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2026.05.27
陸上競技

【陸上競技部】悔しさの先に見えた可能性 決勝で得た“やる気スイッチ“ 関東インカレ男子2部3000mSC

〈第105回関東学生陸上競技対校選手権大会 4日目=5月24日カンセキスタジアムとちぎ〉


▲水壕を越え、粘りの走りを見せる西岳


 男子2部3000mSC予選1組で西岳政宗(法3・県立玉名高)は、9分03秒73と自己記録を更新し、決勝進出を決めた。迎えた決勝でも12着の9分03秒78を記録。苦汁を飲む結果となったが、自己記録に近いタイムで大舞台に爪痕を残した。




 決勝は序盤からハイペースな展開となり、全体的に後方集団でレースを進めた。中盤以降も粘り強く前を追い続けたが、障害でリズムを合わせ切れず、思うように順位を押し上げることはできずフィニッシュ。「最初からハイスピードのレースで、ついていくのに必死だった。自分の欠点である障害に合わせる部分が、悪い方向に出てしまった」と課題を口にし、「悔しい。その一言に尽きる」と率直な思いを語った。


▲障害を乗り越える西岳


 一方で、予選翌日の決勝だったが大きくタイムを落とさず走り切ることができた点には成長も感じているという。「走力自体は上がっているのかなと思う」と話し、今年掲げていた“関東インカレ決勝進出”という目標を達成した。その上でさらに上位入賞を狙っていたことも明かした。


▲走り終わった後はすぐに立ち上がった


 今大会について「緊張よりワクワクの方が大きかった。自分の走りを解放することができた」と笑顔を見せ、大舞台ならではの高揚感があった。「まだトップが見える位置ではないけど、まだできるんじゃないかと思えた試合だった」と総括。さらに、「陸上に対する”やる気スイッチ”が入ったような大会だった」と競技への思いをより強くした様子を見せた。


▲選手紹介では専大の「S」マークを披露


 課題として挙げた障害技術の向上へ向け、「克服したことを証明するには来年しかない」と、早くも次大会を見据える。悔しさの残る決勝となった一方で、自身の可能性も再確認した今大会。この経験はさらなる飛躍への大きな一歩となる。




〈結果〉

男子2部 3000mSC 予選

1組 6 着 西岳政宗 9 分 03 秒 73自己新 決勝進出


男子2部3000mSC決勝

12着  西岳政宗  9分03秒78


文=倉林光琉(法3)

写真=倉林、藤林利英(文3)