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〈2026年度春季関東大学2部バレーボールリーグ戦第5節=4月25日 亜細亜大学武蔵野キャンパス 専大3-1立教大〉

開幕から4連勝中の専大は立教大と対戦した。第1セットは相手の素早い攻撃に苦しみ、専大の持ち味である高さのあるブロックが機能せず連続失点を許してセットを落とす。続く第2セットは拮抗した展開となったが、新居良太(経済4・開智高)、稲垣陽斗(経営4・海星高)を中心とするブロックや、塚田国光(法4・船橋二和高)の力強いスパイクなどで流れを引き寄せ、接戦を制してセットを奪取した。第3セットも一進一退の攻防となるも、岡本亨介(法2・岡谷工業高)の安定したアタックや、新居のクイックが光り、終盤を冷静に戦い抜いてセットを連取。最終第4セットは接戦の中、セッターの松元空星(経営1・日南振徳高)が多彩な攻撃を仕掛け得点を重ね、終盤に競り勝った。セットカウント3−1で勝利し、5連勝を飾った。
第1セットスターティングメンバー
OH:#14マサジェディ #18岡本
MB:#1新居 #2稲垣
OP:#4塚田
S:#24松元
L:#12松下
「立教大とは相性が悪いかもしれないと話していた」。稲垣が試合後に明かしたように、重い立ち上がりとなった。
第1セットは自身のサーブミスによる失点から始まると、新居のクイックやアタッカー陣のスパイクで得点を重ねた。しかし、立教大のテンポの速いバレーに苦しみ、専大の持ち味である高さのあるブロックが機能せず、ボールをつなげないまま連続失点を許す。流れを変えるべく4-8でタイムアウトを取ると、新居のブロックやマサジェディ翔蓮(文2・福大大濠高)のスパイクで巻き返す。だが、13-17で判定に揺れる場面があり、その後はミスも重なって流れを引き戻せず、19-25でセットを落とした。

▲スパイクを打つマサジェディ
第2セットは拮抗した展開となった。相手の速いサイドからの攻撃に苦しみながらも、ブロックの読みが合い始め、相手のミスを誘い得点を重ねていく。13ー10の場面で稲垣、マサジェディ、松元の高さのある3枚ブロックで相手レフトを完全にシャットアウトすると、観客席からは拍手が巻き起こった。その後も岡本の上手くコースを突いたスパイクや1枚ブロックで流れを引き寄せた。しかし相手も攻撃のギアを上げ、23ー23と同点に追いつかれる。それでも専大は慌てることなく、タイムアウト明けには塚田が鋭いスパイクを2連続で決め、25ー23でセットを取り返した。稲垣はブロックについて「テンポ感が早いので、ブロックを外に広げて、レフトとライトに1対1でコミットできるように展開をしていた。ミドルは止めれたらラッキーかな程度でワンタッチをメインで意識していたが、相手が2段トスの時にちゃんと3枚揃えて前に出すことができた」と相手の攻撃への対策を語った。
▲ブロックが決まるとガッツポーズを見せた
第3セットも一進一退の攻防となった。新居のブロックポイントで先制すると、その後もブロックが連続で決まり、好スタートを切った。塚田の力強いスパイク、岡本の安定感のあるレシーブとアタックが冴え、点を重ねていく。しかし、相手の速い攻撃や自身のミスによる失点でリードを広げきれない状況が続いた。長いラリーを落とし、岡本のスパイクが相手のブロックに阻まれる場面もあったが、キャプテンである新居がクイックで流れを断ち切る。終盤は判定に揺れる場面が多かったが、冷静にプレーし続け、最後は稲垣は1枚ブロックで相手センターを完全に止め、25ー22でセットを獲得した。

▲高さのあるアタックをする新居
第4セット序盤は、お互い一歩も引かない展開が続いた。塚田のブロックアウトで先制すると、アタッカー陣の力強い攻撃や、ミドルの素早いクイック、ツーアタックなど多彩な攻撃を仕掛けていった。「自由にやれ」と監督や先輩に言われているという松元は、「先週ツーアタックが決まらなかったのでやめようと思ったが、自分で決めたくてツーで打ったり、打つ振りをしてトスを上げて相手を騙せたらなと思ってやった」と強気なプレーの意図を話した。中盤に連続得点を許し、3点差をつけられたものの、マサジェディのレフトからの鋭いスパイクなどで追い上げる。さらに稲垣と松元のブロックで相手のミスを誘発し、25ー23でセットを奪取。セットカウント3ー1で勝利した。

▲トスを上げる松元
怪我から復帰し、昨秋リーグ以来のスタメン出場となった岡本は、「久しぶりで結構色々心配な部分はあったが、自分の役割を全うできたかなと思う」と心境を明かす。プレーの面では、「怪我をする前も守備がメインという感じの選手だったので、もっと守備を頑張ったのと、肩が壊れる原因があったスパイクやサーブの打ち方を変えたり、色々やっていい感じに手応えが戻ってきた」と振り返った。
セッターでありながらブロックでも活躍した松元は、「1、2セット目で読んだところの逆を打たれたり、インナーに打たれたり、ブロックが効かなかったけど、相手が焦った時に真っ直ぐ打ったのは止めれたのでよかった」と自身のブロックについて分析した。
稲垣は「『立教が相性悪い』というのを事前に聞いていたので、めちゃめちゃ緊張してて、あんまりいいスタートが切れなかった。少し先週とかに比べてチームも暗い雰囲気で、点を取っても盛り上がらない場面が多かった」と試合を振り返った。「各々のポテンシャルは身長や最高到達点も日本の中でトップレベルで高いので、そこに自信持っていけよと声をかけた」と落ち込んだ雰囲気の中でも最高学年としてチームを鼓舞したと話す。また、緊張からサーブミスが続いてしまったと話し、「前日からあまりイメージが湧かなくて焦っていたんですけど、今回サーブが酷かったので、時間あったら家帰って練習しようと思う」と課題も口にした。
次戦の相手はホームである亜細亜大。稲垣は「アウェイな状況でやるので、しっかりと最初から勢いをつけて、チームとして盛り上げたい」と意気込んだ。
文=臼井千晴(文3)
写真=佐俣莉子(法2)、武田慧一(法2)

