

▲先輩を超えることを目指す
文・写真=知地泰雅(文4)

