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2025.12.01
野球

【野球部】静大戦で見せた止まらぬ猛攻!! オータムフレッシュリーグ

〈第8回大学野球オータムフレッシュリーグ in 静岡=11月22日 草薙総合運動場硬式野球場 専大16-3静大〉 

 

 過去7度開催された大学野球オータムフレッシュリーグに今年から招待された。開幕初日の22日に第一試合で静大、第三試合で明大と対戦した。

 

 対静大で打線に火が付いた。2回、4番の渡辺維介(文2・松本国際高)が安打で出塁し、続く工藤翔斗(経営3・大阪桐蔭高)が進塁打を放つ。前田拓音(経済2・宇治山田商業高)は四球で出塁し、1死一、三塁のチャンスを作る。7番・大木漣(経済2・加藤学園高)の適時内野安打で1点先制した。 


 3回表、専大に再び好機がやって来た。1番・一瀬友希(経済1・藤枝明誠高)が相手の失策で出塁し、その直後に盗塁成功。住石孝雄(経済2・仙台育英高)が四球を選び、1死一、二塁の場面で打席には3番・井上颯太(経営2・丹生高)が立った。適時二塁打を放ち2点追加し3-0とリードを広げる。

 

 5回には一瀬が二度目の盗塁を決めるなど2死一、二塁のチャンスで頼れる4番・渡辺が適時中安打を放ち、4-0と1点を追加した。

 

▲4番に抜てきされた渡辺

 

 

 専大の狼煙はまだ上がったばかりだった──


 6回、松永昂大(経済1・熊本工業高)が二塁打を放つと、岡江伸英(経営1・大阪桐蔭高)が適時打で1点。さらに 木村留偉(経済1・明豊高)は右前安打、一瀬が適時三塁打でさらに2点を加える。そして井上がセンターオーバーとなる適時打を放つと、盗塁を仕掛けた。その後も渡辺の適時二塁打、工藤の一塁手の横を抜ける打球で右前適時安打など、この回打者一巡し6点の猛攻を見せた。

  

 

▲生還する岡江

 


▲三盗を仕掛けた井上

 

 8回にも岡江の適時打などでさらに6点を追加し、打者一巡するなどビッグイニングとなった。

 

 オータムフレッシュリーグの試合規定2時間半のルールに則り、8回で試合は終了となった。

 

 

 先発の青野琉果(経営2・専大松戸高)は3回無失点の好投を見せた。

 

▲先発マウンドに立つ青野

 

 

 2番手を任された松井弘樹(経済2・大阪桐蔭高)も4回、5回のスコアボードに0を刻み、バトンをつないだ。

 

 6回から杉本早由貴(経営1・桐蔭学園高)が登板。6回途中2失点でマウンドを降りた。続く4番手の中村駿亮(経営1・津田学園高)が火消しに成功。最少失点でピンチを切り抜けた。


 ▲1点でしのいだ中村


 7回に中島翔人(経済1・相洋高)、8回に齋藤新太(経済2・松商学園高)が抑え、16-3で試合を締めた。

 

▲最終回を抑えた齋藤

 

 


コメント

【渡辺】

───今日の試合を振り返って

「初めてやる相手だったので、探り探りな所はあったんですけど、やってみて、自分たちの力が出たかなという感じでした」

 

───適時打を打った時の心境は

「点はいっぱい取った方が良いので、1点1点取れたのが良かったです」

 

 

【井上】

───今日の試合を振り返って

「最初に三振をして、今日だめなのかなと思ったんですけど、チャンスの場面で長打とか打てたりしてよかったです」

 

───4打数3安打、オフシーズンだが好調の要因は

「リーグ戦が終わって、「自分に何が足りないのか」を突き詰めてやれてたので、その結果が今日出たのかなと思います」

 

───3回、6回とどちらも適時二塁打を打った時の心境は

「ここで打たなきゃ(自分の中で)変われないと思って、先輩である松永知大(経済4・創成館高)さんもチャンスの場面で打てたりしたので、ここで打たなきゃ変われないかなと言う気持ちで立って、打てたので嬉しかったし、成長したなと思います」

 

───慣れていない球場、相手だったがこの環境はどうか

「環境はいつでも一緒なわけじゃないので、どの環境でも対応できるようにしないといけないなと思います」




▲大学最後の秋季リーグで松永が付けていた

“背番号10”

 

▲“背番号10”は受け継がれる

 



 

 

文・写真=大石真碧(文2)