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2026.06.26
バレー

【バレー部】念願の1部復帰! 大東文化大をストレートで下す

〈2026年度春季関東大学バレーボールリーグ戦第11節=5月23日 大東文化大学東松山キャンパス 専大3ー0大東文化大〉

 

 春季最終節、専大は優勝をかけ大東文化大学と対戦した。第1セット序盤は、拮抗した展開となった。それでもマサジェディ翔蓮(文2・福大大濠高)や塚田国光(法4・船橋二和高)らのテクニカルなスパイクが光り、リードを保ち続けた。最後は主将の新居良太(経済4・開智高)がキレのあるクイックで決め、第1セットを獲得。 続く第2セットもシーソーゲームとなったが、岡本亨介(法2・岡谷工高)のサービスエースやサイドからのスパイクで流れを掴み、セットを連取した。 第3セットは相手の緩急のあるプレーに苦戦したものの、専大の攻守両面が機能し流れを引き寄せた。最後は新居が主将らしい豪快なクイックで決め、セットカウント3-0で勝利した。11日間に渡る激闘を制した専大は春季リーグ戦を9勝2敗で終えリーグ優勝を飾った。 この結果を踏まえ専大は、念願の1部復帰を果たした。

 

 個人賞として、新居がアタック賞と優秀選手賞、稲垣陽斗(経営4・海星高)がブロック賞、マサジェディがサーブ賞、松元空星(経営1・日南振徳高)が新人賞を受賞した。



第1セットスターティングメンバー

 

OH:#14マサジェディ #18岡本


MB:#1新居 #2稲垣

 

OP:#4塚田

 

S:#24松元

 

L:#12松下


 優勝に向けいつも以上に気合が入る専大は、第1セット序盤から攻めの姿勢を見せる。稲垣が1点目を取ると、続けて塚田、マサジェディ、岡本が鋭い強打を放ち、相手を揺さぶっていく。中盤でスパイクが相手ブロックに止められ、相手の強烈なスパイクにレシーブで崩される場面も見られた。しかし、今試合で専大は雰囲気の良さを発揮し、ミスした時には選手同士でコミュニケーションを取り合い、常に前向きな姿勢を見せた。良い空気感の中、松元が相手の強打を1枚で止め、その直後コートサイドを狙ったスパイクで連続得点した。マサジェディが今試合でもサービスエースを決め、好調ぶりを見せた。最後は、主将の新居がクイックで締め、25-19でこのセットを獲得した。

▲キレのあるスパイクで得点した塚田

▲今試合サービスエースを決めた岡本のサーブ


 続く第2セット、序盤はマサジェディが相手の3枚ブロックを破る強打で得点し、2本目のサービスエースを決めるなど専大は好調をキープする。相手の鋭くスピードのあるスパイクにブロックで止めきれない場面も見られ、序盤はシーソーゲームとなった。それでも、稲垣がセンター方向に強打を放ち、続けてマサジェディも威力のあるスパイクで相手ブロックを崩し、徐々に点差を広げていく。稲垣や岡本のブロックが冴え、マサジェディが持ち前のサーブで相手を揺さぶっていき、さらに塚田がコートギリギリのラインにスパイクを放ち、畳みかけていく。最後は塚田が好レシーブで繋ぎ、マサジェディがスパイクで得点し、25-20でこのセットも連取した。このセット、マサジェディや塚田を中心にトスが上がっていた。松元は「練習の時からマサジェディにはトスを集めていた部分もあって、塚田選手は今日のコンディションが良いのを見てトスを集めた」と自身のトスを振り返った。

▲トスする松元


 セットカウント2-0で迎えた第3セット、マサジェディがスパイクで1点目を取ると、岡本がレフト方向に鋭いアタックを放つ。新居がブロックで相手の強打を止めると、その後キレのあるクイックで得点した。トスが嚙み合わない部分も見られたが、今試合好調の専大打線が光り、塚田、マサジェディを中心に攻撃を畳みかけていく。岡本のスパイクでマッチポイントを取り、最後は新居が主将の意地を見せ、豪快なクイックで得点した。25-17でこのセットを獲得し、セットカウント3-0で大東文化大を下し、念願の1部復帰を果たした。

▲試合後、1部昇格を喜び合う選手たち

▲サービスエースと強烈なスパイクで魅せた

マサジェディ

 

 マサジェディは「このチームとしてまとまりがあった試合だったと思う。今までは個々のプレーだったり、1人がずば抜けているけれど周りはついてこられないというプレーが先週は続いていた。今日はチームが1つになってバレーボールができたんじゃないかと思う」と試合を振り返り、チーム一丸となりプレーできたことを実感した。

 自身のスパイクについては「今日はあまり合わなかったが、パイプが回ったのは非常に嬉しい。相手をハイボールのシチュエーションにさせたり、相手の嫌がるプレーを考えながらプレーした」と話した。


 初めての春季リーグを終えた松元は「最初に比べて、トスがばらつきとかがなくなって安定して、ブロッカーも振れるようになって、ちょっとは成長したかなと思う」と成長点を挙げた一方で「決めるところで上げきれないトスとかがあるので、そこはまだ足りないかなと思う」と今後に向けての反省点も同時に述べた。


 主将として最後の春季リーグを戦った新居は「僕は元々キャプテンをやってきていなかった人生だったので、キャプテンシーの取り方とかチームの引っ張り方というのは全く分からないところからスタートした。自分なりに、去年の優斗さんの姿とかも思い出しながらどんなキャプテンになっていくかというのを考えた上で、今年はミドルでプレーで引っ張るというよりも声とか雰囲気とか厳しさで引っ張っていかないといけないなと思った。そこが自分の中で成長できたかなと思う」と試行錯誤しながらもキャプテンとしてあるべき姿を見出していった。

▲今試合でも積極的に声かけを行う新居

 

 今後迎える1部はよりハイレベルな戦いが予想される。


 新居は「今年は2部からスタートして、しんどい思いを自分がしてきたので、後輩にはそういう思いをしてほしくない。僕ら4年が来年も春、下級生が1部でできるように結果を残して、そこを意識しながら勝っていきたい」と1部に向けて決意を新たにした。


文=武田慧一(法2)、平野百々花(人間科学3)

写真=臼井千晴(文3)