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〈関東大学ボクシングトーナメント3部決勝=6月27日 後楽園ホール〉
関東大学ボクシングトーナメント3部決勝が6月27日、後楽園ホールで行われた。出場した4階級中、3階級の選手が優勝。チームも3部優勝を果たし、2部への復帰を懸けた入れ替え戦への切符を手にした。
▲試合前、挨拶に向かう専大の面々
◎齋藤は積極的に攻めるも1ラウンドでRSC負け
初戦に登場したのはフライ級、齋藤幸一(商3・日大山形高)。序盤から距離を詰め、果敢にパンチを出す。打ち合いを展開するも2分21秒、相手の右フックが顔面に直撃しダウンを奪われた。その後すぐに立ち上がるもレフェリーが試合を止め、1ラウンドRSC負けという結果に終わった。
▲RSC負けに終わった齋藤
◎糸井は打ち合いの末判定勝ち 入れ替え戦へ「絶対に勝つ」
続いてバンタム級には糸井芦澪(文1・伊勢崎工業高)が登場。「とにかく緊張した」と試合を振り返った糸井は「1・2ラウンドで結構(ポイントを)取られたと思って、行くしかないと」と3ラウンド目に勝負を懸けた。ゴングが鳴るとすぐに接近戦となり、激しい打ち合いに。互いのパンチが決まる度に会場からは大きな歓声があがった。判定の末、3対2で糸井のWP勝ちとなり、後楽園ホールのデビュー戦で堂々の結果を残した。
次戦は入れ替え戦。意気込みを聞くと「絶対に勝って、自分が(チームを)2部に上げてやるという気持ちで臨む」と力強く語った。今大会、会長奨励賞も受賞したルーキーの拳に更なる期待がかかる。
▲判定勝ちを収めた糸井
◎副キャプテン・角田は後楽園で貫録の勝利
ライト級には副キャプテン・角田琉星(商4・日大山形高)が出場。「入れ替え戦を想定しているので、怪我(の可能性)が少ないプレーを心掛けた」と試合の入りから距離を取り、的確にパンチを当てる。このファイトスタイルは試合全体を通して徹底され、着実にポイントを稼いでいった。3ラウンドを戦い抜き、判定の結果5対0のWP勝ちを収めた。
勝利の要因について「後楽園ホールでは10回以上試合に出ている。その気持ちの余裕、経験も要因になった」と4年生の「貫録」が強みになったと明かした。
入れ替え戦に向けては「最後の試合なので、そこで気持ちよく勝って、みんなで笑って終わりたい」と有終の美を飾る決意を見せた。経験豊富な4年生が、最後のリングに上がる。 
▲経験値の高さを示した角田
◎キャプテン・後藤は2度のダウンも判定勝ち 「2部に上げて終わりたい」
最終、ライト級に登場したのはキャプテン・後藤海晴(商4・大分工業高)。試合を振り返って「とても疲れた。相手はタフな選手で、打っても下がらなかったので、やりづらかった」と感じた戦いにくさについて口にした。
試合は序盤から後藤が足を使いながらパンチを繰り出す展開に。2ラウンド目には接近しての打ち合いも見られた。迎えた3ラウンド目、後藤は2度のスタンディングダウンを喫する。それでも1・2ラウンドのポイントで上回り、結果は4対1のWP勝ちとなった。
入れ替え戦に向けて「今年(ボクシング部は)100周年なので、入れ替え戦に勝って2部に上げ、良い終わり方をしたい」と決意を口にした。2部復帰を置き土産にするための、キャプテンの覚悟が見えた。

▲判定勝ちを収めた後藤
入れ替え戦は7月25日、駒澤大学ボクシング場にて立教大学と対戦する。
〈出場選手・試合結果〉
【F】●齋藤幸一(商3・日大山形高)RSC 1R 2’21
【B】○糸井芦澪(文1・伊勢崎工業高)WP 3-2
【L】○角田琉星(商4・日大山形高)WP 5-0
【W】○後藤海晴(商4・大分工業高)WP 4-1
文=宇佐美穣(文3)
写真=佐藤佑樹(経済3)、宇佐美

