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2026.07.29
卓球

【卓球部】女子、悲願の日本一に 島村が殊勲賞 男子は全国6位

〈2026年(令和8年)第95回全日本大学総合卓球選手権大会(団体の部)=7月15日~18日 横浜武道館〉


 大会最終日を迎えた18日、勝ち残った4校が日本一を目指し、熾烈な争いが展開された。春季リーグの王者である専大は準決勝で愛工大を下し、決勝に駒を進めた。決勝では同じく関東1部の日体大に勝利し、11年ぶり16回目の日本一の栄冠を手にした。

 

▲悲願の日本一に返り咲いた専大女子卓球部


 ◎強豪・愛工大と準決勝で衝突

 トーナメントを勝ち上がった専大は、準決勝で優勝候補の愛工大と対戦。首藤成美(文3・希望が丘高)、島村果怜(文1・横浜隼人高)の両者はどちらも競り勝つも、3番のダブルスはフルセットの末、敗れた。しかし、4番手に出場した田旻一(文1・桜丘高)がストレート勝利し、専大は決勝進出を決めた。


▲勝利後、加藤監督とハイタッチをする首藤


 ▲フルセットを制した島村


▲全力で応援を送るベンチ


▲専大の決勝進出を決めた田


 ◎決勝の相手は同じ関東1部に所属している日体大

 愛工大を破った勢いそのままに決勝の舞台へ。対するは関東学生卓球リーグ戦で専大がリーグ優勝を決めた時の対戦校、日体大だ。

 

 1番手はエース・首藤が登場した。1セット目は相手のバックハンドで主導権を握られ、3-11でセットを献上。2、3セットは恐れず振り抜き、攻めの姿勢を見せるも、ストレート負けを喫した。


 ▲コースを意識したプレーを見せた首藤


 2番は田が出場。準決勝(対愛工大)でも見せた圧巻なサービスが決勝でも輝いた。1セットを奪われるも、サービスエースや得意な上回転でラリーを制し、3-1で田が勝利した。

「今大会は自分のプレーをしっかり出すことができ、めっちゃ嬉しかった。成長したと思った」と田は振り返る。

 

▲鋭いバックハンドを放った田


 3番のダブルスは首藤・遊佐美月(経営3・愛知みずほ大学瑞穂高)が担った。1セット目から早いテンポのラリーが繰り広げられた。首藤のサービスや、遊佐の巧みなコース取りで点を重ね、相手に1セットも渡さず優勝へ王手をかけた。

 

▲2度のデュースをものにした首藤(右)・遊佐(左)


 ここで勝てば日本一が決定する4番手を任せられたのは、今年の新人戦で優勝した島村だった。島村のサービスから始まり、2本のサービスエースで幕が開けた。一時、3-6と逆転を許すも、フェイントをかけるなど工夫をし、流れを引き寄せた。バック対決も粘り勝ち、14-12でセットをものにした。2セット目では気迫のバックハンドがさく裂し、点差をつけてセットを連取した。3セット目は8連続得点をするなど、主導権を握り続け11-5でセットを制した。

 「今大会はどんな場面でも、しっかりと自分から押し込むことができて良かった」と島村は語る。決勝戦を勝利で飾った島村は「とても嬉しかった」と笑顔で話した。

 

▲強気の姿勢を見せた島村


 この結果、専大女子卓球部が勝利し、11年振りの日本一に輝いた。

▲悲願の“日本一”に思わず涙


▲観客席に手を振り感謝を伝える


▲優勝旗を受け取る首藤


 ルーキーの2人は初めてのインカレとなった。「ベンチと観客席の声が心強かった」と田、島村は「初めてのインカレで、人生で初めての日本一になれたのが嬉しい」と語った。


 また、全勝という成績を収めた島村に殊勲賞が与えられた。「春リーグでは結構負けてしまって、チームにも迷惑かけてしまったことが多かったけど、今回の大会では出場させていただいた場面では全て勝つことができて嬉しい」と喜びをあらわにした。

 ▲日本学生卓球連盟会長から賞状を受け取る島村


 準々決勝で日本大に敗れた男子は全国6位と、去年より1つ順位を上げた。

 

 新体制から負け無しの専大女子卓球部。彼女らの大躍進はどこまで続くのだろうか────

 


▲卓球部の行く手は光に充てり



文=大石真碧(文3)

写真=君嶋悠樹(経済3)