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2026.01.20
バスケ

【男子バスケ部】「劣っていない」という確信を胸に──片根大空 Bリーグドラフト2026志望選手インタビュー

 専修大学から4人が『Bリーグドラフト2026』(1月29日開催)への志望届を提出した。その1人である片根大空(経済4・高水高)は今シーズンリーグ戦序盤3試合でスターティングを務めたものの、リーグ全体での出場時間は決して多くはなかった。それでも「自分は本当に劣ってないと思っている」と言い切った。身長182cm、体重78kg、ポジションPG/SG。得点力を武器に勝負に挑む男の覚悟に迫った。

▲2025年9月14日白鷗大戦


■ 出られなかった時間が、今の自分を作った

――今シーズンをどう振り返りますか?

正直、悔しいっていうのが一番です。スタートで出た試合もありましたけど、怪我もあって出場時間が減って、その後なかなかポジションを上げられなかったです。結果的に見ると、やっぱり悔しさが残るシーズンでした。でも、出られなかったからこそ、自分に何が足りないか、何を武器にするべきかをずっと考えていました。


――入替戦敗戦後の1か月間は?

 最初の2、3日はしっかり休みましたけど、「切り替えないと」とすぐ思いました。地元で試合の機会があって、環境は違いますけどBリーグやドラフトを意識してプレーしました。ひたすら走って、ウエイトして、シューティングして。ドラフトがどうなるか分からないからこそ、やれることは全部やろうと。それだけでした。


――大学4年間を振り返ってください。

 トータルで見たら、最初の1年は全然出られなかったですね。だからこそ、ひたすら自主練でした。練習中にどれだけできるか、自分に鞭を打つ毎日で、それを続けていくうちに少しずつ結果がついてきた。試合に絡めるようになって、出場機会も増えていきました。出られなかった時間は長かったですけど、その分、自分と向き合う時間は誰よりも多かったと思っています。

▲2025年8月27日神大戦


■ 原点と武器

――バスケを始めたきっかけは?

兄が2人いて、2人ともバスケをやっていたんです。とにかく兄に勝ちたいっていう気持ちが一番でした。それがバスケを始めたきっかけですね。


――自身の強みは?

一番は点を取る能力です。ドライブで中に切り込むプレーが自分の持ち味です。外のシュートに絶対的な自信があるわけじゃないですけど、打つと決めたら打つ。やっぱり自分は点を取らないと面白くない。その気持ちをずっと大事にしています。

▲2025年9月10日日体大戦


■ 出場時間が少なくても

――ドラフトにエントリーした理由は?

正直、リーグ戦で目に見える結果を残せたかと言われたら、そうじゃないです。それでも自分は他の選手に劣ってないと思っています。ダメ元って言ったら失礼かもしれないですけど、それくらいの覚悟で、自分の力を信じてエントリーしました。


――誰かに相談はしましたか?

一番最初は兄に相談しました。兄の知り合いのBリーグに詳しい方にも話をして、最終的に優一さん(佐々木優一監督)にも相談しました。兄から「お前はやれると思ってる」って言ってもらえて、諦めたくない気持ちが強くなりました。


――プロや、ドラフトへ向けた今の心境は?

周りは上手い選手ばかりですし、簡単じゃないのは分かっています。でも、それでも自分は本当に劣っていないと思っています。だからこそ、ひたすら努力して、結果を待つだけです。



 結果だけを見れば満足のいくシーズンではなかったかもしれない。それでも「劣っていない」という確信はこれまで積み重ねてきた時間が裏打ちするものだ。自分を信じて努力を重ねてきた4年間を背に、ドラフトという大舞台へ挑む。


文=君嶋悠樹(経済2) 写真=髙野葵葉(文4)、平野百々花(人間科学2)