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2026.05.04
陸上競技

【陸上競技部】ルーキーが専大ユニでのデビュー戦&自己記録更新! 日体大記録会

〈第328回日本体育大学長距離競技会 4月25日=日体大競技場〉


▲1組目に出場したルーキーの小川(恵)

▲29分には到達ならずも自己記録を更新した小川(伊)

▲3組目に出場した橋本


 4月25日に行われた日体大記録会10000mに、専大からは3名が出場。1組に出走した小川恵裕(文1・元石川高)は高校時代の自己記録を更新する30分50秒39をマークした。続いて2組で出走した小川伊央(人間科学3・浜松日体高)は目標の29分台には届かずも30分21秒23で自己記録を更新。3組で出走した橋本和真(経営3・専大松戸高)は30分48秒03を記録した。


〇「チームとしての自覚を背負っている」小川恵裕は専大のユニフォームを着用しての初レース


▲伝統のユニフォームを着て初めて出場した


 3月の平成国際大学長距離記録会以来、1か月振りのレースに臨んだ小川(恵)は10000mの1組に出場。「今回は、自分の状態もよく分かっていなかった。前回が本当に(タイムが)酷かったので、高校の時に出したタイム(30分52秒31)を目安にした」と前回の記録会からの軌道修正と現状把握を兼ねたレースとなった。序盤は後方に位置取り、2000m過ぎからは徐々に遅れを取り始めて単独走に。「最初の位置取りが下手なので、今日も一人になってしまった」と振り返った。その後は粘りの走りを見せ、7000m地点で前方の集団に追いつく。8000mから再び単独走となり、そのままフィニッシュ。6着で自己記録を2秒更新する30分50秒39をマークした。


 ▲高校時代のベストを更新。更なる成長を誓った


 レースを振り返って小川(恵)は「レース内容は上手くいったという感覚はないが、とりあえず高校の時のベストは更新出来たので、ひとまずという感じ」と語り、「ここから戻して、上げていきたい」と更なる成長への意気込みを述べた。前回の記録会では高校時代のユニフォームを着用しており、今回が伝統の“S”を胸に付けてのデビュー戦となった。ユニフォームについては「チームとしての自覚を背負っているのだなという思い。あまり恥ずかしいタイムにならないように、と思っていた」と大学のユニフォームのもつ「重み」も明かした。

 

 今後の目標には「年内に29分台を出す」ことを掲げる。伝統の“S”の戦闘着をまとったルーキーは着実に実力をつけていく。


〇「今年は大事な年」小川伊央は自己記録更新も29分台に到達ならず


▲集団がばらけない展開が続き苦戦した


 29分台を目指しレースに挑んだ。小川(伊)は「最初は余裕を持って入れた」と最初の1kmから3km付近は集団の中央へ。5km地点では集団を引っ張る場面もあった。しかし、8km地点を通過しても集団が崩れない展開に「全体的にペースが遅かった」と苦戦。9kmを通過した後は1km3分を切りハイペースになるも「最後まで上がる余裕がなかった」と先頭集団に付いていくことができなかった。それでも単独走で粘ると30分21秒99でフィニッシュ。29分台には届かずも自己記録を25秒76更新した。

 4月4日の10000mでは悔しくも31分35秒36でゴール。「最初からペースが速くて余裕がなかった」と思うような走りをできなかった。それでも「(この日は)落ち着くことを意識していた」とスタート後の入り方を修正。「かなり良い練習ができていた」と29分台到達への自信を持ってレースに臨んだが、満足のいく結果には至らなかった。


▲弟、後輩の入部もあり3年生としての覚悟を明かす


 新3年生になった小川(伊)は「もう2年しかない。自分の立場からすると本当に時間がない」と焦りを口にする。今年は弟の小川志生(経済1・浜松日台高)、浜松日体高の後輩である佐藤瑞城(経営1・浜松日体高)も入学。「弟も後輩もいるので情けないことはできない。いい手本になれたら」と上級生としての覚悟があった。

 今年の目標は「夏明けの予選会の選考に絡むこと」。「夏まで試合には出ない予定なので、合宿も最後まで残りたい」と小川(伊)は予選会に向けて標準を合わせている。「(自分にとって)すごく大事な年だと思う」と今年に懸ける思いは誰よりも強い。立ち位置を変え、背負うものも多い中、レースに挑む小川(伊)の活躍に期待がかかる。


〇コラム:小川(恵) 地元での記録会


▲慣れ親しんだ地での大会。今後の活躍に注目だ

 

 小川(恵)は横浜市立あかね台中学校、神奈川県立元石川高校の出身。この2校はいずれも横浜市青葉区が所在地である。今回記録会が行われた日体大・健志台キャンパスも青葉区に位置しており、インタビューでは「この周り(日体大周辺)も普段ジョグしていたコースなので、落ち着いて走ることが出来た」と地の利があったことを明かした。今後の日体大記録会でも、好記録を期待したい。


〈結果〉

男子10000m


1組6着

小川恵裕(文1・元石川高)

30分50秒(自己新)


2組6着

小川伊央(人間科学3・浜松日体高)

30分21秒39(自己新)


3組18着

橋本和真(経営3・専大松戸高)

30分48秒03


文=宇佐美穣(文3)、小畑祐人(文3)

写真=宇佐美、小畑