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2026.01.13
アメフト

【アメフト部】終盤の大ピンチを耐え帝京大に勝利 念願のBIG8昇格

<2部・BIG8入替戦=12月27日 アミノバイタルフィールド 専大34ー28帝京大>

 2部Bブロック2次上位リーグで2連敗を喫した専大GREEN MACHINEだったが、得失点差により入替戦進出を決め、昨年の入替戦で敗れた因縁の相手・帝京大と対戦した。前半は#22原遼介(法2・日工大駒場高)のランプレーを中心に攻撃が機能し、24-14とリードを奪う。後半は相手のランプレーで点差を詰められながらも、専大オフェンスも粘り強く応戦。終盤、6点リードで迎えた試合時間残り2秒、ゴールまで4ydに迫られる最大のピンチの直面したが、相手のパスを#39田村一樹(法1・埼玉栄高)がインターセプトし試合終了。34-28で勝利した専大は、2年ぶりのBIG8復帰を決めた。

▲昇格を喜ぶ選手たち


 第1Q、冷たい冬の空気が漂うフィールドで帝京大との入替戦は幕を開けた。専大のキックオフで始まった試合は、#99奥山が蹴ったボールを自らキャッチするオンサイドキックの成功で早くもペースをつかむ。続くオフェンスは#10谷口からのパスやランで前進し、敵陣深くへ到達。4th downに追い込まれながらも、#99奥山が48ydのフィールドゴールを成功させ、3-0と幸先よく先制した。その後専大は#13天野のキックリターンを起点に反撃の足場を築くと、ここから#22原が57ydのロングランでTDを決めて再びリードを奪い返す。#99奥山のキックも正確に通り、10-7で第1Qを終えた。

▲フィールドを駆け抜ける原


 第2Qになると試合は一進一退の攻防となる。帝京大のランプレーに翻弄されゴール前に迫られるシーンもあったが、#91高橋が相手のFGをブロックする好プレーでリードを守る。その後、オフェンスは再び歯車がかみ合い、#22原が51ydから敵陣を突破して今季2本目のTDを奪取。17-7と点差を広げた。帝京大の反撃で再び追い上げは受けたものの、#22原がゴール前のスキを突いて3本目のTDを決め、24-14で前半を折り返した。

▲多くの専大ファンが見守った


 後半の第3Q、専大は#99奥山のFGで追加点を挙げると、守備陣はタックルと対応で相手の中心選手を何度も止める。しかし帝京大のロングパスからのTDにより点差は縮まってしまう。それでも専大は#3間野から#17佐藤へのパスで敵陣5ydまで攻め込み、最後は#10谷口の力強いランでTDを決め、34-21とリードを保ったまま運命の第4Qへ向かった。


 最終第4Q。帝京大はラン主体で攻め込み、34-27とさらに点差を詰める。追加のFGで34-28とされると、残り時間が少ない中で専大は攻撃の再建を図るが思うように前進できない。ディフェンス陣が相手を何度も4th downに追い込む白熱した展開の末、試合は大一番を迎えた。ゴールライン4ydまで迫られた大一番、試合残り13秒という状況下で相手のパスを何度も防いだ守備陣は最後の最後に勝負を決めるプレーを見せる。残り4秒、#39田村が相手のパスをインターセプトし、試合終了のホイッスルが鳴った。34-28、専大が勝利を収めた瞬間、選手たちは駆け寄りスタンドは歓喜に包まれた。

▲試合後勝利を喜ぶ選手たち


 3本のTDを決めた#22原は「1年生の時から2部で戦い続け、2年間かけて1部昇格を勝ち取れたことが本当に嬉しい」と率直な思いを語った。オフェンス全体で練習してきた形を出せたことも勝因の一つだと振り返った。


 主将の#81平林は「相手はラン主体の強力な攻撃を仕掛けてきた。限られたチャンスで得点につなげるという意識で試合を運べたことが勝利につながった」とチーム全体の戦いを評価。また「残り2週間、全員でがむしゃらに取り組んだ成果」とし、後輩へ向けて「BIG8はさらに厳しい戦いになるが、努力と成長を重ねてほしい」とエールを送った。


 升川監督も「最後までやってきたことを形にできた」と試合を総括。最大のピンチは守備陣が踏ん張ったことで切り抜けられたと称え、来季のBIG8での戦いに向けて「伝統を積み上げ、継続して強さを追求していく」と意気込みを語った。


文=君嶋悠樹(経済2) 写真=木田晨一朗(人間科学2)