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【サッカー部】天皇杯JFA第106回全日本サッカー選手権大会 1回戦
VS筑波大学
8月19日(水) 19:00 Kickoff
@レモンガススタジアム平塚(神奈川県平塚市)
専大 2-1 筑波大学
得点者 専大 塚越、那須
筑波大 安食
<試合前情報>
直近の試合からのスタメン変更はなし。
以下、スターティングメンバー(3-4-2-1)
GK 21 上林真斗(法4・昌平高)
MF 2 岡田海人(法4・浜松開誠館高)
DF 4 鈴木嘉人(経済3・実践学園高)
DF 23 溝口敢大(文3・飯塚高)
DF 3 佐藤柚太(経営3・白根高)
MF 6 関谷輝(経済3・与野高)
MF 19 岡本大和(法3・長久手高)
MF 5 志村ぼん(経済4・韮崎高)前半23分OUT
MF 8 橋本燦(ネット情報3・帝京長岡高)後半23分OUT
FW 7 道白優斗(文3・流通経済大柏高)
FW 9 山下基成(文4・大津高)後半23分OUT
途中出場
MF 28 溝口晃史(法2・大津高)前半23分IN
FW 14 那須奏輔(経済3・東海学園高)後半23分IN
FW 16 塚越幹太(経済4・専大松戸高)後半23分IN

▲試合前の専大イレブン
天皇杯JFA第106回全日本サッカー選手権1回戦は筑波大学と対戦し、2-1で勝利した。前半は、昨年の全日本大学サッカー選手権大会王者である筑波大に主導権を握られ、押し込まれる時間が続く。前半20分に先制点を奪われ、リードを許したまま試合を折り返した。迎えた後半、序盤は両者なかなか決定機が作れない時間が続く。しかし、後半40分に塚越が同点弾を決め、試合を振り出しに戻した。勢いに乗る専大は直後の後半43分に那須がゴールを決め、逆転に成功。途中出場の2人が終盤に試合を大きく動かした。その後もリードを守り切ったまま試合が終了。専大は逆転勝利を収め、天皇杯1回戦を突破した。

▲試合後の集合写真
<試合展開>
神奈川県予選を制した専大は、天皇杯本戦1回戦でアマチュアシードの筑波大と対戦した。専大は、立ち上がりからペースを握られ、勢いをもって攻め込む相手に苦戦を強いられる。前半20分、左サイドを突破され、クロスに頭で合わせられると先制点を奪われた。追いかける専大だが、前半23分、アクシデントに見舞われる。主将の志村が脳震とうの疑いで途中交代となり、溝口晃が出場。主将が前半途中で退く展開となった。その後も相手の守備に阻まれ、なかなかシュートまで持ち込めない時間が続く。前半37分、関谷がシュートを放つが、惜しくもゴールの枠を外れる。そのまま筑波大のリードで試合を折り返した。
迎えた後半、序盤は両者なかなか決定機が作れない時間が続く。しかし、後半23分に那須と塚越が途中出場すると、徐々に専大の攻撃の機会が増える。後半36分、専大に得点のチャンスが訪れた。那須が左サイドからミドルシュートを放つも、相手GKに止められる。さらに、こぼれ球に佐藤が反応するも、再び相手GKの好セーブに阻まれ得点には至らなかった。

▲応援にも力が入る
後半40分、専大は試合を振り出しに戻す。那須が相手のパスをカットし、溝口晃からボールを受けた塚越が右足を振り抜くと、シュートはゴールネットを揺らし、同点に追いついた。勢いに乗った専大は後半43分、佐藤柚がドリブルで相手の守備をかわし、那須にパス。那須がペナルドリブルで持ち運び、ペナルティエリア外からゴール左隅にシュートを決め、逆転に成功。途中出場の2人が後半終盤に試合の流れを大きく変え、チームの勝利に貢献した。その後も体を張ってリードを守り切り、試合が終了。専大は27年ぶりに出場した天皇杯本戦で2-1の逆転勝利を収め、2回戦へと駒を進めた。

▲喜びをあらわにする選手たち
試合後、インタビュー
那須奏輔

ゴールシーンを振り返って、あのシュートは狙い通りの形だったのか
「外からまいて決めるのは自分の形だし、自主練でもあそこからのシュートはやっていたので、完璧イメージ通りだった」
ゴール直前には惜しいシュートもあったが、そのシュートから得た感触や反省が、ゴールにつながった部分はあったか
「1回目に打った感触が結構良くて今日は当たってると思ったし、シュートが全体で少なかったのでどんどん打とうと思えた」
途中出場となったが、ピッチに入る際、どのように試合の流れを変えようと考えていたか
「前半は自分たちのサッカーができていなくて、後半少し自分たちのペースになりかけていた時の投入だったので自分と塚越が入る意味は流れを変えることやゴールだと思っていた。自分たちがゲームチェンジャーになろうと考えていた」
直近の試合では途中出場が続いていたが、スタメンで出たいという思いや、奮い立つものはあったか
「スタメンでもちろん出たい気持ちはあるが、ベンチメンバーを含めての総力戦だと思うので、自分が出た時に今日みたいな活躍を続けていきたい。出た時間で結果を残すような選手になりたい」
柏レイソルとの一戦に向けての意気込み
「レイソルのスタジアムで一度は試合をしてみたかった。相手はJ1のクラブだし、自分がどこまでプレーできるかびびらずにチャレンジしていきたい。レイソルと試合するまでがゴールじゃないので、レイソルも倒して次に進みたい」
塚越幹太

試合を振り返って
「本当に嬉しい。やってきたことが出せたので良かった」
途中出場となったが、劣勢だった前半の流れをどのように変えようと考えていたか
「自分が途中から出ることは何となく予想していた。自分が入ったときはチームの雰囲気は良かったのでそのまま(その流れに)乗っていこうと思っていた」
ゴールシーンを振り返って
「あき(溝口晃)から横パスが来て、ファーストタッチを上手く止めてそのままシュートに持っていけた。トラップからのシュートを早く打つことは意識していたので出せて良かった」
途中出場だったが、どのような気持ちをもって試合に臨んだか
「(明学大戦から3試合連続でベンチとなり)出場時間もない中、(気持ちが)下向きになることもあったが、下を向いていても仕方ないと自分に言い聞かせていた。今日は途中で結構長い時間出場できたのでめげず地道に頑張ってきて良かった」
前半の苦しい流れを変えるために、声掛けなどはあったか
「前半の最初の方はみんな筑波大相手に圧倒されて消極的なプレーをしていた。自分がもし(試合に)出れたら状況を変えてやろうと思っていたのでその気持ちを前面に出せた」
柏レイソルとの一戦に向けての意気込み
「幼いころからの憧れの場所でプレーできることを噛みしめながら、しっかりとプレーしたい」
溝口晃史

前半攻められる場面が多かったが、どのように切り替えて臨んだか
「前半相手の勢いにのまれてしまった部分があったので、今週トレーニングで取り組んだ奪取した後のボールをつなぐことを意識し、チャレンジすることを共有して後半に臨んだ」
自身の成長についてどのように考えるか
「自信を持ってプレーすることができるようになってきた。一方で、試合を重ねる度に切り替えの遅さなどの課題が顕著になるので、改善していきたい」
柏レイソルとの一戦に向けての意気込み
「相手がJ1だが、リスペクトしすぎず自分たちの良さを全開に発揮できるように、試合でのトレーニングに励んでいきたい」
志村ぼん

勝利を決めた今の気持ちは
「自分は前半で脳震とうで交代して後は見守ることしかできなかったが、後半から自分もスタンドの下の方で試合を見ていて、みんなが戦っている姿が頼もしかった。素晴らしい仲間とスタッフと日々過ごしていることを実感した試合だった」
チームが1つになるということを見せた試合だったがその点についてどう思うか
「チームメイトとスタッフと応援してくれるみんなが戦ってくれて、自分も気持ちだけは戦っている中で、15分と18分で点を取っていて本当にしびれた試合だった。客観視したというかすごいチームだと改めて感じた」
柏レイソルとの一戦に向けての意気込み
「まずは頭の方(脳震とう)が大丈夫なことを祈って、また準備したい。チームとしては今日のゲームを含めて今までの試合でも(結果を出しているので)、J1のチームと自信を持って臨めるようにみんなでまた1週間積み上げていい試合にしたい」
李宇韺 監督
勝利を決めた今の気持ちは
「言うことが無いくらい本当に嬉しい」
前半はなかなか攻撃のチャンスがなかった中で後半どのように戦おうと考えていたか
「前半は相手のプレスや切り替えが早かったので、そこに負けないようにしようとした。イージーミスやパスミスがあったので意識を高めようとした。特別にしようとはしなかったが、後半相手が引いて折れたのでチャンスを作れた」
後半は監督の采配通りの展開となったがその点についてはどう思うか
「その辺は試合前から考えていて、塚越も那須もタイミングを見て交代しようと考えていた」
終盤の大事なところで得点を決めた2人に対しての思いは
「交代した選手が点を取って試合の流れを変えてくれたことはチームとしても嬉しいことだし、次の試合にもつながると思う」
柏レイソルとの一戦に向けての意気込み
「次はJ1のチームなので、うちは1回でも多く公式戦をやるということをこれまでやってきた(目標にしてきた)のでここまでこれたのもすごいし頑張ってきたと思う。プロと試合ができるので、もちろん勝つために一生懸命やる。一試合でも多く公式戦ができるようにようにしたい」
天皇杯2回戦は、三協フロンティア柏スタジアムで柏レイソルと対戦する。
文=作田夏楓(文2)
写真=佐藤佑樹(経済3)、藤林利英(文3)

