News

最新ニュース


2026.04.13
野球

【野球部】勝ち点1で開幕カード好発進!女房役加藤が2打点で好投多田を援護

〈令和8年度東都大学野球春季リーグ戦=4月8日 等々力球場 専大3-0 東農大〉



▲8回106球無失点の投球を見せた多田 

▲初スタメンで第一打席にタイムリーを放つ加藤


 勝ち点獲得を懸けて臨んだ東農大との2戦目。この試合の先発には多田結祐(経済3・健大高崎高)が登板。8回を無失点で抑え、女房役の加藤大悟(経営4・専大松戸高)のタイムリーヒットを含む3得点で勝利した。

 開幕2番手を任せられた多田は、変化球を中心に投球を組み立てた。1回2死満塁のピンチの場面では得意の変化球で三振に切って取る。その後も好投を続け、8回無失点で相手打線を封じた。マウンドを、昨日登板したエースの梅澤翔大(経営2・専大松戸高)に託した。梅澤は9回、打者三人を相手に3三振で試合を締めくくった。


 ▲攻撃前に話し合う専大ナイン


 打線は2回、宮﨑元哉(経営4・明豊高)のライト前ヒットを皮切りに、井上颯太(経営3・丹生高)のセンターの頭上を越える二塁打で1死一、二塁のチャンスを作る。その後2死満塁となると、加藤大悟(経営4・専大松戸高)が2球目をセンター方向に捉え、均衡を破るタイムリーを放ち、2点を先制する。また8回には1死満塁から、相手の失策が絡み1点を追加。3得点で投手陣を援護した。


〇8回無失点の好投 「粘りのピッチングができた」


 ▲昨年農大戦で失点したリベンジを果たした


 開幕第2戦の先発を任された多田は「序盤はランナーを出してしまった」と立ち上がりで四死球が絡まり2死満塁のピンチを招いたことを悔いた。それでも最後は三振で1回を抑えると「(その後は)自分の持ち味である粘りのピッチングができた」と思うような投球を披露した。「(決め球は)チェンジアップ。ボールカウントを増やさないようにテンポの良いピッチングを意識していた」と打たせて取るピッチングで東農大打線に得点を与えなかった。この試合では自身最長となる8回106球を投げ切った多田。完投の予定は元々無く「血豆ができてしまっていて。後ろでずっと梅澤(=梅澤翔大)が準備してくれていた」と8回までの役割を果たし最後はエースに託した。

 開幕戦はタイブレークを制し勝利を掴んだ中での第2戦。「(1戦目は)梅澤(梅澤翔大、経営2・専大松戸高)、伊東さん(伊東賢生、経済4・千葉黎明高)がすごく良いピッチングをしていたので、負けられない気持ちがあった」と良い緊張感を持ってマウンドに立てたという。昨年の秋季リーグの東農大戦(2025年10月15日)には初勝利を挙げたが、3失点を喫した。「(前回は6回で打たれた中)今日は対東農大1回戦をちゃんと0に抑えられた。リベンジを果たせたと思う」と笑顔を見せた。

 「1カードを取ったものの戦いはこの先は長い。自分がまたチームの勝利に貢献できるように」と自身のピッチングをさらに磨き完投勝利となるか。


〇多田を援護する2打点 ラストイヤーに懸ける思い


 ▲初安打初タイムリー後は塁上でグータッチ


 この試合2打点を挙げた加藤は「決めてきた球を打つ感覚だった」と1打席目の今季初ヒットのタイムリーを笑顔で語った。守備では昨日の試合を踏まえた上での変化球中心の組み立てを続け、9回を投手2人無失点で抑える、好リードをみせた。    

 去年は途中出場も多く、悔しい思いをしてきた加藤だが、今季初のスタメンを掴み取る。「緊張はあった。でも入念に準備していたのでいつも通りに試合には入れた」と振り返った。

 リーグ戦では1年以来、2年間スタメンマスクを被る機会がなかった加藤。「その悔しさをぶつけたい」とラストイヤーに懸ける思いをみせた。


〇渡辺は4打数3安打でチャンスメイク


▲開幕カードは好調 打率は5割超えだ


―試合を振り返って


「昨日は接戦を勝ったので、今日は全員で『絶対に勝ち点を取らなければいけない』という気持ちで試合に入れた結果がこうなったのかなと思います」


―打撃の振り返り


「1打席目で(タイミングが)合っていない気がしたので、その後にベンチの裏で素振りをするなどして修正出来たことが大きかったです」 


―狙い球は


「狙い球は真っ直ぐでしたが、ストレートを狙っていく中で変化球にも上手く対応出来ました」


―8回裏、相手のエラーに乗じた好走塁について


「内野と外野の間に(フライが)飛んだので、タッチアップのリードを取るフェイクで相手の送球を誘ったら暴投しましたが、自分は常に狙っていました」


―得点のチャンスを更に活かすためには


「ベンチからの声掛けなど、打席に立つ選手でなくても出来ることを自分たちがやっていくべきです」


―次戦の帝京平成大に向けた意気込み


「まだ自分は対戦したことが無い相手で、3部から上がってきて勢いがあると思うので、油断せずにやることをやって準備していきたいです」


▲試合を見守る町田公二郎監督


文=小畑祐人(文3)、藤林利英(文3)、武田慧一(法2)

写真=藤林、武田