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<2026年秩父宮杯第73回関東大学アイスホッケー選手権大会=5月16日 ダイドードリンコアイスアリーナ 専大5-4東海大>
初戦の対法政大で敗戦した専大は9~14位を決める順位決定戦に臨んでいる。目指すは残り3試合を全勝し、決定戦内で最高順位の9位につくこと。そのためにも落とすことが許されない東海大戦では、点を取ると取り返されるシーソーゲームとなった。
第一ピリオド(1P)、先制点を決めたのは専大サイドだった。3分33秒、西村優空(法2・苫小牧工業高)がシュートを決める。得点後、西村はリンク上に座り込み、大きくほえた。「1点目を決めた方がチームの雰囲気が良くなると思ったので、そこで自分が決められてめっちゃ嬉しかった」と満面の笑みを見せた。その後もペナルティキルの場面があったが物ともせず、集中した守りと攻撃を見せる。11分16秒には、小林氷聖(経済4・釧路江南高)と金本怜恩(法3・八戸工業第一高)のアシストを経て、名久井凛央(法3・八戸工業第一高)が決め、2-0で1Pを終えた。

▲西村のシュート

▲先制点直後、ともに喜びを分かち合う

▲ゴール前の隙を狙う名久井
第二ピリオド(2P)、前半は専大ペースだったものの、後半は相手の勢いに飲み込まれる展開となった。専大は22分28秒、パワープレーのチャンスを活かし、攻めの布陣を形成。金本・クラーク証音(法3・日光明峰高)のアシストで橋場樂(商1・白樺学園高)がシュートを決める。28分20秒にはクラークがゴール前にパックを丁寧に運び、GKとの1対1を制した。クラークは「今年はチームのキーパーソン的存在なのは自覚している。ここで追加点を取らないと、それ以外は何も考えていなかった」と安堵の表情を見せた。しかし、残り時間4分で2失点。4―2で試合を折り返す。

▲公式戦2得点目の橋場

▲華麗なスティックさばきでゴール前までパックを運ぶクラーク
悪い流れを変えたい第三ピリオド(3P)。開始早々ペナルティキルの場面を迎え、1失点。ベンチから声が飛ぶ。チャンスが到来した45分6秒、金本からのアシストで西村がシュートを決めた。西村は「怜恩(=金本怜恩)が打ってくれると分かっていたので、あとはもう自分が出てきたものをつつくだけだった」と振り返る。それでも相手の勢いは収まらずもう1失点。残り4分を守り抜き、5-4でどうにか勝利した。

▲好アシストの金本

▲喜びながらベンチに入る西村(写真中央)
髙橋裕一監督は「シーソーゲームにはなってはいけない展開なのに、自分たちからシーソーゲームにしてしまったところが今日の課題。楽に勝てるとは思っては全然ないが、点を取れるときにしっかり取り切れていないし、無駄な反則で失点した。2Pの残り1分足らずのところでの失点、2点差で終わるのと3点差で終わるので、モチベーションとか3Pの入り方が変わっていく。時間帯の失点が1番響く。そこを改善しないと勝ち切れるところが勝ちきれないよということを話した」と振り返った。
次戦は大東文化戦。1か月前ほどの練習試合では1―2の僅差で負けたという。指揮官は「中身の濃い練習、準備をしっかりして、とにかく準備をする。楽な試合では絶対ないので(今日とは)逆の展開になると思うが、ビハインドで試合が進む可能性もあるので、最後追いついてひっくり返せるか。そこは選手が1番分かっていることと思う」と話す。
今試合2得点の西村も「しっかり今日の試合の反省をして、しっかりもっとハードに勝てるように頑張りたい」と意気込んだ。
文・写真=大竹瑞希(文4)

