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<2026年関東大学リーグ2部最終戦=9月15日 慶應義塾大学日吉キャンパス蝮谷テニスコート(インドア)専大0ー7慶應>

関東大学リーグ最終戦。悪天候により、急遽ホームの生田キャンパステニスコートから慶應義塾大学へと会場変更を余儀なくされた専大。ここまで1勝3敗と厳しい戦いが続いていたものの、前節の日体大戦で掴んだ勝利の勢いそのままに、アウェイの地へと乗り込んだ。
ダブルスではD1で鈴木香蓮(経営3・野田学園高)・渡辺涼香(文3・白鵬女子高)ペア、D2で添田莉依菜(文4・白鵬女子高)・岡田あやめ(文1・白鵬女子高)ペアが出場。 鈴木・渡辺ペアは3-6、4-6と食い下がるもあと一歩及ばず。添田・岡田ペアも粘り強いプレーを見せるが、慶應の手堅い壁を崩しきれなかった。岡田は「立ち上がりがとても良く、自分らしく強気でプレーすることが出来た。ただ、相手の方がストロークが固く、中々ポイントに繋がらなかった」と悔しさを滲ませた。
▲鈴木・渡辺ペア
▲添田・岡田ペア
シングルスにはS1に鈴木、S2に添田、S3に畑川ひかり(文3・新潟第一高)、S4に石川あやの(経営1・市立太田高)、S5に小笠原里桜(文1・愛知啓成高)が出場。
▲左から石川、小笠原、畑川、鈴木、添田
小笠原は、第1セットを落として迎えた第2セット、鮮やかな巻き返しを見せる。「1セット目は相手の流れを止められず苦しい場面が多かったが、切り替えてまずは気持ちで負けないように自分を鼓舞してプレーできた」と語る通り、強力なストロークで主導権を握ると、6-2でセットを取り返した。勝負のファイナルセットでは一時リードする健闘を見せるも、惜しくも逆転を許した。それでも、手応えと課題の両方を得た価値ある一戦となった。
▲小笠原
畑川は5時間に及ぶ死闘を戦い抜いた。第1セットは、終始畑川ペースで試合が進み、6-1で先取。続く第2セットでは両者譲らぬ戦いを見せる。ただ、対戦相手の治療で試合が止まるアクシデントもあり、このセットを4-6で落としてしまう。勝負のファイナルセットに入っても、畑川は「闘い続ける、諦めない」と意識をしていたという。このセットも両者一歩も譲らぬままタイブレークへ雪崩れ込む。惜しくもこの激闘は相手に軍配が上がり、フルセットでのタイブレーク負けとなった。それでも畑川は「長い試合で体力的にも精神的にもきつかったけどチームの皆が本気で応援してくれて本当に力になった。負けてしまったけど自分にとって大きく成長できた試合だった」とチームメイトへの感謝と手応えを語った。
▲畑川
S1の鈴木、S2の添田、S4の石川も惜しくも敗れてしまい、チームとしては0-7で敗戦を喫した。
▲石川
主将の添田は、「ダブルス、シングルス同様に、ポイントを取られ続けても気持ちを落とさないことを常に頭に入れて試合をしました。苦しい展開が続く中でも1ポイント取ることに集中し続けることはできましたが、単複ともに相手より攻撃力、守備力、展開力など足りない部分が多く見えた試合でした」と振り返る。それでも、「今回の慶應戦は入れ替え戦に向けて良い雰囲気で終えれた1戦だったと思っています。結果は0-7でしたが、特にS3の畑川が5時間に及ぶ長い試合を最後まで気持ちを切らさず戦い切ったこと、そしてチームとして負けが決まっている中でも全員がこのリーグ戦の中で1番の応援ができた姿を見て、主将としてとても嬉しかったですし、入れ替え戦はこのチームで絶対勝ちたいと再確認できる1戦でした」とチームメイトを称えた。
▲添田主将
チームは1勝4敗で2部リーグ5位に終わり、明日行われる2部・3部入れ替え戦に臨む。 入れ替え戦に向けて、岡田は「入れ替え戦はとても緊張しますが、それはみんな一緒なので、今やるべき事に集中して勝利します。ここで勝負強さとチーム力が出ると思っています。何がなんでも勝って2部残留を決めます。莉衣菜さんが主将として、色んな思いを抱えながらも引っ張ってくれたこのチーム。必ず全員で笑って終わりたいです」と添田への思いと強い覚悟を口にした。
その添田は「泣いても笑ってもこのチームで戦う最後の1戦。私にとってテニス人生最後の試合でもあります。自分の試合を勝ちにこだわることはもちろん、全員に莉衣菜さんが主将で良かったと思ってもらえるように最後まで逃げずに戦い、このチームで必ず2部残留します」と決意を述べた。
明日の試合はラケットにそれぞれの思いを込めて、チーム全員で勝利を目指す。

▲チーム全員で勝利を目指す
文=藤原建(法1)
写真=女子テニス部提供、小黒鐘(法1)、藤原

