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2026.06.21
サッカー

【サッカー部】今季初出場の塚越が決勝弾 1部駒大相手に主将「今年を象徴する勝利」でアミノ杯4回戦進出

「アミノバイタル®」カップ2026 第15回関東大学サッカートーナメント大会 兼 総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント関東予選



3回戦 VS駒澤大学体育会サッカー部



6月19日(金) 11:00 Kickoff


 

@時之栖スポーツセンター舟久保グラウンドH(静岡県裾野市)



専大 1-0 駒大


専大 塚越


 アミノバイタルカップ3回戦は駒澤大と対戦し、1-0で勝利した。2018年度以来の全国大会出場を目指す専大は、昨季総理大臣杯3位の駒大と対戦。前半はやや駒大ペースで試合が進み、そのままスコアレスで試合を折り返す。すると後半10分、上林のゴールキックを志村が高い位置で収めてスルーパスを供給。これに反応した塚越が左足でシュートを突き刺し、先制に成功する。その後は高さを生かした駒大の攻撃を粘り強くはね返し続け、1点のリードを守り切って試合終了。専大が2年ぶりに4回戦進出を決めた。

▲決勝ゴールを決めた塚越


〈試合前情報〉

 直近の試合からのスタメン変更は3名。佐藤春、橋本、橘が外れ、志村、那須、塚越が入る。


以下、スターティングメンバー(3-4-2-1)

GK 21 上林 真斗(法4・昌平高)

DF 2 岡田 海人(法4・浜松開誠館高)

DF 4 鈴木 嘉人(経済3・実践学園高) 

DF 23 溝口 敢大(文3・飯塚高)

MF 5 志村 ぼん(経済4・韮崎高) 

MF 3 佐藤 柚太(経営3・白根高)

MF 6 関谷 輝(経済3・与野高)後半24分OUT

MF 19 岡本 大和(法3・長久手高)

FW 14 那須 奏輔(経済3・東海学園高)後半15分OUT

FW 7 道白 優斗(文3・流通経済大柏高) 

FW 16 塚越 幹太(経済4・専大松戸高)後半31分OUT


途中出場  

MF 8 橋本 燦(ネット情報3・帝京長岡高)後半15分IN

MF 13 小林 亮太(経済4・仙台大附属明成高)後半24分IN 

FW 9 山下 基成(文4・大津高)後半31分IN 


〈試合展開〉

 2018年度以来の総理大臣杯出場を目指す専大は、4回戦進出を狙って関東1部所属の駒大と対戦した。前半は、一進一退の攻防となる。駒大の185センチを超える強力な2トップの攻撃を跳ね返す時間が続く。前半19分、混戦から放たれたシュートを上林がセーブ。ピンチを迎えるが、素早くセカンドボールに反応し、失点を許さない。前半30分以降は、相手陣地で落ち着いてボールを回す時間が続くがセットプレーからピンチを招く。前半43分、相手に前半6本目のCKを与えると、頭で合わせられる。これはGKの上林がパンチングでセーブし、失点を許さずに試合を折り返す。



 後半7分、ペナルティエリア手前で佐藤柚がボールをキープして、最後は道白がシュート。前半シュート1本に抑えられた専大が、チャンスを作る。すると後半10分、上林のゴールキックから一瞬の隙を突いた。守護神が前線に送ったロングボールに志村が反応。相手DFの処理ミスを見逃さず、ペナルティエリア手前でボールを収めると、塚越にスルーパスを送る。これに反応した塚越が左足で落ち着いて流し込み、専大が数少ないチャンスをものにして先制に成功する。先制点直後は、専大が押し込む時間が続く。直後の後半16分、塚越のキープから道白がシュート。これは相手GKに阻まれるも、攻勢を強める。



 後半終盤に差し掛かると、相手がロングボールで簡単にゴール前にボールを供給するようになる。これを岡田、鈴木、溝口の3CBを中心に跳ね返す。ディフェンス陣の背後を突くボールに対しても、GKの上林が集中した守りを見せ、相手の攻撃をシャットアウト。相手の攻撃枚数が増えた終盤も守り抜き、試合終了。専大が塚越の1点を守り、2年ぶりに4回戦進出を決めた。



〈PICK UP PLAYER〉

塚越 幹太

今季初スタメン・初出場・初ゴール・決勝点

 セカンドリーグでもがき続けていた4年生FWが大一番で専大を勝利に導いた。塚越は今季、この日までトップチームでの出場はなし。セカンドリーグに当たるインディペンデンスリーグ(以下、Iリーグ)でトップチームでの出場を虎視眈々と狙っていた。Iリーグでは、今季7試合に出場し、5ゴール1アシスト。活躍が認められ、第11節の立正大戦で今季初のベンチ入りを果たした。6日前に行われた流経大戦もベンチ入りを果たし、2試合連続でトップチームに帯同するも、出番はなかった。チームとしてリーグ戦2試合勝ちなしで迎えたこの日、塚越は公式戦では約1年ぶりとなるトップチームでの出場を果たす。前半は、なかなかボールを収めることができなかったが、後半10分に値千金のゴールを決める。「(志村)ぼんから良いボールが来た。足元にパスが来たのでもう(足を)振るだけだった。ぼんのおかげ」と得点シーンを振り返った。


 主将の志村は塚越について、「今年に入ってからなかなか出場機会が無いなかで、彼なりに練習でもコツコツやっていた。練習外のフィジカルのトレーニングも個人としてやっていた。そういう選手がスタメンで出て結果を残したことはチームにとって非常に大きい」と塚越の努力を理解していた。

▲愚直に練習に励んだことが実を結んだ

 FWとしてこれまで今季の多くの試合で1番手を任されてきたのは山下。山下のトップチームでの活躍は塚越にとって刺激的だった。「自分も負けられないというか、あいつよりももっとできる部分があると思っていた。それが今日少しでも示せたと思う」と継続的なスタメン奪取に意欲的だ。


 4回戦に勝てば総理大臣杯の出場が決まる。相手の東京経済大学は3回戦で昨年度関東1部王者の筑波大を撃破するなど勢いに乗る。専大は昨季の関東3部リーグで、同校にシーズンダブルを喫しており、雪辱を期す一戦となる。大一番に向けて塚越は「中1日でしんどいと思うが、全員で総力戦で戦いたい。自分もしっかり得点のところで結果を出してチームを全国に導きたい」と全国切符獲得へ意気込んだ。


志村 ぼん

5試合ぶりのフル出場で決勝点演出

4回戦進出を決めた気持ちは

「今年はなかなか自分たちの時間帯が作れない中でも我慢するプレーができている。無失点で我慢して1点取る、今年を象徴するようなゲームだった」


先制点のアシストを振り返って

「ロングボールが入ったタイミングで相手DFの頭上を超えると思っていた。そこを狙って、塚越に早めに渡して、フィニッシュしてもらった」


最後まで跳ね返して無失点に抑えた

「(鈴木)嘉人を筆頭に、オカ(岡田)と溝口も競り合いを頑張ってくれた。全員でカバーするところと、競り勝った時にセカンドボールを拾ったらチャンスになるのは全員が共通認識として持っていた。それを1試合通して続けられたのが良かった」


4回戦に向けて

「相手がどこでも自分たちのサッカーをやることと、粘り強く戦うところは変わらない。相手の分析を中1日でしっかりやって、必ず勝って全国へ行きたい」


4回戦は6月21日に時之栖スポーツセンター裾野グラウンドE1で東京経済大学と対戦する。


〈「アミノバイタル®」カップ 直近の結果〉

2026 4回戦進出

2025 3回戦敗退

2024 4回戦敗退 

2023 3回戦敗退

2022 3回戦敗退

2021 1回戦敗退 

2020 1回戦敗退

2019 2回戦敗退

2018 6位(総理大臣杯出場)

2017 1回戦敗退

2016 2回戦敗退

2015 6位(総理大臣杯出場)

2014 優勝(総理大臣杯出場)



文・写真=佐藤佑樹(経済3)