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<秋季リーグ戦 第1節=8月30日 駒沢第二球技場 専大27-12駒大>

▲この試合で活躍した#10武田
春季オープン戦から4戦3勝と好調を維持している専大は、秋季リーグの初戦で駒沢大学と対戦した。試合は前半から押し込む展開となり、#10武田天(商3・駒場学園高)らの好プレイで試合の主導権を握った。後半も勢いが止まることはなく、第3Qでも素早いランで攻守ともに奮闘。第4Qでは開始早々、相手にTDを許してしまったが、その後は#29山下巧稀(経営3・実践学園高)や#52渡邊英大(文3・新潟県立村上高)のディフェンスで相手の流れをシャットアウト。最後までリードを守り切り27-12で勝利。春から積み上げてきた成果を示し、好スタートを切った。

▲試合前の準備の様子
試合は専大ボールでキックオフ。最初の攻撃から勢いよく押し込み、#10武田やDB#20紙谷虹太(法3・駒場学園高)がランプレーで違いを見せた。その後は攻めあぐねていたが、敵陣45yd地点でFGを選択。ここは#99奥山春輝(経済4・東海大相模高)が冷静に決め3-0とした。リードした専大はその後も惜しい場面を何度か見せたが3-0で第1Qは終了。
追加点が欲しい第2Q、開始直後から攻勢を強める。#22原遼介(法3・日工大駒場高)が混戦の中からTDを決める。その後のキックも成功し10-0とリードを広げた。その後は何度も相手に押し込まれる苦しい展開になった。その中で、#7高野寛太(商4・駒場学園高)が相手を抑え込み相手にチャンスを与えないプレイを見せた。さらに#9國藤憲信(商3・駒場学園高)らも相手を食い止めた。その後、専大の反則からゴール前までフレッシュを更新されTDを許してしまう。取り返したい専大のオフェンスは前半終了間際に#10武田が不意を突くフェイントから相手をかわし独走。そのままTDに成功した。キックも#99奥山が確実に決め17-6で前半を終えた。

▲#10武田のフェイント
勝利を確実にしたい専大は後半、#11福本陽生(法4・駒場学園高)が敵陣奥深くまでボールをキープしフレッシュを獲得。その後の4th downでは、FGを選択し#99奥山の安定感のあるキックで点差を20-6と突き放した。勢いの止まらない専大は、主将#0五月女拓飛(文4・横浜市立東高)らの攻撃から相手ゴール前まで前進。#22原がTDを決め試合を決定づけた。攻守交代で迎えた専大ディフェンス。残りわずかの所で相手に押し込まれ残り1ヤードのところで第3Qが終了した。

▲後方から正確なパスを送る#11福本
良い形で終えたい第4Q。開始早々、相手の流れを抑えきれずギリギリのところでTDを許してしまった。引き締め直して臨んだその後は、#29山下の鋭いタックルで相手のパスを封じるなど各所で良い連携が取れていた。ラストプレイで専大は#35金田遼平(専修大学北上高)の素早い抜け出しから大きく前進する。3rd downで選択したキックは惜しくも失敗。それがラストプレイとなり27-12で試合終了。

▲試合終盤の混戦
この試合で調子の良さを如実に示した#10武田は自身の得点シーンを振り返って「偶然にも良い位置にボールがこぼれてきた。その後の1対1の局面で冷静に対応できたことが得点に結びついた」とし、 「試合を通じて豊富に走り、攻撃の活性化に貢献できた」と収穫を語った。次節の目標として「まずはしっかりと勝利を収めること」とし、リーグ戦全体の今季の展望としては「チーム全体で協力し、全員で走り抜く。最終的にはリーグのトップに立つことを目指す」と意気込んだ。
ディフェンス陣の中で各所で光るプレイを見せていた#29山下は「自分が活躍したというよりも、ディフェンスユニットが完璧に近かった。コミュニケーションや積み上げてきたチーム力が勝利につながった」と謙虚な姿勢で試合を振り返った。また個人としては「まだまだ突き詰めるべき点があると感じる内容だった。誰もが最初に行うような基礎的な部分を、もう一度1から徹底してやっていきたい」勝利後も落ち着いた様子でいた。
#35金田は「RB(ランニングバック)の5番手として終盤に出場したが、納得のいく結果が出せなかった。次戦までに評価を上げられるよう努めたい」とポジション争いの中で自身の目標を明確にした。個人の目標として「まずはタッチダウンを1個決めること」。チームとしては「TOP8に昇格したい」と語った。
最後尾でセーフティとしてチームの勝利に貢献した#7高野は、自身の役割を「安心を与えるポジション」と明らかにした。試合では失点を防ぎ、粘り強い守備で最後尾を死守。「ズルズルやられた場面はあったが、少しずつ止めて、ディフェンスのメンバーに『自分がいるから大丈夫』という安心感を与えられた」と手応えを語った。次戦に向けては「安心感を与えながらも、鋭いランへの切り出しなどでビッグプレイを起こしたい。インターセプトを決めて相手の勢いを止め、自分たちのチームに波を起こしていきたい」と、チームを牽引する決意を表明した。
升川岳史監督は「準備してきたことをしっかりと発揮でき、安心感を得られた試合だった」と率直に試合を総括した。内容について「オフェンスではドライブから確実に得点につなげられ、 ディフェンスは、相手のプレイに対してしっかりとアジャスト(適応)できた。そのことから「春からの課題を克服できたことが大きな収穫となった」と積み上げてきたものが形になったことを明かした。今後の試合に向けて「相手の強さに左右されず、自分たちのプレイややるべきことをどれだけ貫き通せるかが鍵となる」と話した。そのためにやるべきこととしては「体作りやプレイの精度を上げる練習にひたすら取り組んでいく」とこれからを期待させてくれる言葉をくれた。

▲試合後、スタンドに一礼するGREEN MACHINE
文=木田晨一朗(人間科学3)
写真=藤原建(法1)

