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<令和7年度プレミアムユニバーシティズ22秋季リーグ戦 個人タイトル表彰式=11月23日 中央大学後楽園キャンパス>
一部から四部まで、東都大学野球秋季リーグで個人タイトルを獲得した選手たちが集結した。ベストナインでは専大から一塁手部門に宮﨑元哉(経営3・明豊高)(6票)、※1三塁手部門で谷頭太斗(経済3・日本航空石川高)(8票)、外野手部門で渡辺維介(文2・松本国際高)(8票)が初受賞を果たした。また、※2指名打者部門では松永知大(経済4・創成館高)(11票)が2度目の受賞となった。
※1谷頭は今春、二塁手部門で選出されたため計2度目の受賞
※2松永は過去に首位打者・ベストナイン(外野手部門)でも選出され、計4度目の受賞

▲タイトルを獲得した四人 ※松永は当日欠席

▲宮崎(下段中)、谷頭(下段右)、渡辺(上段中)、吉田尚平(商2・広島商業高)マネージャー(上段右)※松永の代理
〇レギュラー、タイトル獲得と飛躍の年
秋季リーグ戦では全11試合に一塁手でスタメン出場した宮﨑。新チーム発足時に唯一、空白となっていた一塁手の座に名乗りを上げ、春からレギュラーの座を掴み取った。「レギュラーで監督さん(=齋藤正直監督)が任せてくれたので素直に嬉しい」と監督からの評価を受け取った。
そして、打撃面では「春は打率なども良い結果が出なかったけど、秋では良い結果が出せた」と手ごたえを感じていた。特に、対拓大1回戦ではリーグ戦初となる本塁打を含む3安打を放ち猛打賞の活躍をみせるなどバットで貢献した。
最上級生となる来シーズンに向けて「ベストナインと首位打者は取りたい」と抱負を語った。

▲初受賞の宮崎


▲リーグ戦初となる本塁打を放った(対拓大1回戦)
〇三塁手としては初受賞 攻撃面でも貢献
2度目のベストナイン受賞を果たした谷頭。今秋は全試合スタメン出場を果たし、本塁打2本を放った。対国士大とは2戦合計3安打2打点1本塁打の活躍し、相性の良さを発揮した。さらに、守備では二塁手と三塁手を兼務し攻守ともにチームに貢献した。「来年も(今秋のような)そういった活躍をしていきたい」とラストイヤーに向けて意気込んだ。

▲2季連続受賞した谷頭

▲今秋、2本の本塁打を放った。対国士大1回戦(上)対東農大1回戦(下)
〇「成長できた1年間」
今秋は10試合に出場し、打率.351とチームトップの成績を収めた渡辺。「春も3割残せたし、秋も3割5分残せたから1年生の時より結果を残せた」と飛躍の年となった。昨年までは途中出場が多々あったが、今秋出場した全ての試合ではスタメンでクリーンアップを務めた。対東農大戦1回戦からは4番に座り、続く対日大1回戦では三塁打2本を含む3安打猛打賞で役割を果たした。
タイトル初受賞を受けて「一つの目標としてやってきたから、本当に嬉しい。これからはベストナインだけではなくて首位打者や(チームが)優勝してMVPもとれたらいいなと思う」と残りのリーグ戦4季の目標として掲げた。

▲初受賞の渡辺


▲三塁打2本を含む3安打猛打賞で活躍した(対日大1回戦)
〇3度目のベストナイン受賞
外野手・指名打者部門で3度目の受賞を果たした松永は「とても嬉しい」と喜びを語った。
2年次から主力として出場し、ほとんどの試合でクリーンアップを任されていた。しかし、今秋は11試合すべて1番打者として打線を引っ張った。自身もリーグ戦中に「走者がいないときのほうが気楽に打てる。1番打者の時のほうが出塁率が高い」と切り込み隊長の適性を見出していた。
大学野球は終えたが、今後も野球を継続する松永は「卒業しても頑張る」と次のステージでの活躍を誓った。

▲当時は「久々の一本で気持ち良かった」と振り返っていた(対東農大1回戦)
文=知地泰雅(文3)
写真=門前咲良(文3)

