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〈第102回関東大学バスケットボールリーグ戦=10月18日 専修大学生田キャンパス 専大71-66東洋大〉
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リーグ戦2巡目も終盤に差しかかった第20節。現在3位と1部への入れ替え戦を争う位置につけている専大は東洋大と対戦した。試合は序盤から拮抗した戦いが繰り広げられ、古山幸聖(文2・桐光学園高)の積極的なペイントアタックと3ポイントで得点を重ねた。しかし、ターンオーバーから相手に得点のチャンスを与えてしまい、37-35で前半終了。後半が始まると、応援から相手の攻撃の流れが加速。3ポイントやレイアップシュートを連続で決められてしまう。専大も負けずにリードを奪い返すが、すぐに逆転される展開が続く。試合終盤、アッタマオノチエヒラリー(商1・自然学園高)が相手のシュートをブロックした場面から専大が一気に連続得点してリードを奪い、その勢いのまま71ー66で東洋大に勝利した。
第1Q、後藤宙(商2・美濃加茂高)が先制点を決めると、加藤律輝(経営4・羽黒高)がバスケットカウントをもらい、攻撃のリズムを作る。中盤、パスミスから相手に得点を許すも、アピアパトリック眞(商3・福岡第一高)が果敢にゴールにアタックし、相手に逆転の余地を与えない。後藤に代わり出場したキング太(文1・開志国際高)もリバウンドから攻撃に絡み、積極的にリングに向かい、得点につなげた。
途中出場の山口隼(経営4・北陸高)が3ポイントを決めると、相手の応援に負けじとベンチが盛り上がり、良い流れのまま専大ペースで試合が進んだ。
第2Q、なんとかリードを広げたい専大に対し、東洋大も激しい攻撃でリードを譲らずに食らいついてくる。ファウルを誘発され、一時6点差に広げられる場面もあった。しかし、古澤然(経営4・八戸学院光星高)の3ポイントや佐々木星大(商1・東北学院高)、キングらの攻撃により、再びリードをつかむ。
前半の締めくくりとして見事なオフェンスを見せたのは古山。残り6.8秒の土壇場でディフェンスを巧みにかわして得点し、チームに勢いをつけて37ー35で後半戦に向かう。
後半は後藤の鋭いディフェンスが攻撃の流れを引き寄せた。ボールマンに対して、強みであるプレッシャーをかけたディフェンスでボールを奪い、レイアップシュートで得点につなげる。スティールもさく裂し、後藤のパスから笠木憂生(経済3・八王子学園八王子高)がレイアップシュートを決め、古山も果敢にリングにアタックし、バスケットカウントを決めるなどオフェンスが機能した。残り1分半を切ったところで山口がシュートを沈めると、再び逆転に成功。54ー52で勝負のゆくえは最終Qに託された。
勝負の第4Qは両者一歩も譲らぬ攻防により、終始緊迫した展開となった。加藤が3ポイントを決めて逆転するが、すかさず相手も3ポイントで返してくる。シーソーゲームにもつれるも、5分が経過したところで専大が一歩先に出る。攻撃の起点となったのはゲームキャプテンの加藤。ディフェンスに当たり負けずにリングに向かい、相手のファウルを誘発してフリースローで点を返した。加藤は「自分(の調子)が良かったらゲームは勝てるっていう風にコーチにも話してもらっていたので、自分の動きで良い流れを引き寄せるためにも強い気持ちを持って攻めれた」と話す。 また、加藤のロングパスから速攻でアピアがゴールにシュートを叩き込み、ヒラリーがディフェンスリバウンドからの連続得点でバスケットカウントをもらい、チャンスを生かして点差を離していった。
守備でもヒラリーの勢いは止まらない。相手のシュートを豪快にブロックし、リバウンドにも積極的に飛び込み、セカンドチャンスを与えない粘り強い守備でリードを守り抜いた。その結果、東洋大に5点差をつけて勝利。2日間のホームゲームを白星で締めくくった。
終盤に攻守ともに躍動したヒラリーは、「前半はディフェンスの裏にパスをもらった時にしっかり決めないといけないと思い、自信を持って決めた。最後のブロックは勝ちたいという思いをぶつけた」と話す。
チームハイの15得点をあげた加藤は「負けられない試合がここ1番で、しかも自分たちのホームコートでやれるので、絶対負けないって気持ちは多分今までで1番強かった」と試合前の気持ちについて話した。今日の試合については、「コートだけで戦ってるわけじゃないのでベンチからもすごい声出してもらって、ベンチの声があったからディフェンス(の強度)を上げることができた。課題であるリバウンドも4年生である自分が率先してやることで他の人も絡んでくれて、いいお手本になれたかなと思う」と振り返った。
加藤は「今日勝ったことによって入れ替え戦が見えてきたので、来週の土日2連勝していい形で入れ替え戦に臨みたい。そのためにも1戦1戦気を抜かず頑張りたい」と次戦への意気込みを語った。
本日の勝利により、法政大と同じ15勝5敗で並んだ専大。残り2試合、自力で順位を2位に押し上げられる可能性も十分に残されており、1部昇格への希望が見えてきた。
次戦は明星大学日野キャンパスで拓殖大と対戦する。
文・写真=髙橋沙瑛(文3)

