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2026.08.03
サッカー

【サッカー部】≪SENSHU POST-MATCH VOICE≫ 天皇杯神奈川県予選優勝  選手インタビュー

≪SENSHU POST-MATCH VOICE≫ 天皇杯神奈川県予選優勝編

 第31回神奈川県サッカー選手権大会でSC相模原に1-0で勝利し、1999年以来3回目の「天皇杯 JFA 第106回全日本サッカー選手権大会」の出場権をつかんだ。この試合にスタメン出場した4年生、3年生5選手の声をお届けする。



志村 ぼん (経済4・韮崎高)

―― 優勝を決めた今の気持ちは

「本当に嬉しいですし、この戦いに向けてみんなで「アミノバイタル®」カップ (以下、アミノ杯)が終わった後から準備をしてきた。その準備が実って良かったと思う」

―― 試合の序盤、どんな声掛けをしてきたか

「まずは入りから積極的に自分たちのサッカーをしようという話をしていた中で、点が取れた。守備からという話をしていたので、守備のところは徹底して隣同士でスライドしながら助け合った。いつもより声が通らないこともあったので、近い選手が声をかけて全員で守備から入ることをイメージして入ったし、気持ちの面でも試合前に自分たちがこういうピッチに立てているのはスタンドで応援してくれる部員だったり、入学してから1試合もトップチームで出られていない選手も声を出してくれて自分たちがプレーできている。そういう部分も含めてみんなで気持ちで戦えたのは良かった」

―― チーム全体として今大会全体を振り返って

「正直本当にこの大会は長かったですし、1試合1試合が格上というか、リーグが上だったり順位が上だったりするチームと試合をしてきて苦しいゲームもありましたけど、振り返れば全員で一つ一つを戦い抜いたからこその結果だと思う。みんな胸を張って本戦に向かえると思う」

▲主将としてチームをけん引した志村

▲2回戦・東海大戦では電光石火の一撃を決めた

―― SC相模原に対してどう戦おうと思っていたか

「自分たちがやってきたことを思い切って出そうと思っていた。その部分も出せたし、みんなで声をかけあいながらプレーできたから勝てたと思う」

――試合は後半5分で一時中断。 中断中の気持ちは

「中断中はリラックスして過ごしていたが、ゲームのところのイメージとか試合に入るときの気持ちの持ちようをチームみんなで声をかけて入ったときに100パーセントで入れるように気持ちと体の部分を作っていた」

―― 天皇杯1回戦(筑波大戦)に向けた意気込み

「筑波大は関東1部に所属しているが、この大会を通してトーナメントの戦いだったりアミノ杯も含めてですけど、そういった勝ち方のところは相手より1段階今年は経験していると思うので、そういう部分で相手を上回ることができれば次柏レイソルとやれるチャンスを掴めるように一丸となって準備していきたい」


上林 真斗 (法4・昌平高)

―― 優勝を決めて今の気持ちは

「嬉しい気持ちがまずは一番大きい」

―― 試合を振り返って、後半は攻め込まれるシーンもあったと思うが、そのあたりは

「前半は相手が上手くいっていなかった気がして、後半相手の24番が入ってきて、突破力が大学でやっているのとは2段階、3段階上の相手で警戒しすぎて前に押し出せなくなってしまった。ロングボールが多くなったが、全員で体を張って守って無失点で終われて良かった」

―― 中断中、どんな声掛けをしていたか

「相手も状況は一緒なので、とにかく良い準備はし続けようと声をかけていた。やるってなって雷がなって中断してから、またやるってなって難しかったところはある。ただ、今年はリーグ戦で隙をみせたらやられることは大学生相手でも分かっていたことなので、そこはみんな言わなくても分かっていたと思うので成長かなと思う」

―― 今大会全体を振り返って

「簡単な試合は1試合もなくて、格上と呼ばれる相手とばかり試合をした。ある程度自分たちがやれるという自信はついたと思うけど、過信になってしまったら元も子もないと思う。2月の産能大戦から半年くらい戦ってきて、一つタイトルを取れたってことが、アミノ杯は準優勝だったので、良い自信にはなったと思う」

▲天皇杯予選は6試合中3試合でクリーンシート。守護神のセーブは欠かせなかった

―― 天皇杯1回戦(筑波大戦)に向けた意気込み

「大学サッカーでまさか筑波大とやる機会があるとは思ってなかった。そういった中でこういうステージに進めたのも自分たちが頑張ってきたのと、それにサポートしてくれた人たちのおかげなのでそこの感謝を忘れずにしたい。総理大臣杯前に天皇杯というピリついた状況の中でやれるのがすごく良いことだと思うし、もうチャレンジャー精神でどの相手にも挑むしかないので、もう一回成長して筑波大戦に挑めたらと思う」

岡田 海人 (法4・浜松開誠館高)

▲溝口敢大(文3・飯塚高)と共に喜ぶ岡田(写真右)

―― 優勝を決めた今の気持ちは

「前期の始まりはなかなか上手くいかない時期が続いて、良い雰囲気でやれてなかった部分もあるんですけど、アミノ杯で全国に行こうとみんなで決めて、その目標に対して前期の流れが悪かったところから立て直していけたのが、天皇杯予選の優勝にもつながったと思う。最上級生の4年生の自分たちが雰囲気作りというか練習から勝てるチームの雰囲気を作り出せたのが勝てた要因だと思う」

―― SC相模原の攻撃陣に対してどう対応しようと考えていたか

「自分の中では相手がすごいという驚きは正直あまりなくて、自分はこういう相手でもできる自信があった。もちろん関東リーグに比べたらプロのレベルは高いけど、そこは上手く対応できたと思う」

―― 中断もあって気持ちの面で難しさはあったか

「アミノ杯で準優勝という結果までいって、そこで満足しがちだと思うけど、アミノ杯で優勝を獲れなかった悔しさがみんなにあって、そこが天皇杯はしっかりタイトルを獲ろうという気持ちの保ち方につながったと思う」

―― 無失点に抑えた手ごたえは

「Y.S.C.C.横浜戦も無失点で、今年のチームは去年失点が多かった分そこを改善しようとディフェンス陣でも話していた。最後まで集中して後ろから声掛けできたことが要因だと思う」

▲最終ラインの要として、守備で声をかけ続けた

―― 天皇杯1回戦(筑波大戦)に向けた意気込み

「ここまできたら相手がプロとか大学生とか関係ない。まだ何も成し遂げていないので、チャレンジャー精神で上だけを目指してハングリーにやっていきたい」


橋本 燦 (ネット情報3・帝京長岡高)

―― 優勝を決めた今の気持ち

「天皇杯出場を決められて良かった。自分含めチームみんなが、次のステージに挑戦できる機会を得られたことはすごく嬉しい」

―― 得点シーンを振り返って

「(道白)優斗(文3・流通経済大柏高) から確定でヒールパスが来ると思っていた。(利き足ではない)左足は別に得意じゃないけど、優斗が奪ったDFが来ていると思って、来てるから打たないとと思って打ったら良いとこ当たって運よく入ったみたいな感じでラッキーだった」

▲貴重な先制ゴールを決めた橋本

―― この日は右シャドーでスタメン。公式戦2戦連発となったが結果がでてきたことに関しては

「怪我をしていて試合勘も全然無かったんですけど、徐々に新しくチームが変わって、戦術とかも落とし込めていけてると思う。もっと数字のところはこだわりたい。優斗だったり(佐藤)柚太(経営3・白根高) は数字のところで結果を残せているので、自分も2人に負けないように頑張りたい」

―― 今大会を振り返ると、予選の序盤ではボールボーイを務めていた。自らがチームを天皇杯に導くゴールを決めた。そのあたりは

「3試合連続でボールボーイを務めていて、チームは勝った反面、自分は何も貢献できていない悔しさもあった。リーグ戦もはじまってチームとしてなかなか結果が出ない中で、アミノ杯と天皇杯と少しずつ試合に絡んでいって、最後の最後自分がチームを勝たせられたことはものすごく良かった」

▲橋本は天皇杯予選の序盤ではボールボーイを務めていた(写真後方、手前は岡田)

―― 天皇杯は予選の1番下から下剋上を繰り返した、今大会を振り返って

「正直、県知事杯(出場校決定戦)はプレシーズンの腕試し的な公式戦だと思っていたので、去年も負けていたので、正直ここまで行くかみたいな快進撃だと思う。他の大学からしても専修が県代表なので、自分もそうですし、チームメートもみんなびっくりしている」

―― 天皇杯1回戦(筑波大戦)に向けた意気込み

「せっかく天皇杯に出て同じ大学生の相手に負けて敗退はしょうもないと思うので、勝って柏レイソル相手に自分たちがどこまで戦えるか、ものすごく楽しみなのでそこの舞台までしっかり努力を怠ることなく2週間できることをやれればと思う」


関谷 輝 (経済3・与野高)

―― 優勝を決めた率直な気持ち

「シンプルに嬉しい。相手がJのチームで格上の中で、勝ってタイトルが獲れたのは大きいと思う」

―― SC相模原にどう挑もうと考えていたか

「相手が結構蹴って来ることが分かっていた。アミノ杯決勝の法政大戦で攻撃の質で差を感じていた部分なので、決勝が終わってから1か月ずっとやってきたことが出たと思う」

―― 後半5分で一時中断。そのあたり気持ちの面での保ち方は

「あまりこういう経験はないなかで、リラックスしながら再開したときにはしっかり集中できるように意識していた。出ている選手だけではなくて、ベンチ外の選手も声をかけていた」

―― 神奈川県予選は関谷選手のゴールで始まった。半年前からの成長は

「今日はゴールを決められなかったけど、ある程度の強度を保ったままプレーできたのは良かった。自分だけでなくパスをつなげる場面も増えてきたので、みんながレベルアップしたと思う」

▲出場校決定戦(産能大戦)でゴールを決めた関谷

―― 関谷選手は浦和レッズユース出身。相手の元浦和所属・武藤雄樹選手との対峙には思い入れはあったか

「自分が倒れたときに武藤さんがきて、びっくりした。武藤選手がいるってのは頭に入っていなくてMUTOという文字をみて武藤選手だと気づいた。嬉しかったし良い思い出だった」

―― 天皇杯1回戦(筑波大戦)に向けた意気込み

「大学生との試合になるが、自分たちを一回作り直して、今日できなかったことも多いので、もっと自分たちが支配できるように頑張りたい」


〈神奈川県予選結果〉

決勝 vs SC相模原 1-0

準決勝 vs Y.S.C.C.横浜 2-0

3回戦 vs 桐蔭横浜大学 2-0

2回戦 vs 東海大学 3-3(PK4-3)

1回戦 vs 桐蔭横浜大学FC 3-1

出場校決定戦 vs 産業能率大学 3-2



天皇杯 JFA 第106回全日本サッカー選手権大会1回戦は8月19日にレモンガススタジアム平塚で筑波大学と対戦する。


▲掴んだ自信と、消えない渇望。

切り拓く旅路の先に、まだ見ぬ景色が待っている


取材=佐藤佑樹(経済3)、作田夏楓(文2)