News

最新ニュース


2026.08.30
レスリング

【レスリング部】インカレ 徳原・上村が3位入賞 天皇杯切符を掴む

〈文部科学大臣杯 UNIVASCUP 令和8年度 全日本学生レスリング選手権大会最終日=8月23日 駒沢オリンピック公園総合運動場体育館〉

 

全日本学生レスリング選手権大会(以下、インカレ)の最終日が行われ、フリースタイル61kg級に出場した德原誠馬(文4・高知東高)とフリースタイル65kg級の上村律心(経済3・高知南高)が3位入賞を果たした。


          ▲表彰式の様子

 

61kg級に出場した德原は2回戦からの登場となり3勝を挙げて準決勝・山梨学院大の山鹿辰士選手と対戦した。開始3分に2個目のパッシビリティを受けると30秒間のアクティビティータイムに突入。この間に徳原が得点を取ることができなかったため、先制を許した。しかし、その1分後には相手選手がアクティビティータイム中に得点することができなかったため1点を返し同点に追いついた。だが、残り1分を切ったところでスタンドからダイレクトデンジャー(立った状態からの連続した攻撃で、相手を直接、背中がマットに向き両肩がつきそうな体勢へ追い込む技)仕掛けられ、4点を失った。その際、専大のセコンドはチャレンジを要求したが、判定は覆らず。チャレンジ失敗したことによりさらに1点を失い1―6で敗戦を喫した。

▲「ギリギリの試合を落として悔しい」と振り返った

 

昨年の同大会では4回戦敗退だったが、今年はそれを2勝上回り3位に輝いた。「(2日前に行われた)グレコローマンの疲れを加味しつつ準決勝まで行けたのは成長できたと思う。でも、試合になると普段の練習の動きよりも固くなってしまうからそこのレベルを上げていかないといけない試合だった」と自身の成長を感じつつも新たな課題が浮かび上がった。

 

今大会は自身がメインとしているグレコローマンで優勝を果たした徳原はフリースタイルでは「足の動き」に注目。「グレコローマンをメインにやっている人は大体、足の反応が悪いからそこを意識していた」。また、出場した2種目を通じて「どちらも基礎的な部分は同じで体力と構え、プレッシャーのかけ方は通ずる部分がある。そこの部分で去年のインカレと比べてしっかりできたと思っている」と感じていた。

▲フリースタイルでの強みは「アクティビティータイムで点を取ってプレッシャーをかけることと簡単に点を取らせないバランス力」

 

65kg級に出場した上村も2回戦からの登場となり3勝を挙げて準決勝・山梨学院大の須田宝選手と対戦した。須田選手は2年前の同大会61kg級で優勝経験がある選手で、上村自身も「一つの失敗が命取りになる事が分かっていた」と警戒しながら試合に臨んだ。開始2分で30秒間のアクティビティータイムに突入。この間に上村が得点を取ることができなかったため、先制を許した。4分には再びアクティビティータイムで得点を取ることができず、2点目を失った。しかし、5分には相手選手がアクティビティータイム中に得点することができなかったため上村は1点を返した。

試合時間残り3秒で果敢に攻めていったが、リング際で背後を取られ場外に投げ出され1-3で試合終了。2年連続3位で最後のインカレを終えた。試合を終えて「最後まで緊張感があって楽しく、相手の技術の高さを改めて感じた試合だった」と振り返った。 

▲相手の上手さに対応できず先手を取ることができなかった

 

今大会のトーナメントでは厳しい山に入った上村。「強い後輩たちに負けないように4年生の意地をもって戦うことができた。接戦や難しい相手との試合でも焦らず、泥臭く粘り強く戦えたことは良かった」と強い気持ちを最後まで貫いた。

 ▲「最後まで緊張感のあるヒリヒリした試合で楽しかった」と振り返った

 

フリースタイルでは徳原と上村が3位以内に入ったため12月に行われる天皇杯全日本レスリング選手権大会の出場権を獲得した。徳原は「(社会人も参加する天皇杯は)大学の試合とはレベルが違うから表彰台を狙いたい。主将として残りの4か月はチームを引っ張って、個人としても成績を上げられるように頑張っていきたい」と意気込みを語った。上村も「4年間の集大成を発揮したい」と学生レスリング最後となる国内大会に臨む。

 

〈その他フリースタイル選手結果〉

57kg級

石山竜成 (経営3・都城西高)4回戦敗退

山崎陸(商2・飛龍高) 1回戦敗退

松村祥太郎(経営4・日体大柏高)3回戦敗退

徳力海優斗(経営4・いなべ総合高)4回戦敗退

山本海星(文1・和歌山北高)4回戦敗退

 

61kg級

加藤悠玖(商1・岐阜工業高)1回戦敗退

貴船武人(経営2・自由ヶ丘学園高)準々決勝敗退

石原弘幸(経営4・玉名工業高)2回戦敗退


65kg級

星野歩汰(経済1・大泉高)2回戦敗退


70kg級

田澤聡志(文2・帯広北高 )1回戦敗退

山一友聖(商1・自由ケ丘学園高)1回戦敗退

井上隼佑(商4・飛龍高)2回戦敗退

茨木凱聖(経営1・小川工業高)2回戦敗退


74kg級

本原晴来(文4・日体大柏高)1回戦敗退

寺地頼斗 (経済2・敦賀気比高)2回戦敗退

加藤源大(経営1・日体大柏高) 準々決勝敗退


125kg級

乾志音(経済2・土浦日大高)1回戦敗退

 

文=知地泰雅(文4)

写真=佐藤佑樹(経済3)