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〈専修大学男子バスケットボール部80周年記念式典・祝賀会=6月20日 専修大学生田キャンパス2号館7F蒼翼の間〉
6月20日に今年度創立80周年を迎えた専大男子バスケ部の記念式典と祝賀会が開催された。現役部員とOBが世代を超えて交流し、総勢100名以上の参加者で賑わいを見せた。

OB紹介では佐々木優一監督から、キング開選手(令4卒)、淺野ケニー選手(令7卒)、市場脩斗選手(令7卒)へのインタビューが行われた。
横浜ビー・コルセアーズで8年目を迎えるキング選手は、「すごく学びのあるシーズンだった。初めての横浜アリーナでの試合もして、佐々木監督も応援に駆けつけてくれて。そこで勝利できなかったのはすごく悔しいんですけど、本当に素晴らしい舞台で試合できたっていうのは、自分の中でも大変大きい思い出になった」と新たな経験を糧にしたシーズンを語った。
さらに、「来シーズンからB.LEAGUEはB.PREMIERという新しい規定になって、チャレンジの年になる思うので、そこはすごく個人的には苦しい。ビーコルとしてもB.PREMIER1年目でどれだけ結果を残せるかっていうのはすごく重要になってくる。自分の持ち味を十分に発揮して、少しでも上の成績を収められるように頑張っていきたい」と意気込んだ。
プロ1年目を終えた淺野選手は「苦しい入りをしたチームなので、プレータイムとか一応もらえてはいたんですけど、本当に少ない時間で。自分としても何をしていいかわからないっていう中で始まったのですが、後半では大事な場面で起用していただくことになったので、すごく成長を感じたシーズンになった」と自身の1年を総括した。
また、来季の規定改定を見据え「外国人選手のマッチアップが多くなるので(しっかりと)戦っていきたい。チームとしては、なかなか優勝の景色が見えていないので、そこを目指して頑張りたい」と語った。さらに、「2人のように優一さん(=佐々木監督)に試合を見に来てもらえるように頑張りたい」ともう一つの目標を笑顔で掲げた。

▲淺野選手(中央)の回答に、キング選手(右)、市場選手(左)からも笑顔が溢れた
市場選手は「チームとしてはチャンピオンシップ進出を目指していて、そこに届かなかったので、すごく悔しい思いをした。個人としては、とても楽しく1年間プレーできて、成長を感じられた」と昨季を振り返り、「去年はできていないので、チャンピオンシップ進出を目指してチーム一丸となって頑張っていきたい。自分自身も2年目として覚悟と責任を持ってプレーしたい」と来季への思いを口にした。
現役部員へ向けて、キング選手は「今は1部に上がらなくてはいけないプレッシャーとか色々あると思うけれど、まずは“バスケットボールを楽しむ”ということを忘れないように。みんなバスケが本当に大好きでこの大学に入って頑張ってると思うので、まずはバスケをしっかり楽しむこと。もっと上を目指したい人がいるんであれば、日頃の小さな積み重ねが将来の自分へとつながるので、そういうところをしっかり忘れないで、日々厳しく頑張っていってほしいなと思う。応援している」と熱く語った。
淺野選手は「開さんが全部言ってくれたので難しいのだけど、やっぱりコミュニケーションを取ってほしい。僕が現役の4年間は本当に優一さんと沢山コミュニケーションをとらせていただいて、そういった中でいいチームでバスケットをやることができたと思う。監督・コーチ・スタッフ含めて、全員でコミュニケーションをとってやっていってもらえたら、いい結果が見えるのではないかな。みんな応援してるんで頑張って」と激励した。
市場選手も「2人が全部言ってしまったんですけど、やっぱり本当にバスケットボールを楽しんで、日々の練習を頑張って欲しい」とエールを送った。
▲プロで戦うOB選手からメッセージが送られた
続いて現役部員紹介では、ダブルキャプテンの一人・山口隼(経営4・北陸高)が挨拶を行った。「今シーズンは1部復帰、インカレ制覇に向けてこれからもバスケットボールに打ち込んでいく」と力強く宣言した。

佐々木監督は、昨季35年ぶりに2部へ降格したことについて「監督として深くお詫び申し上げる」と謝罪。その一方で「トラブルがあった中でも言い訳をせず、一生懸命戦ってくれた」と選手をたたえ、「死に物狂いで1部復帰、そして2002年以来となる日本一を目標に、選手・スタッフ全員で戦っていく」と改めて決意を述べた。

▲80年の伝統を背負い 1部復帰誓う
式典後のインタビューで山口は「80周年記念っていうところで、目上の方から近い先輩までお目にかかることができて、こういう長い歴史の中でバスケ部が発展してきたっていうのを感じられた」と感慨を語った。
OBとの交流では、キャプテン経験者でもある淺野選手らから「チーム全体で共通認識を持って挑むとよいのでは」と助言をもらったという。「リーグ戦では2部でしっかり勝ち切って、入れ替え戦への挑戦権を獲得し、1部復帰を果たしたい」と誓った。
佐々木監督は「前回の70周年よりも幅広い世代に来ていただいて。今回は大学を貸してもらえたので、OBの方々も久しぶりに母校に来る機会があって、久々に会ったという人たちもかなり多くいたので、そういう機会としてもすごく良かった」と80周年の節目を振り返った。
「1部復帰は絶対マストだと思っていて、目標というよりは使命であり、覚悟を持ってやっている。とはいえ、そんな簡単にはいかないっていうことは選手たちも私たちも理解している。でも、OBの方々が積み上げてきたものが今につながっているということを改めて私も感じることができたし、選手たちも幅広い世代のOBの方々と接する中で、やらなければいけないっていう自覚が今以上に芽生えたと思う。ここからまた1部リーグ復帰に向けて、覚悟を持って死に物狂いでまた頑張りたい」と力を込めた。
80年の歴史を受け継ぐ専大男子バスケットボール部。OBから受け継いだ思いを胸に、再び関東1部の舞台へ挑む。
文=臼井千晴(文3)
写真=君嶋悠樹(経済3)、臼井

