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▲(左から)水津、中西
箱根駅伝本選出場を懸けた予選会まで、残された時間はわずかとなった。総合13位で破れた前回大会の悔しさを胸に、逆襲に燃える専大陸上競技部。夏合宿では、一人一人が自らの課題と向き合いながら、走力とチーム力を磨き上げている。勝負の秋を目前に控え、箱根駅伝予選会3位通過・本選シード権獲得に向けて鍛錬を重ねる選手たちの声をお届けする。(取材は8月25日に行いました。)
───今年の上半期を振り返って
水津智哉(経済3・今治北高)
「自分は全日本予選や関東インカレ、立川ハーフと、結構試合に出させてもらえました。立川ハーフとその次の週の4月頭のレースくらいまでは思っているように進めていたんですけど、そのあたりから少しずつ調子も落ちていっていって、思うようにいかないレースがちょっと続いてしまったので、次は予選会にピークを持っていって、調子が良かった頃と同じ様に走れるようにしていきたいです」
中西慶士郎(経営3・比叡山高)
「自分は立川ハーフ、競技会を走って、全日本予選にも絡めたんですが…。立川ハーフは、上手くピークを持っていくことができて、いつも以上のペースで良い走りができたんで良かったんですけど、その後のトラックでちょっとつまずいてしまって、ベストがトラックでも出せなかった。全日本前はしっかり練習ができていた分、その前のレースで外してしまったことで、全日本で補欠になってしまったので、そこが悔しい部分です。次は2ヶ月後に予選会があるので、そこは補欠ではなく、選手として入れるようにしていきたいなと思います」
───去年までと今年で変わったと思うポイントは
水津
「変わったことは、自分の体との向き合い方ですね。これ以上やったらヤバいなと、自分のキャパを把握するようになったことや、自分で足りないと思う部分は自分の体と相談してケアを入れたり、食べ物に気を遣ったりするようになったこと、こういったことがあって伸びてきたのかなと思います」
中西
「ハーフへの自信がやっぱり去年より強くなったなっていうのは感じている。去年までの1、2年の間は63分台とか62分台とかが見えてなかったですし、それを意識した練習も出来なかった。ただ丸亀で63分4秒を出してからはハーフへの自信がついて、立川ハーフも条件は悪い中だったんですけど、自分の中のピークの持っていき方っていうのが確立できて、今はどんな状態でもハーフに関しては良い走りができるという自信がついたなと思いました」
───箱根駅伝予選会での目標は
水津
「自分の予選会の目標は、63分切りを目指しています。まだ走ったことないので順位よりも、自分の目標タイムをしっかり目指していきたいと思っています」
中西
「タイムは63分切りを目標としていて、順位は毎年63分切りくらいで70、80位くらいは取れるので、そこを目安にやっていこうかなと思っています」
───箱根駅伝の予選会に向けて、一番強化したい部分は
水津
「自分は立川の時も最後の叩き合いで、負けていたので、最後しっかり勝負して勝ち切れるように、全日本予選会の時のみたいに0.何秒差で逃すことにならないように最後の1kmくらいを上げれるようにしていけたらなと思います」
中西
「自分も水津と一緒で、立川ハーフの時は、ラスト1kmで競り負けて、優勝を逃してしまった。やっぱり2秒、1秒で順位が変わってくると思うので、ラストで競り勝つ力はつけていきたい。後は10月はまだまだ暑いので、暑さ慣れですね。合宿は涼しい中での練習なので、暑い中でもいい走りができるように対策していきたいと思ってます」
───箱根駅伝で走ってみたい区間は
水津
「いつか1区か10区を走ってみたいなと思います。1区はスタートから集団で走った方が高校の頃からいいタイムが出るのが理由で。10区は観客が多く、走っていて気持ちがいいと思うので走ってみたいです」
中西
「自分は4区と8区ですね。集団よりも単独走の方がいいので1区は無くなって、特殊区間があまり走れないのと、自分の中で少し上り坂があると走りやすいので、この2つを選びました」
───お互いの印象は
水津
「入試の時点で中西と出会って、最初は全然しゃべらなくてシャイなんかなって思ったんですけど、今は本当にしゃべるようになってかなり印象が変わりました」
中西
「(水津は)普段はずっとふざけているんですけど、陸上になるとめちゃめちゃ真剣で、結構距離を踏んだりとか陸上にフォーカスした時には普段とギャップがあります」
───注目している選手は
水津
「自分は1年生の佐藤瑞城(経営1・浜松日体高)ですね。1500mめちゃめちゃ速かったのであのスピードはこれから先に活きてくると思っています」
中西
「佐藤恵伍(文3・自由ヶ丘高)ですね。3年生は今の4年生が強すぎて比較的チャンスがもらえる機会が少なくて、全日本だったり、予選会だったり、出走に絡む人が4年生に取られちゃうんですけど。Aでやってる主力の3年生ですし、絶対走れば良い結果で帰ってくると思うので、その面で自分自身も含め、チャンスがほしいですし、3年生にも注目してほしいなと思います」
───合宿の楽しみは
水津
「合宿は普段と違うところを走ることができるので、自分の知らない道とかはちょっとワクワクしますし、風景を見たりできるので、思ったよりも時間が経つのが早いと感じます」
中西
「他の学年と交流ができることですかね。普段の寮生活だとどうしても同年代と固まってしまうので。特に新入生とは、まともに話したことがなかったので、新入生とか後輩とかと関われるのは楽しいと感じますね」
───中西が関わった中で印象残ってる選手は
中西
「1年生の佐藤瑞城です。ずーっと、くだらないことであったり、音楽や映画のことを話していて、一緒にいてめちゃくちゃ面白かったです」
───最終的な目標は
水津
「自分個人としてはトラックで5000mの専大記録、13分44秒14を超えることが一番の目標です」
中西
「自分はハーフで専大記録を取るのが目標です」

▲(左から)水津、中西
取材=能勢優斗(商1)
写真=門前咲良(文4)

