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JR東日本カップ2026 第100回関東大学サッカーリーグ戦2部
第8節 VS拓殖大学麗澤会体育局サッカー部
5月17日(日) 11:00Kickoff
@拓殖大学八王子国際キャンパスサッカー場(東京都八王子市)
専大 1-0 拓大
得点者 専大 山下
〈試合前情報〉
直近の天皇杯予選からのスタメン変更はなし。
以下、スターティングメンバー(3-4-2-1)
GK 21 上林 真斗(法4・昌平高)
DF 2 岡田 海人(法4・浜松開誠館高)
DF 4 鈴木 嘉人(経済3・実践学園高)
DF 23 溝口 敢大(文3・飯塚高)
MF 3 佐藤 柚太(経営3・白根高)
MF 5 志村 ぼん(経済4・韮崎高)
MF 6 関谷 輝(経済3・与野高)
MF 28 溝口 晃史(法2・大津高)前半23分 O U T
FW 14 那須 奏輔(経済3・東海学園高)後半32分 O U T
FW 7 道白 優斗(文3・流通経済大柏高) 後半45分 O U T
FW 9 山下 基成(文4・大津高)後半40分 O U T
途中出場
МF 19 岡本 大和(法3・長久手高)前半23分IN
M F 8 橋本 燦 (ネット情報3・帝京長岡高) 後半32分IN
F W 20 橘 風芽(法2・浜松開誠館高) 後半40分IN
FW 17 福田 優成(商2・松商学園高)後半45分IN
第8節は拓殖大学と対戦し、1-0で勝利した。専大は序盤からボールをつないで攻め込み、シュートチャンスを作る。押し込む時間を作るも得点は奪えず、試合を折り返す。すると後半7分に志村のシュートのこぼれ球を山下が決めて先制に成功する。専大はその後も決定機を作り、ゴールを狙い続ける。前節課題となった終盤も集中を切らさず、相手に得点を許さなかった。1点のリードを守り切り、専大が2部復帰後初勝利を収めた。

▲山下のゴールを祝う志村ら
〈試合展開〉
アウェイの地で2部昇格後、初の勝ち点3を掴み取った。序盤は専大がやや押し込んで試合が進む。トップの山下を狙って早めにクロスを放ってチャンスをうかがう。前半21分、溝口晃が右足を押さえて倒れ込み岡本と交代。岡本はリーグ開幕戦以来の出場となった。前半26分、その岡本が相手のくさびのパスを奪うと、PA手前から左足でシュート。岡本が早速見せ場を作る。専大はボールを保持して攻撃を仕掛ける。前半30分、道白がPA内左から左足でシュートを放つ。これはサイドネットに外れるが、専大がチャンスを作る。

▲道白のシュート
前半32分、ピンチを迎える。PA内に侵入され、シュートを打たれるが岡田が決死のシュートブロックで難を逃れる。前半40分、専大がチャンスを迎える。道白がスルーパスから抜け出して1対1のチャンスを迎えるが、シュートはポストの上に外れてしまう。押し込む時間を作るも得点は奪えず、スコアレスで試合を折り返す。
迎えた後半7分、いきなり試合が動く。山下がセンターサークルでボールを収めてカウンターを開始。受けた道白がすぐさま左サイドの志村へパスを預ける。志村はドリブルで駆け上がるとPA手前左から左足を振りぬく。

▲志村が強烈なシュートを放つ
これは相手GKに阻まれるも、右にこぼれたボールを上がってきた山下が詰めて先制に成功する。先制後も専大が主導権を握る。後半10分、道白がスローインを受けた流れからドリブルで侵入し、PA深め左からゴールを決めるが、トラップでハンドの反則を取られて追加点とはならない。専大は敵陣でプレーする時間が続く。後半18分には相手のカウンターのチャンスの芽を岡田が封じて、チャンスを作らせない。後半22分、那須、山下のダイレクトパスから最後は道白が中央でシュート。綺麗な崩しでチャンスを作る。後半26分にはPA手前でFKを獲得する。那須のキックは壁に当たって阻まれる。追加点を奪えずにいると、この日最大のピンチを迎える。後半36分、一瞬の隙を突かれて右サイドで1対1を迎える。相手のシュートをGKの上林が全身でセーブし、得点を許さない。
▲値千金のシュートストップをみせたGKの上林
前節の城西大戦では終盤まで1点リードで迎えるが、アディショナルタイムに失点を喫して同点に終わった。追加タイムに入ったところで上林からも『この時間だぞ』とゲキが飛ぶ。試合終了間際にはロングスローから攻め込まれるが、集中して対応し、無失点で試合終了。専大がリーグ戦6試合目にして初勝利を掴んだ。
〈PICK UP PLAYER〉
岡田 海人
ポジティブな声掛けで初勝利導く

専大の初勝利が近づいた後半45+9分、自陣深めからふわりとクロスが上がる。人数をかけて守っていた専大だが、城西大の選手に中央で合わせられて失点。またしても勝利を掴むことは出来なかった。試合終了の笛が鳴ると岡田を含め、ほとんどの専大の選手がピッチに倒れ込む。しばらく立ち上がることはできなかった。そこから中3日で迎えた天皇杯予選は、Y.S.C.C.横浜に2-0で勝利。「チームとしても良い雰囲気」でアウェイ八王子の地に乗り込んだ。
前半から比較的専大が主導権を握って試合を進め、山下のゴールで先制に成功するがなかなか追加点は奪えない。後半39分には、道白がPA内に侵入してシュートを放つが枠の上に。するとすぐに岡田から「それでいいよ!」とポジティブな声がかかる。ロングスローも備える右CBは、「前線の選手に結構チャンスがあった中で、(ゴールを)決めきれなかった。ネガティブになりがちなところで後ろから声を出した」と後方からチームの士気を高め続けた。
前節の城西大戦(1-1)と同じスコアで終盤まで時計が進む。今季は城西大戦も含め、開幕戦(vs慶大2-2)でもリードを追いつかれるなど終盤の試合運びに課題があった。「2、3試合前から、後半に焦れてしまって失点する形があった。もう1回踏ん張ることが大事だと思っていた」と最後まで集中を続けた。岡田は「終盤は結構あたふたして危ないシーンもあったけど、全員が城西大戦を共通認識として忘れていなかった」ことで無失点勝利を掴みとった。
リーグ戦フルタイム出場を続けるDFは、声掛けだけではなく相手の縦パスへの反応も鋭かった。相手の縦パスを察知すると、すぐさま回収に向かう。岡田は「足元に入ったところは常に狙っていたし、そこの潰すシーンと前を向かせない守備の使い分け」を意識してプレーを続けた。
▲岡田はロングスローを武器に攻撃でも顔を出す
2部昇格後、初勝利を挙げたが、チームは依然として2部リーグ最下位に沈む。守備で魅せるファイターは「1部を目指してやっているので、長いリーグ戦の1つの勝利として、これから連勝を重ねていけるように頑張りたい」と意気込んだ。
山下 基成
公式戦2戦連発弾も「責任を感じていた」

リーグ戦初勝利の気持ちは
「(リーグ戦は)勝てていなくて、みんなで初勝利を掴もうと(意気込んでいた)。ゴールを決められなくてチームに迷惑をかけていたので、自分が点を取って勝てたのは嬉しい」
先制点のシーンを振り返って
「直近の天皇杯予選と同じような形(のゴール)だった。(志村)ぼんを信じて走っていたら(ボールが)こぼれてきたので、ぼんのおかげで決められた。こぼれ球を信じて走っていたら転がってくると思っていたので、そこの(意識)が良かった」
守備でも奮闘した、その辺りは
「相手がああいう形で攻撃してくるのは分かっていた。練習から守備の意識をあげてプレーできたのが良かったと思う」
リーグ戦は初ゴール
「今まで(ゴールを)決められなくて迷惑ばかりかけていた。チームも負けていたので、責任を感じていた。自分のせいで負けていたので、自分がもっと決めてチームを救えるように頑張りたい」
次戦に向けて
「目の前の試合に勝つことをみんなで意識して、次も勝てるように1週間準備をしていきたい」
溝口 敢大
セカンドチームから個人昇格 左CBでスタメン奪取

試合を振り返って
「自分はディフェンスの選手なので、0(失点)で守ることだけを意識してプレーしていた。あとは前が得点を取ってくれたので良かった」
関東リーグは前節が初出場。Iリーグ(セカンドチーム)からの経験は
「Iリーグチームは3年上級生中心なので、『最後だからトップチームでやろう』という向上心がある。Iリーグのコーチに教えていただいたことを、活かせている」
試合中の声掛けやポジション争いは
「(岡田と鈴木)の2人がカバーをしてくれるから、思いっきりプレーできた。(ポジションを争う鶴田や小山)とは違う特徴を出しながら頑張りたいと思う」
次戦への意気込み
「1勝だけではダメだと思う。これから連勝して1部に昇格出来るように頑張りたい」

関東リーグ次節は5月24日に生田北グラウンドで関東学院大学と対戦する。
文・写真=佐藤佑樹(経済3)

