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〈サイニチホールディングス杯 第11回彩の国Springフィギュアスケート競技会=5月2日〜5月4日 埼玉アイスアリーナ〉
大会最終日の5月4日に女子・男子フリースケーティングが行われた。専大からは鈴木菜々音(法4・目黒日大高)と嶋﨑帆々渡(法2・関東第一高)が出場。鈴木はスコア55.41で16位、嶋﨑はスコア78.63で3位入賞に輝いた。

▲表彰式で笑顔を見せる嶋﨑
男子フリースケーティングの3番滑走で登場した嶋﨑は、関カレからの新プログラム『Tree of life』を披露した。
最初のトリプルフリップで転倒したものの、2本目のトリプルサルコウでは加点の付く美しいジャンプを見せた。その後は3本目のトリプルフリップ、試合中盤のトリプルトウループでそれぞれ転倒し大幅に減点される。それでも他のジャンプは全て着氷し、後半のスピンやステップで加点も付け、演技をまとめて滑り切った。スコアは78.63をマークし、3位入賞を果たした。

▲伸びやかに演技した
演技を終えて「シニアは何回以上転ぶとプラスでディダクション(減点)がつくので、転倒が多くなってしまったのが悔しい」と試合を振り返った。前回の関カレでも同じトリプルトウループを転倒していたことについて聞くと、「トウループは本当は得意だけど、試合になると緊張してよく転ぶのが、自分でも課題」と緊張によるミスであったと明かした。
また、「ジャンプに入る前の繋ぎの部分とかで、足が曲がって伸びてなかったり、手が下がってたり、そういう部分を意識するように頑張って練習している」と細かい部分を練習で磨いていると話す。今プログラムを初披露した関カレと比較しては、「自分でも最初よりは慣れてきて、課題なども意識しながらできてたので、前回よりは全然上手く滑れたと思う」と笑顔を見せた。
「次の試合は多分私大有志とかになると思うので、いい演技ができるように日々練習しながら頑張っていきたい」と今後に向けて意気込んだ。
鈴木は今大会から新プログラムに変更した。曲名は『信長協奏曲』。「この曲が一番好きで、自分が踊りたいと思って選んだ」という。『信長協奏曲』は、鈴木の兄である鈴木楽人さん(令7・法政大卒)が高校生時代に使用していた楽曲だ。「私は中学生の途中でスケートを辞めていたのですが、兄の存在があってもう1回スケートをやろうと思った」とこの楽曲には強い思い入れがある。
冒頭のダブルサルコウには乱れがあったものの、続く2本の連続ジャンプは危なげなく着氷。その後はレベル4を取るスピンもあり、演技に安定感を見せた。しかし、中々要素に加点をつけることができず、スコアは55.41に留まる。最終順位は16位で試合を終えた。

▲丁寧なスピン
演技を終えて、「ラストシーズンなので思いっきり楽しめるように演技をした」と振り返った。今回は試合直前に靴のベロが折れてしまうアクシデントに見舞われたが、「ずっとサルコウとトウループの両方調子が良かったけど、(アクシデントがあったため)サルコウ1本にして、アクセルをコンビネーションに組み込んで調整した」と冷静に対応した。

▲高い表現力で美しく舞った
鈴木は今シーズンが競技ラストシーズン。今年からは主将として、部をまとめる立場でもある。「部を引っ張っていくのももちろんですし。4年生でスケートの人生的に最後のシーズンなので、3月に後悔しないように、1つ1つの試合を大事に滑っていけたらなと思っています」と心境を語った。
「1番は試合を楽しむこと、その中でも結果を求めていきたい」と今後を見据える。
文=臼井千晴(文3)、米山初佳(文3)
写真=佐俣莉子(法2)

