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2026.08.03
サッカー

【サッカー部】 専大がJ3相模原撃破!27年ぶり天皇杯本戦出場決定‼︎

天皇杯JFA 第106回全日本サッカー選手権大会神奈川県代表決定戦 

決勝 vs SC相模原

8月1日(土)

@ニッパツ三ツ沢球技場(神奈川県横浜市)

専大 1-0 SC相模原

専大 橋本


 天皇杯予選決勝ではSC相模原と対戦し、1-0で勝利する番狂わせを巻き起こした。

 スーパーシードで決勝から出場したJ3リーグのSC相模原に対し、専大は前半から果敢に攻める。すると、前半17分には道白優斗(文3・流通経済大柏高) の猛プレスから橋本燦 (ネット情報3・帝京長岡高)が先制ゴール。その後は何度も決定機を作り、相模原に圧力をかける。後半開始5分には雷のため1時間12分の中断。試合再開後は専大が防戦一方となる展開が多くなったものの、5バックで身体を張って耐え続けた。

 専大は最後まで前半の1点を守りきり、1999年以来の天皇杯本戦出場(神奈川県代表)を成し遂げた。


<試合前情報>

直近の試合からスタメンの変更は2名。ラングフォードと平川に代わって鈴木と溝口敢が入る。

以下、スターティングメンバー(3-4-2-1)

GK 21 上林 真斗(法4・昌平高)

DF 2 岡田 海人(法4・浜松開誠館高)

DF 4 鈴木 嘉人(経済3・実践学園高) 

DF 23 溝口 敢大(文3・飯塚高)

MF 3 佐藤 柚太(経営3・白根高)

MF 5 志村 ぼん(経済4・韮崎高)

МF 19 岡本 大和(法3・長久手高)

MF 6 関谷 輝(経済3・与野高)後半48分OUT

M F 8 橋本 燦 (ネット情報3・帝京長岡高)

FW 7 道白 優斗(文3・流通経済大柏高) 

FW 9 山下 基成(文4・大津高)後半36分OUT

途中出場

FW 14 那須 奏輔(経済3・東海学園高)後半36分IN

MF13 小林 亮太(経済4・仙台大附属明成高)後半48分IN


<試合展開>

 最初に試合のペースを掴んだのは専大だった。前半15分にFKを与えるも、二次攻撃のミスに乗じて一気に攻める。専大ベンチ前からの浮き玉をはね返し、こぼれ球のパスミスから速攻を仕掛ける。右サイドを走る橋本が逆サイドの道白にロングパス。道白はドリブルでペナルティエリアに近づくと、左足でシュートを打つも相手DFにブロックされる。

▲応援席の選手たちも気合十分だ

 そのプレーから得たCKでもチャンスを作った。志村の左サイドから巻いてくるボールは反対サイドに流れるも、溝口敢が拾う。溝口敢は対峙する相手をかわし、ゴールライン沿いを深くえぐってペナルティエリア中央手前にクロス。そこに待ち構えていた志村は左足を振り抜くも、シュートは枠を超えて得点には至らず。

 すると、専大の持ち味である"前線からの守備"でゴールネットを揺らす。前半17分、道白がCBへののバックパスを見逃さずに猛プレス。タッチが大きくなった隙にボールを奪い、中央を上がる橋本にヒールパス。橋本はペナルティエリア手前から冷静に流し込み、専大が先制。

 ▲先制点の場面

 得点後は相模原の攻撃を抑えながら、何度も決定機を増やして攻勢を強めた。前半44分には、左サイドでのカウンターから道白がタメを作り、ペナルティエリア中央手前に折り返す。ゴール前に上がってきた佐藤柚のシュートはゴール左に外れて2点目とはならず。シュート本数で相模原を上回り(専大6本、相模原2本)、1点リードでハーフタイムを迎えた。

 後半開始5分には、雷のため試合が中断。天候が回復した1時間12分後に試合が再開すると、守備の時間が続く。専大は5-3-2のフォーメーションで引いて守る一方、相模原に幾度となく押し込まれる。相模原はロングスローやサイドからのクロスを中心に、専大ゴールに攻撃の圧力を高める。

▲試合再開前、円陣を組む選手たち 

 11分には、専大のカウンターミスから相手FWがゴール前でフリーとなる。シュートは左に逸れたが、あわや同点となる場面もあった。それでも、上林の好セーブや鈴木の競り合いを中心に奮闘した。

 終盤には猛攻を受けたが、しっかりとリードを守りきった。専大がJリーグ相手にウノゼロ勝利し、ジャイアントキリング達成。神奈川県代表として天皇杯本戦出場が決定した。

 試合後、李宇韺(イ・ウヨン)監督は「まずは本戦に出れることを嬉しく思っている。選手たちも1点取った後に中断の時間があって、攻められる時間が長かったと思う。それでもよく耐えて頑張ってくれたと思うので、ちょっとでも成長できたかなと思う」とコメントした。

 21世紀初の天皇杯本戦出場が決まり「今は何も感じていない。早く休みたいな、お腹すいたな」とジョークを交えながら「でも嬉しいです。そういうのがあって。公式戦ができて、なおかつ勝って成長できることが1番嬉しい」と話した。

 天皇杯本戦に向けては「正直、プロとやりたい。お互いそう思ってるのでは。でも、ここまで来たら負けたくない気持ちがある」と意気込んだ。


▲試合後、歓喜に満ち溢れる選手たち

 次戦は、天皇杯JFA第106回全日本サッカー選手権大会 1回戦で筑波大学(アマチュアシード・茨城県代表)と対戦する。 


文=藤林利英(文3)

写真=作田夏楓(文2)、佐藤佑樹(経済3)