最新ニュース
<2026年度秋季関東大学1部バレーボールリーグ戦第9節=10月17日 小田原アリーナ 専大0-3国士舘大>
4日に行われた秋季リーグの第8節で法大に勝利し、勢いに乗りたい専大は国士舘大との1戦に臨んだ。第1セットは序盤から追いかける展開となったが、佐藤ラニ海(経営2・北海道科学大高)のアタックとサービスエースをきっかけに流れを引き寄せ、専大がリードする展開が続いた。しかし、相手の緩急のある攻撃に苦しみ、守備のリズムが崩れ始めると徐々に点差を縮められ、同点に追いつかれる。その後も相手の勢いを止めることができず、22-25で惜しくもセットを落とした。第2セットは、第1セット同様序盤から相手に主導権を握られた。専大は新居良太(経済4・開智高)のクイックや塚田国光(法4・船橋二和高)の強打で得点を重ねるものの、追いつけず14-25でこのセットも落とした。後がない第3セットは塚田やマサジェディ翔蓮(文2・福大大濠高)の攻撃で対抗するも、相手の攻撃に押され、連続で失点。15ー25でセットを落とし、セットカウント0-3でストレート負けを喫した。

▲試合前の円陣
第1セットスターティングメンバー
OH:#16佐藤 #18岡本
MB:#1新居 #2稲垣
OP:#4塚田
S:#24松元
L:#20工藤
第1セット序盤は、相手にリードを許す展開が続くも佐藤の巧みなアタックとサービスエースで流れを引き寄せ、5連続得点を挙げた。国士舘大はタイムアウトを取るものの専大の勢いは止まらない。タイムアウト明けも新居のクイックとブロックポイントで得点を重ねると、相手のリズムを崩し、15-12と専大が逆転に成功する。しかし、徐々に相手にペースを掴まれると緩急のある攻撃に守備のリズムを崩され、同点に追いつかれた。その後も塚田と岡本亨介(法2・岡谷工高)の攻撃で粘りを見せるものの、相手の流れを断ち切ることができず、22-25で惜しくもこのセットを落とした。新居は守備のリズムが崩れた場面について「相手にベスト選手が回ってきてリズムが崩れたときに上手く対応できなかった」と振り返り、敗因の1つだと語った。

▲岡本、新居、松元のブロック
続く第2セット、相手に先制点を許すと、そのまま第1セット同様国士舘大リードの時間が続いた。稲垣陽斗(経営4・海星高)の高さのある攻撃で食らいつくも、サービスエースを決められ、4点差までリードを広げられると専大はタイムアウトを要求。しかし、相手の勢いは止まらず5-12と7点差までリードを広げられる苦しい展開となり、専大は2回目のタイムアウトを要求。タイムアウト明けは塚田のキレのあるアタックと新居の冷静なクイックで地道に得点を重ねるも、ブロックアウトを立て続けに決められ、10点差にリードを広げられた。その後も攻撃の糸口を見つけることができず、追いつくことができない。最後まで相手の勢いを止めることができず、14-25で大差をつけられこのセットも落とした。

▲稲垣のアタックで得点を重ねる
▲新居の巧みなクイック
後がない専大が迎えた第3セットは、またも相手にリードされる展開から試合が進んだ。序盤から守備のタイミングが合わない場面が多く、ミスが重なり3連続失点。第3セットのスタートから起用されたマサジェディの力強いアタックで対抗するも、相手に流れが傾き、リードを広げられた。その後は塚田がブロックアウトを決め、松元空星(経営1・日南振徳高)や岡本の攻撃で勢いづく場面も見られたが、守備のミスが重なり点差を縮めることができない。岡本が連続ポイントを決めるなど、巻き返しを図って果敢に攻める専大だったが、緩急のある巧みな攻撃に専大の強みである高さのあるブロックが上手く機能せず、6連続失点。相手の攻撃に苦しめられ15-25でセットを落とし、セットカウント0-3でストレート負けを喫した。専大のブロックについて塚田は「専修の強みは高さだが、時間差やクイックとか速さ(のある攻撃)で上手く自分たちのブロックをかわされた」と語り、ブロックが上手く機能しなかった原因について冷静に分析した。

▲攻守ともに活躍した岡本
塚田は「試合の入りは良くて1セット目はいい雰囲気でできた。2セット目から自分たちの攻撃が対策された一方で、自分たちは相手の攻撃を対策できなくて点差が広がったことが今日の敗因だと思う」と語った。松元は試合について「3勝目を絶対に取ろうと思って試合に臨んだが、相手の慣れない攻撃に押され、サーブが走らなかった」と振り返った。
次戦について、新居は「1セット目に毎回いい勝負ができているので、1セット目で出ている自分たちの強みを(2セット目以降も)出していきたい」とこれまでの試合を踏まえての改善点を述べ、勝利に向けて意気込みを述べた。
次戦は、10月18日に東京学芸大と対戦する。現在2勝7敗と苦しい戦いが続く専大にとって、勝ち星をつかみたい一戦となる。今試合の課題を克服し、チーム一丸となって勝利を目指す。
文=作田夏楓(文2)
写真=寺島詩織(商1)

