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2026.04.18
バレー

【バレー部】春リーグ初戦快勝 新入生も躍動

 〈2026年度春季関東大学2部バレーボールリーグ戦第1節=4月11日 大東文化大学東松山キャンパス 専大3-0平成国際大〉


 4月11日に春季リーグが開幕し、専大は初戦をストレートで勝利した。第1セットから佐藤ラニ海(経営2・北海道科学大高)、マサジェディ翔蓮(文2・福大大濠高)の強烈なアタックで相手を圧倒。大差をつけてセットを先取した。第2セットはマサジェディがサービスエースを連発し、サーブを起点に流れを掌握した。さらに専大の高いブロックも機能し、セットを連取。第3セットは中盤まで拮抗した展開となったが、タイムアウト明けに再び流れを引き寄せると連続得点を重ねてこのセットも奪取。セットカウント3-0で勝利し、1部復帰に向けて好スタートを切った。


第1セットスターティングメンバー


OH:#14マサジェディ #16佐藤


MB:#1新居 #2稲垣


OP:#25北島


S:#24松元


L:#20工藤


 新体制として臨んだ初の公式戦は、新入生の起用やポジション変更もあり、従来とは大きく異なるフレッシュな顔触れとなった。新キャプテンの新居良太(経済4・開智高)は「スタメンは3月の練習試合を通して考えたもので、選手の中で一番ベストな、1年生も力がある子が多いので、1、2、3、4(年生)関係なく専修として組んだ」と構成の意図を明かした。


 第1セットはマサジェディのアタックポイントで幕を開けた。その後もマサジェディ、佐藤の鋭いスパイクで連続得点を重ね、序盤から主導権を握る。中盤には自身のミスによる失点も見られたが、落ち着いたプレーで相手を寄せ付けず、25-15でセットを先取した。

▲アタックをする佐藤


 続く第2セットは、相手に連続得点を許し3-8とリードを広げられる苦しい展開となる。しかしタイムアウト明け、相手のサーブミスで得たサーブ権をマサジェディが活かし、2連続サービスエースで流れを一変。そこから一気に8連続得点を挙げ、12-8と逆転に成功した。さらに松元空星(経営1・日南振徳高)の1枚ブロックによる連続得点など、高さを生かした守備も光り、25-15でこのセットも獲得した。

 ▲サーブを打つマサジェディ


 最終第3セットはサーブミスや連携ミスが重なり、思うようにボールがつながらず中盤まで拮抗した展開が続く。それでも第2セットから出場した塚田国光(法4・船橋二高)が攻撃のギアを引き上げ、新居を軸としたブロックも機能。流れを取り戻した専大は終盤に突き放し、25-17でセットを奪取。ストレート勝利で初戦を飾った。

▲集合写真を撮る選手たち


 試合後、新居は「今日の試合は内容的には全然ダメで、相手の雰囲気に完全に流されて自分たちのバレーを消化するような試合になってしまった」と振り返る。新チームについては「キャプテンとしてはまだ掴みきれていない部分もあるが、雰囲気を下がらずに賑やかに戦えるチーム」だと話す。「ただ自分が思ったこととかを強要するのではなく、しっかり相手の意見も聞いて「そういう考えもあるんだ」というのを理解した上で、どうするべきなのかというコミュニケーションの取り方を意識している」とキャプテンとしての姿勢を語った。1部復帰に向けては「今日の試合では昇格が難しいと思うので、実力をちゃんと理解して、ここから明日、そしてあと10戦。しっかり勝ち抜いていけるように、練習を心がけながらリーグを勝ち進んでいきたい」と力強く語った。

 マサジェディは2025年12月にイタリア・セリエA1のパワーバレー・ミラノに入団。本試合は帰還後初の一戦となった。イタリアではレベルの高さを痛感したと語り、「あっちで学んだプレーを少しでもこっちで出していければいいと思う」と意気込んだ。

 試合については「自分たちが普通にプレーすれば勝てる相手ではあったが、2部特有の雰囲気に序盤飲まれてた」としつつ、「自分たちのモードに引き込めれば、1部にはちゃんと昇格できると思っている」と前を向いた。

 スタメンとしてフル出場を果たしたセッターの松元は、大学初の公式戦を終え「緊張はあまりなかったが、自分の思い通りにうまくいかなくて難しかった」と振り返る。それでも「みんなで戦うのが楽しかった」と手応えも口にし、「噛み合わない部分は練習で合わせていきたい」と今後を見据えた。


文=臼井千晴(文3)

写真=平野百々花(人間科学3)、武田慧一(法2)