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〈春季オープン戦=7月4日 東海大G 専大A 22-42 東海大A、専大B・C 19-101 東海大B〉
春季オープン戦の最終戦は東海大と対戦した。気温30度を超える炎天下のなかで行われた第1試合は、善戦するも後半の連続失点が響いた。前半8分にラインアウトのミスを突かれて先制されるが、14分に東海大のノックフォワードで得たスクラムから二次攻撃で左サイドに展開し、連続アタックで佐藤瑛斗(経済3・日川高)が同点トライ。24分には東海大のキックが専大側のタッチインゴールを超え、スクラムから梶原健汰(経営2・大分東明高)のビッグゲインで2点差に追い上げる。終盤にはトライライン付近でのラインアウトからモールを組んで押し進み、松本朝陽(文1・東京高)の逆転トライで17-14。
後半には3分に藤間悠太(経済2・常翔学園高)のゲインから敵陣に進入すると、連続アタックで相手のディフェンスラインを押し下げる。東海大のペナルティで後藤武尊(経営3・東福岡高)がタップキックから攻撃を再開すると、またも反則を誘発し、ラインアウトからフェーズを重ねて佐藤瑛がトライ。しかし、ここから東海大の4連続トライで試合をひっくり返された。前半はスコアで上回ったが後半に意地を見せられ22-42と敗戦を喫した。
▲川瀬雄介(経済1・秋田工業高)がノックフォワードを誘発

▲佐藤瑛のトライ後
▲梶原が低いタックルから相手の前進を食い止める


▲梶原が左サイドを突破してトライ

▲後半最初のトライに喜ぶ選手たち

▲失点の場面
第2試合は力の差を見せつけられる一戦となった。試合開始早々に先制されたが、6分にはスクラムからのバックス展開で素早く攻め込むと、相手に寄せられながらも奥野裕次郎(経営4・専大松戸高)がトライ。10分後、敵陣右サイドでのラインアウトからじわりじわりと攻め続けると、最後は中務汰一(経営2・東福岡高)がグラウディング。それでも東海大にリードを許す展開が続く。12-42となった38分には、ラインアウトから細かいパスでサイドを揺さぶり、大久保怜(経済4・東福岡高)のパスを受けた金田奈琉(経営1・國學院大學栃木高)がトライ。しかし前半終了直前にトライを奪われ、30点差を詰めることが出来ず。
ハーフタイムには6人を入れ替えて反撃を試みたが、東海大の勢いは更に強まった。専大は攻守でミスが目立ち、セットプレーからのトライで立て続けに点差が広がる。終わってみれば後半は1トライも奪えず、7連続トライで突き放されるなど東海大の流れを断ち切れず完敗した。
▲バックス攻撃から奥野がトライ

▲モールでトライラインに迫ると中務がトライ


▲金田が相手のタックルを受けながらもグラウディング

▲試合終了間際にもトライされ、101失点と悔しい結果に終わった

▲第2試合終了後、全体ミーティングで選手たちに話す石倉監督
石倉俊二監督インタビュー
―――第1試合の振り返り
「怪我人が何人かいるなかでも自分たちがやろうとしていたことはできたかなと思う。東海大も主力メンバーがいなかったかもしれないが、自分たちも同じだからそこは気にすることでは無かった。極力失点を抑えて、なおかつ確実にトライを取っていくというところでは60分くらいまではできていた。最後の20分で20点ほど取られたことは反省すべき点で、まだまだスタートメンバーとリザーブメンバーに差があるのかなと感じました」
―――第2試合の振り返り
「前半についてはトライを取れたというのはあるが、ちょっと取られすぎかなと。2試合目のメンバーは秋になったらジュニア戦に出なければいけないと思う。その意味ではもうちょっとできたのかなと思うし、少し頑張りが足りなかったかなと感じています」
―――東海大はリーグ戦でも対戦することになる。良い前哨戦になったのでは
「通用するところは十分通用できたと思っている。コンタクトの部分でも負けていないところが多かったですし、モールからトライを取りきっていて、相手のモールを抑えることもできていたので、自信を持つところもいっぱいありました。ただ、2試合目はまだまだ気持ちの問題で負けているところが多くあるので、ちょっと残念かな。まだまだできると思います」
―――オープン戦全試合を終えての総括
「最初のうちはミスが多かったが、良くなってきたかなと。立教戦ぐらいから徐々にチーム力が上がってきたかなと、上のチーム(Aチーム)についてはそのように思っています。ただ、まだまだやはり2試合目のメンバーですけれども、ちょっと変わっていないかな。あまり成長が見られないのでそこは残念ですけど、まだまだできると思っているので頑張って欲しいなと思います」
―――9月のリーグ戦に向けて、どのようにチーム作りをしていきたいか
「これから夏合宿に向けて8月に強化練習、半ばから試合を菅平でやって、9月から公式戦を迎えるが去年とは違う。去年は2部でのスタートだったので、徐々に上げていければという感じで入替戦にピークを持っていった。今回はもう9月の頭にトップスピードにしなくてはいけないので、そういう意味では8月の一か月が凄く重要になってくると思います。そこでしっかりとチーム力を上げて、『専修のディフェンスは凄い』と、『強い』と思われるようなチームにしていきたい」
今季の春シーズンを終えて、来月には伊勢原合宿と菅平合宿で更なるチームの強化を行う。そして、ラグビー部が目標として掲げる『選手権出場』を達成するために鍛錬を積み重ねる。
文、写真=藤林利英(文3)

