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2026.09.07
陸上競技

【陸上競技部】夏合宿インタビュー⑤ 予選会へ向けてそれぞれの目標へ 西岳・髙木

▲(左から)西岳、髙木

 

 箱根駅伝本選出場を懸けた予選会まで、残された時間はわずかとなった。総合13位で破れた前回大会の悔しさを胸に、逆襲に燃える専大陸上競技部。夏合宿では、一人一人が自らの課題と向き合いながら、走力とチーム力を磨き上げている。勝負の秋を目前に控え、箱根駅伝予選会3位通過・本選シード権獲得に向けて鍛錬を重ねる選手たちの声をお届けする。(取材は8月25日に行いました。)

 

 

 

──ここまでの夏合宿を振り返って

西岳政宗(法3・県立玉名高)

「今回2次合宿を通して距離をたくさん踏んでいくとともに、ポイント練習をこなしていくという自分の中で目標があったんですけど。それを無事達成することができたので、少しずつ不安というものがなくなってきて、もっと前向きに、挑戦的な気持ちで3次合宿を迎えられる感じかなと思います」

 

髙木崚平(経営3・洛南高)

「去年はBチームで慣れていた練習が、今年はAチームでも余裕を持って消化できていて、すごく成長を感じています。でも、油断はできないなと思っているので、しっかりとケアとか、練習のペース配分とかを考えて、最後まで継続してできるようにしないといけないなと思っています」

 

──上半期を振り返って

西岳

「今年の3月頃に実業団に参加させていただいて、そこから自分の競技力がぐんと上がった。それ以降関東インカレの出場も果たして、3000m障害の決勝(進出)という目標も達成できたので、得意分野のトラックで十分に実力を伸ばすことができたのかなって思います」

 

髙木

「2月に丸亀ハーフを走って、その後に実業団の合宿に参加させてもらったんですけど、そこから故障してしまって、1か月ぐらい練習を離脱する期間がありました。そこから不調に陥ってしまって、6月くらいまでずっと本来の走りとは程遠かったんですけど、6月中旬ぐらいから徐々に調子を上げてこられて、チーム内のトライアルとかでも自己ベストを残しているので、良い感じに調子を上げてこられているなと思います」

 

──調子を上げることができたきっかけは

髙木

「人に恵まれたなと思っていて、丹(=柊太郎、人間科学4・松山商業高) さんと具志堅(=一斗、経営4・コザ高) さんと、日比野(=陸、経営4・大垣日大高) さんと一緒にいる機会が増えて。そこで自分の思っていることとか、不満とかを全部聞いてもらえて、それがきっかけで変わりました」

 

──昨年度から変わったことは

西岳

「距離をたくさん走ってぐんぐん伸ばしていくというよりかは、フォームの改善っていうことを意識していて。トレーナーさんにトレーニングを教えていただいて、それからだいぶ走り方の改善がされて、普段きているダメージが少なくなった」

 

髙木

「ジョグで余裕を持って、ポイントに集中するところと食生活が変わりました。ジョグは去年までは、距離も踏んで、ポイントも頑張るという感じだったんですけど、それだとポイントで離れることが多くて。今年はジョグのペースを落として、走行距離もそこまでこだわらないようにして、その分ポイントを頑張るっていう風にしました。食生活は、毎日自炊を頑張っています!昼だけなんですけど!」

 

──大学内の3000mトライアルで1位になった髙木の感想は

髙木

「1番を取れて嬉しかったっていうのが、素直な感想で…。自己ベストを14秒くらい更新したので、自分でも正直まだ驚いています。最後、2年生の西(=広翔、経営2・専大松戸高)とずっと競り合う場面があり、ラスト300mくらい前で抜かされて、そこで負けそうになったんですけど。50(m前)で抜き返したので、それは成長できたポイントかなと思います」

 

──お互いの印象は

西岳

「結構自由なところもあるんですけど、ただ、根はしっかりとしていて、自分の意見を持っていて。精神があるのかなという風に感じています。また、最近調子を上げて、(他のメンバーを)引っ張るような姿を見ているので、3年生ということもあり、しっかりリーダーとして走っていけるような強い選手ではないのかなという風に思います」

 

髙木

「なんか真面目だなって(笑)。大学の目標が勉強と陸上の両立って本人も言っている通り、隙間の時間も勉強している姿を見ていて。でも、練習になるとちゃんとポイント練習をしている姿を見られたり、トラックでタイムが上がったりしていて、すごく尊敬できる」

 

──2次合宿の同部屋の選手と合宿の楽しみは

西岳

「向田泰誠(経営2・三浦学苑高)と小川志生(経済1・浜松日体高)。自分が今、寮ではなく一人暮らしというのもあって、なかなか下の子たちと話すことが無いです。僕が(好きな)音楽を探しているんですけど、それで(その曲を)知っている、知らないっていう話で盛り上がることもあって。彼らは普通の生活をしていると思うんですけど、僕にとっては知らない一面を見ることができるので、楽しいのかなと思います」

 

髙木

「僕は平松(=龍青、経済4・中部大第一高)と田畑(=里空/経営1・関大北陽高) です。田畑とは好きな音楽のアーティストや、好きなアニメの話をして!2人とも見るアニメとかが一緒で、その話しをしました」

 

──箱根駅伝予選会の個人的な目標は

西岳

「目標は予選会出場メンバーに入り、出走することですね。前回、全日本予選会でメンバー入りは果たしたものの、出走ができなかったという個人的な悔しさもあったので。予選会では、苦手なロード種目を得意分野に変えられるように自信を持って、出場メンバーになることが目標ですね」

 

髙木

「予選会では、全体で50番以内を目標にしていて、チーム(内)だったら留学生を除いて、3番以内で走りたいなと思っています」

 

──本選で走りたい区間と1番強化したい部分

西岳

「自分の走りが十分に生かせるのが、おそらく1区か6区だと思っています。自分の走り方的に、集団についていってラストスパートに持ち込むという得意分野があるので、集団になりやすい1区と6区が自分的には走りやすいのかなと考えています。また、強化したい部分としましては、勝負に持ち込むためにロングスタートがかけられるような練習ですね。早い段階で仕掛けられてしまうと、自分がついていけないことがあるので、それでもついていけるような力をつけていきたいなと思います」

 

髙木

「7区か8区です。その理由が、アップダウンに自信があって…。強化したいところは、ラストで勝ち切る力です。競り合いになった時に、後ろ向きな気持ちになってしまって、気持ちで毎回負けてしまうことが去年まであったので。メンタル強化という感じになるんですけど、走る前に気持ちを整えて、そこでしっかり集中して、最後は勝ち切れるようにしたいと思います」

 

 

 

 

 

▲(左から)西岳、髙木

 

 

 

取材=河野楓(文2)

写真=門前咲良(文4)