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2026.10.25
アメフト

【アメフト部】一次リーグ全勝突破! 勢いそのまま勝負の二次リーグへ

<BIG8一次リーグ第4節=10月24日アミノバイタルフィールド 専大 16ー0 横浜国立大>


開幕から無傷の3連勝で一次リーグAグループ首位通過を確定させている専大GREEN MACHINE。今節では1勝2敗で同グループ4位となり、下位リーグに回ることが決まっている横浜国立大MASTIFFSと対戦した。


快勝して次の二次リーグへ弾みをつけたい一戦は、あいにくの悪天候に見舞われた。

ゲームは専大のキックオフで幕を開けた。最初の守備で相手攻撃をパントに仕留めたものの、雨の影響もあってパント処理でミスを喫し、いきなり自陣深くでピンチを招く。それでも#29 DB山下巧稀 (経営3・実践学園高)らディフェンス陣が決死の守りを見せ、相手のFG失敗もあり、無失点に抑える。

その後も両チームのディフェンス陣が奮起し、互いにパントを蹴り合う重苦しい展開が続く。

第1Q終盤、専大は#3 QB間野佑聖(法2・駒場学園高)から#17 WR村端一帆(経済3・岐阜東高)へのパスを通して攻め込むが、直後のプレーで痛恨のインターセプトを許し、無得点のまま第1Qを終了した。


迎えた第2Q、ディフェンス陣が再び相手攻撃をパントに抑えて流れを作ると、オフェンス陣が反撃を開始。#35 RB金田遼平(文3・専大北上高)や#22 RB原遼介(法3・日工大駒場高)の力強いランでフレッシュを重ね、敵陣19ヤードまで迫る。タッチダウン(TD)には届かなかったものの、最後は#99 K/P奥山春輝(経済4・東海大相模高)が36ヤードのフィールドゴール(FG)を冷静に沈め、遂に試合の均衡を破った。(3-0)

ハーフタイムが明け、さらに雨脚が強まり始めた第3Q。ディフェンス陣が相手攻撃をパントで抑えて作った流れから、金田、原のランプレーで再びチャンスを広げる。最後は18ヤード付近から#14 WR橋場陸(文4・松が谷高)がサイドに展開してTD。その後の2ポイントコンバージョンは届かなかったものの、9-0とリードを広げた。

勢いに乗る専大は、第4QにもRB金田のTDで突き放すと、ディフェンス陣も最後まで集中力を切らさず完璧に守り抜き、16-0で完封勝利。無傷の4連勝で一次リーグを締めくくった。


〇「ディフェンス」

試合後、升川岳史監督は「やりたいことは全然やれなかったが、後半からしっかり自分たちで立て直したところは、今までの取り組み通りの成果が出せた」と試合を振り返った。

また、この日完封の活躍を見せたディフェンス陣については「ディフェンスがかなり守りきってくれているから、今オフェンスが色々な選択をさせてもらったり、キッキングでも余裕を持ったプレーができている」と、一次リーグを通しての貢献度を高く評価した。

そのディフェンスで存在感を示したのが#8 LB五十嵐冬依(文4・駒場学園高)だ。「なかなか点差が開かず流れがつかめていなかったので、チームに良い影響をもたらせるプレーをしようと臨んでいた」と明かし、「相手が特殊な隊形だったが、準備期間で対策してきたことがたくさん出せて無失点に抑えられた」と事前の準備に手応えを語った。


〇ハーフタイムでの「声」が流れを変えた

一方、前半は重い展開が続いたオフェンス陣。ベンチから戦況を見つめたオフェンスリーダーの#11 QB福本陽生(法4・駒場学園高)は「自分たちのミスのせいで先頭を取れず、ミスも多く、改善の余地がある」と反省を口にする。それでもハーフタイムには「自分たちがやるべきことをやろう」と声を掛け合い、雰囲気を高めて後半に臨んだという。

第4QにTDを決めた#35 RB金田遼平(文3・専大北上高)も「うまくいかない時に気持ちが落ちるのが今までのチームだった。自分が声を出して発信すればテンポやプレーの質が上がると思い、後半は『元気』を意識した」と、ハーフタイム明けからのチームの変化を語った。

苦しい展開を乗り越えた経験は、チームの強みでもある。福本は「自分たちの強みは雰囲気。相手がどこであろうとやるべきことをやれば勝てると信じている。しっかり修正して次戦に臨みたい」と前を見据えた。


〇本当の戦い

次戦からは、いよいよTOP8昇格を目指す二次リーグへと突入する。

キャプテンの#0 RB五月女拓飛(文4・横浜市立東高)は「僕たちはTOP8を目指しているので、こんな試合をしていては絶対にいけない。今回の試合をきっかけにもっと良くしたい」と気を引き締め、「相手に関係なく圧倒したい」と力強い言葉を残した。

五十嵐も「チーム発足時からTOP8昇格を目標に掲げてきたので、ようやくスタートラインに立てた。もう一度全員で初心に帰り、勝ちにいきたい」と語気を強めた。

目標であるTOP8昇格へ。

彼らにとって本当の戦いが、いよいよ来月幕を開ける。



文=藤原建(法1)

写真=松井泉樹(商1)