News

最新ニュース


2026.06.18
サッカー

【サッカー部】連勝ストップも5試合負けなし セットプレーで同点弾

JR東日本カップ2026 第100回関東大学サッカーリーグ戦2部 



第11節 VS立正大学体育部サッカー部



6月7日(日) 14:00Kickoff

 


@生田北グラウンド(川崎市多摩区)



専大 1-1 立正大


専大  関谷

立正大 西脇


 第11節は立正大学と対戦し、1-1の引き分けに終わった。3連勝中と勢いに乗る専大は、同じく3連勝で2位につける立正大と対戦。前半から両チーム決定機を作れずにスコアレスで折り返すと、後半19分に右CKから頭で合わせられて、先制を許す。しかし、そのわずか4分後に小林のFKを関谷が合わせて同点に追いつく。その後は、互いにチャンスを作りながらも仕留めきれずに試合終了。専大は連勝はストップも、5試合負けなしで勝ち点1を手にした。

▲関谷の同点ゴール直後


〈試合前情報〉

 前節からのスタメン変更は2名。鶴田、那須が外れ、小林、橋本が入る。


以下、スターティングメンバー(3-4-2-1)

GK 21 上林 真斗(法4・昌平高)

DF 2 岡田 海人(法4・浜松開誠館高)

DF 4 鈴木 嘉人(経済3・実践学園高) 

DF 23 溝口 敢大(文3・飯塚高)

MF 3 佐藤 柚太(経営3・白根高)

MF 6 関谷 輝(経済3・与野高)

MF13 小林 亮太(経済4・仙台大附属明成高)

МF19 岡本 大和(法3・長久手高)

M F 8 橋本 燦 (ネット情報3・帝京長岡高) 後半30分 O U T

FW 7 道白 優斗(文3・流通経済大柏高) 

FW 9 山下 基成(文4・大津高)後半29分 O U T


途中出場  

F W 20 橘 風芽(法2・浜松開誠館高) 後半29分IN

FW 17 福田 優成(商2・松商学園高)後半30分IN


〈試合展開〉

 リーグ戦3連勝中の専大は、4連勝を目指して立正大と対戦した。 前半6分、山下がボールを奪ってカウンターを開始。道白、橋本と繋いで最後は関谷がシュート。ここは相手キーパーに阻まれるも、奪ってからの鋭いカウンターでチャンスを作る。その後は後方からビルドアップを試みるが、なかなか決定機を作れないまま時間が進む。それでも上手く攻撃できない時間は、直近3試合をウノゼロで勝利してきた強固な守備で相手に大きな決定機を作らせない。前半36分、溝口が自陣深めの左でファウルを与えて、相手にFKを与える。これは決定機を免れるも、ファウルで相手の攻撃を止めるシーンが目立つ。前半40分にも自陣深めの右からFKを与える。ここは岡田のクリアで難を逃れたものの、終盤はやや押し込まれて試合を折り返す。


 後半5分、一瞬の隙を突かれて自陣PA内でシュートを放たれる。このピンチを先日よりロアッソ熊本への加入が内定したGKの上林のスーパーセーブで切り抜ける。直後の6分、道白が左サイドでドリブルを仕掛けて中央にクロスを送る。これは味方に合わなかったものの、流れたボールを最後は橋本がPA中央でシュート。直後のCKも得点には結びつかなかったが、道白が前を向いて後半頭からチャンスを作る。徐々に雨が強まる中、専大が決定機を迎える。後半17分、岡田から逆サイドの道白へロングボールを供給。道白は中央にダイレクトでパスを送ると岡本がフリックしたボールを橋本がPA内に切り込んで左足でシュート。これは相手のGKにキャッチされるも、複数人を経由した速攻でチャンスを作る。

▲後半シュートを放つ橋本 

 専大がチャンスを迎えるシーンが増えていたなか、立正大にセットプレーから均衡を破られる。後半19分、右CKを与えるとゴール正面で相手DFに頭で合わせられ、先制点を許す。リーグ戦4試合ぶりに先制点を与えた専大だったが、セットプレーからすぐさま同点に追い付く。後半23分、敵陣深めの左からFKを獲得する。キッカーは4試合ぶりにスタメンとなった小林。小林の正確なキックに関谷が混戦のゴール前で合わせて同点に追いつく。

▲関谷が頭で合わせて同点ゴール

▲アシストを記録した小林

 同点に追いついてからは互いに前への意識が強まりオープンな展開になる。雨でスリッピーになったピッチでファウルが増えるシーンが多かった。後半41分、佐藤柚が途中出場の橘にボールを預ける。受けた橘はトラップから反転してドリブルを仕掛け、切り返して右足でシュート。放ったシュートは相手DFに当たって、逆転弾とはならない。

▲切り返してシュートを放つ橘

 終盤は互いにセットプレーからチャンスを作るが、得点は生まれずに試合終了。専大の連勝は3で途切れたが、勝ち点1を手にしてリーグ戦5試合負けなしとなった。 



〈PICK UP PLAYER〉

橋本 燦

ボランチからシャドーへ 3年目で新境地 

 昨シーズンまでは中盤の底で攻守に顔を出していた男が、より得点やアシストといった数字が求められるポジションで汗を流している。橋本は、プレシーズンの天皇杯予選は腓骨骨折の怪我で出場なし。リーグ戦2節の産能大戦が今季初出場だった。怪我から復帰後4試合はボランチの関谷に代わっての途中出場が続いていたが、6節の城西大戦以降は右シャドーで出場機会を得る。


 この日も前半6分からチャンスを作った。右サイドからクロスを送り、関谷のシュートを演出。前半30分には、右サイドでビルドアップに関わってリズムを作る。「高い位置に(佐藤)柚太がいる時に自分がそこの脇に落ちていくことは意識していた」とボランチの経験を活かしながらプレーしていた。後半17分には速攻からシュートを放つなど、存在感を示した。


 そんな橋本だが、今季はまだフル出場は無し。昨年の前期は11試合中7試合でフル出場だった。「去年はフル出場できた試合は多かったけど、(今季は)まだ自分のコンディションの部分が上がり切っていないところもある。リーグ戦の中断期間で、レベルアップしていかないと試合に出れないと思う」とさらなる成長を見据える。

 ▲この日は特に気持ちが高ぶっていた

 試合前には「立正大には帝京長岡高出身の選手が多く、負けたくなかった」と強い思いを抱いていた。この日の立正大のメンバーには高校時代の先輩と後輩が1人ずつメンバー入りしていた。加えて、この日はベンチ外だった原壮志選手とは試合前日に2時間電話をするほど親交が深い。「原もプレシーズンで肉離れの怪我を負って今回は対戦できなかった。原は努力を怠らない選手。後期の対戦では試合に出てくると思うので、その時は正々堂々倒せるように」と再戦を見据えた。


 前節から主将の志村ぼんが怪我で不在。それでも「(志村)ぼんさんがいなくても練習からチームを引っ張る選手が複数いる。練習から強く言い合える環境がある」とチームの現状を語った。


 リーグ戦は5試合負けなし。次節は昨季1部所属の流経大との一戦を迎える。「流経大は目に見えて強い。名前負けせずに、堂々と自分たちのサッカーをするために1週間しっかり強度を上げた練習をして頑張りたい」と意気込んだ。


鈴木 嘉人 

攻守両面でセットプレーの改善誓う

試合を振り返って

「(直近の試合は)クリーンシートが続いていて少しずつ手ごたえを感じている中での試合だった。前半はボールは持てたというか、持たされたという感じだった。どっちも拮抗した戦いで前半終わって、後半はセットプレーで自分たちの弱いところを突かれてしまった。得点はセットプレーから決められたのは大きいが、追加点を奪うところでまた課題が出たと思う」


セットプレーからゴールが生まれた

「去年からセットプレーの失点は多かった。練習の時からもっと声をかけて、マークへの意識を強めたい。攻撃は自分がまだ(ゴールを)取れていないので、周りからも取らないとと言われている。セットプレーで勝てるゲームもあると思うのでそこは修正していきたい」


直近の試合は複数失点なし。守備については

「(立正大戦まで)クリーンシートに抑えられたのは自信に繋がっている。今日もセットプレーでやられたが、崩されての失点はなかった。ピンチもあったけど、みんながゴール前で体を張って守備ができている。そこは継続しながら、もっとアラートに守備をしていきたい」


次戦は昨季1部所属の流経大と対戦

「去年1部から落ちてきて、質の高い選手ばかりなので、そこを自分たちがどう抑えるかだと思う。後ろはもっと無失点にこだわって、その中でも(攻撃は)ロングボールや縦パスで貢献していきたい」



次節は6月14日に生田北グラウンドで流通経済大学と対戦する。



文=佐藤佑樹(経済3)

写真=藤林利英(文3)