最新ニュース
今年2月から母校で指揮を執ることになった元広島東洋カープの町田公二郎新監督(平4・商卒)が101年目を迎える新シーズンに向けて展望を明かした。(取材は2月23日に行いました)
──監督就任の経緯は
「前監督(齋藤正直氏)が任期を終えるということで、大学側からお話をいただきました」


▲1月に行われた創部100周年式典では部員・関係者を前に挨拶を行った
──母校で指揮を執るというのはどのような気持ちか
「現状は二部にいるので全国大会も出られないし、日本一になれない状況です。なので、一部に上がって優勝しないと全国大会の切符も取れないですね」
──初めて顔を合わせた時の選手たちの反応は
「選手たちの気持ちなので分からないです。でも、昨年の秋に負けて次の春に向けて既にスタートしている大事な期間なのに、このタイミング(2月1日から)で監督が交代することになってしまって正直、選手たちに対して申し訳ないと思っています」
──伊勢原キャンプを振り返って
「選手たちの顔と名前、ポジションに関しては覚えるのが第1条件でしたので、その中で選手たちの力量を判断しなくてはならない20日間でした。選手たちのプレーに関しては具体的に把握できていない部分があるので、実践を通して判断していきます。まだ、就任して期間が短いけれど、春はすぐ始まるので早く把握したうえでリーグ戦を戦っていく準備をしたいです」
──短い期間ではあるが、練習を見て感じたことは
「本番に繋がる練習が必要なわけで、その本番に備えて自分たちが有利になれるようなチーム、個人的なことをしっかりと準備する。本番に向けての準備の段階で少し疑問に感じる部分がありました。それはグラウンドだけではなくグラウンド外での生活でも見受けられました」
──やはり私生活の部分も重視しているのか
「大学野球はアマチュア野球の中の学生野球なので、しっかりした生活リズムのうえでの部活動だと思っています。このような部分を怠っていると、グラウンド上でもあまりよろしくないことになると思います」
──注目している選手はいるか
「全員が戦力です。一冬超えてという言葉があるように冬の時期にどれだけ自分自身と向き合ったか、どのくらいフィジカル面で成長したかでプレーが違ってきます。今まで出ていた選手はそのまま力をつけてレギュラーになるかもしれないし、新しい選手が出てくるかもしれないので『(選手たちには)毎日力をつけてきてください』とは言っています」
──春季リーグに向けて意識していることは
「節の1戦目は大事です。1戦目を勝つにはどのような意識で戦わなければいけないのか、ただ思うだけではいけないと思います。プレーの中でも1球目が大事というのも練習から意識することが大事だと思います」
──東都大学野球のイメージは
「一部から四部まであるので、気を抜けばすぐに降格すると思います。なので、5チームすべてに勝つつもりで臨むための準備をしっかりしないといけないです」
──今までの監督経験をどのように活かしていきたいか
「大学生は社会に出るための大事な期間です。人として成長をしなければならなく、両親の援助がありながらの学生生活なので、そういうものに対して成長できるのかどうかが必要になってきます。そのうえで、勝つか負けるかの高いレベルで競い合える準備をして、野球人としてどのように成長していくかが自分の指導法です。勝負なので、色々な大学が上を目指しています。そのような気持ちを持って部員にも取り組んでほしいと思っています」

▲初陣・東農大との戦いに臨む
プロフィール
町田公二郎(まちだ こうじろう)
1969年12月11日、高知県高知市生まれ。
明徳義塾高校から専修大学に入学。東都リーグでは2年次に首位打者およびベストナインを受賞し、春季リーグ優勝に貢献。第18回日米大学野球日本代表に選出される。3年次にベストナイン受賞、第19回日米大学野球日本代表・北京アジア大会日本代表に選出。4年次にもベストナインを受賞し、第20回日米大学野球日本代表に選出。
1991年プロ野球ドラフト会議で広島東洋カープから1位指名を受け入団。2005年に阪神タイガースへ移籍。セントラル・リーグの公式戦で通算20本の代打本塁打を記録。2006年限りで現役引退。
※引用
専修大学野球部公式HP
http://senshu-bc.moon.bindcloud.jp/pg258434.html
取材=知地泰雅(文4)、宇佐美穣(文3)
写真= 門前咲良(文4)、倉林光琉(法3)、 小畑祐人(文3)

