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〈2026年度春季関東大学2部バレーボールリーグ戦第7節=5月9日 大東文化大学東松山キャンパス 専大3-1中央学院大〉
6連勝中の専大は第7節、中央学院大学と対戦した。第1セットは今季初スタメンの生田宗原(経済4・昇陽高)のスパイクが炸裂する。さらに稲垣陽斗(経営4・海星高)が身長を活かしたブロックで相手のスパイクを止め、緩急のあるプレーで得点する。第1セットをものにした専大は第2セット、序盤でミスが重なるも終盤で相手との攻防を制し、連続でセットを獲得した。しかし、第3セットで流れが大きく変わる。序盤から相手の猛攻にレシーブを拾えず、ブロックも決まらない場面が続き、相手にリードを許す。悪い流れを断ち切ろうとタイムアウトを活用するも、相手の強打でレシーブを崩され、1点を決めきれない苦しい場面が続き、20-25でこのセットを落とした。それでも、第4セットはマサジェディ翔蓮(文2・福大大濠高)がスパイクのギアを上げ、次々に得点していく。また、途中出場の森田慶(経営3・日南振徳高)がサーブとレシーブでチームを勢いづけ、最後まで流れをものにした専大が25-18で勝利。セットカウント3-1で7連勝目を決めた。

▲"7連勝"を祝福する専大バレー部
第1セットスターティングメンバー
OH:#3生田 #18岡本
MB:#1新居 #2稲垣
OP:#14マサジェディ
S:#24松元
L:#12松下
第1セット、専大はマサジェディのアタックで1点目を獲得すると、マサジェディはその後もサービスエースを1本沈めた。さらに、稲垣が高さのあるブロックで相手の攻撃を止め、攻撃面でも機転を利かせたプレーでチームに勢いを持たせた。序盤は両者拮抗した試合運びを見せたが、生田が様々な方向からスパイクを仕掛け、連続で得点する。リードを保ったまま、25-20でセットを獲得し、幸先良いスタートを切った。生田は「チームのミーティングでも今日は特にライトの人、2番(=及川彩選手)が強かったので、動画を見て対策をした」と相手の分析を徹底した。そして、「4年生なので後輩にも声を掛けることを気をつけた」と最上級生としてのあり方を話した。

▲今試合スパイクで魅了した生田
第2セットは、序盤で守備のミスが目立ち、相手に4点差を広げられる。専大は悪い流れを断ち切ろうと2回のタイムアウトを取る。生田のスパイクと稲垣のブロックで相手との差を徐々に埋めると、松元空星(経営1・日南振徳高)のアタックで同点に追いついた。生田が連続で得点し、先に20点台に到達した。その後は攻守でのミスから再び相手に追いつかれ、終盤は取っては取られてのシーソーゲームとなった。マサジェディが土壇場でキレのあるサーブを放つと、稲垣のブロックでマッチポイントを迎える。最後は相手のスパイクがアウトになり、28-26で長い攻防を制した。稲垣は「中央学院さんは結構ブロックを見て、スパイクを打ってくる選手が多かった。ライトの2番の選手とか、ストレートのコースの打ち分けが上手かったので、しっかりと相手のスパイカーのフォームを見て、ワンタッチするかブロックをするかを決めて取り組んでいた」と自身のプレーを振り返った。

▲攻守にわたって活躍した稲垣

▲ブロックする松元と稲垣
苦戦を強いられたのが第3セット。開始直後はマサジェディと新居良太(経済4・開智高)のスパイクで得点していくも、相手の猛攻が牙をむき、徐々に点差を広げられる。専大はタイムアウトを活用し、マサジェディと生田を中心に果敢にアタックを仕掛ける。しかし、相手の強打にブロックとレシーブで乱され、点差を詰めきれない。それでも、途中出場となったセッターの森田がサービスエースを決め、チームに好調の兆しを見せた。しかし、セット終盤は相手のサービスエースや自陣のレシーブが嚙み合わず、悪い流れを断つことができずに20-25でこのセットを落とした。

▲ブロックする新居
セットカウント2-1で迎えた第4セット、序盤は相手の強打にブロックが弾かれた。さらに相手の隙を打つ冷静なスパイクで徐々に点差を広げられる。4点差をつけられたところで専大はタイムアウトを取る。マサジェディのブロックから攻撃のギアを上げると、生田がスパイクを決める。マサジェディがサーブの強度を上げ、サービスエースを2本決める好調ぶりを見せ、14-14の同点に追いつく。その後は専大の攻撃が加速していく。マサジェディが威力のあるスパイクを放つと、森田がサーブで仕掛け、その直後に相手の素早い攻撃にレシーブで追いつく。森田のトスから新居がスパイクで得点し、徹底した連携プレーを見せた。新居がダイレクトスパイクを打ち、マッチポイントを迎えると、最後は森田のトスから新居が正面に角度のあるスパイクを放ち、25-18と7点差でこのセットをものにした。セットカウント3-1で勝利し、7連勝を果たした。

▲今試合3本のサービスエースを決めたマサジェディ
公式戦今季初出場の森田は「後輩の松元空星がスタメンで頑張っているので、支えていかなければと常に思っている」と後輩の松元に対しての思いを口にし、「チームを勝たせないといけないなと思っていて。いつも通りやったが、良い感じにはまって良かった」と今試合を振り返った。そして、「プレー自体は良かったが、雰囲気という場面でベンチは盛り上がっているが、コートに入ると暗くなる場面がみんなあるので、そこを改善していけばもっと強くなると思う」と今後に向けての改善点を口にした。

▲「めちゃめちゃ盛り上がった」と稲垣が話すように、チームの雰囲気を明るくした森田。試合後には森田コールが響き渡った。
次戦の相手は山梨大学。
稲垣は「(個人技術ランキングで)ブロックがうちのチーム3人とも上位にいて、身内でいいライバルとして争っているので、しっかりと僕が(1位で)走りきりたいなとは思っている。ブロックとスパイクをしっかりと決め切りたい」と次戦に向けて意気込んだ。
文=平野百々花(人間科学3)
写真=君嶋悠樹(経済3)

