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10月31日、関東大学バスケットボールリーグ戦が青学大相模原キャンパスにて行われ、専大は拓大と対戦した。第1ピリオドは序盤、積極的に攻めリードするも、一旦逆転されると、相手の勢いを止められず、苦しい展開となる。負傷選手を抱える厳しい状況のなか、最後まで粘るも、79-118と大差をつけられ敗北となった。
スコア
専大79(17-29、17-28、24-26、21-35)118 拓大
スタメン
#11 秋山煕(経営2・東海大浦安高)
#15 安保友貴(商2・能代工高)
#24 田代直希(商4・東海大浦安高)
#65 佐々木健登(経済2・能代工高)
#32 野口夏来(経済2・福大大濠高)
第1ピリオドは、序盤、#11秋山、#65佐々木、#32野口らの連続得点により、幸先の良いスタートを切る。しかし、終盤、拓大の#39成田の3Pシュートで逆転されると、そのまま流れをつかまれる。専大も#24田代、#11秋山を中心に巻き返しを図るが、相手の勢いを止められず、17-29で終わる。
第2ピリオド、序盤、拮抗した試合展開になるが、中盤は拓大の#13阿部、#23バンバを中心とした加点が続く。専大も#14高澤、#11秋山が得点するが、なかなか点差を縮められない。その後、拓大の5連続得点などでリードを23点に広められ、34-57で前半終了。
第3ピリオド、#24田代、#32野口の3連続得点で勢いに乗り、相手を追いかけるも、拓大は#23バンバを中心とした攻撃が続く。終盤は、#65佐々木、#11秋山、#15安保らの加点で必死に食らいつくも、前半につけられた点差を縮めることはできず、58-83で最終ピリオドへ。
第4ピリオド、序盤から、拓大の容赦ない加点に圧倒される。ディフェンスも激しく、なかなか得点できない。#11秋山のスリーや#65佐々木の連続得点などで、最後まで粘るも力及ばず79-118で試合終了。
(文1・福井彩乃)
▲ゴールを狙う#15安保
▲#11秋山がドリブルで突破する
(撮影者=斉藤葵)
佐々木監督コメント
「主力メンバーがケガなどで欠けている状況なので、最後はとにかく走っていけ、と話した。前半は空いているところを攻めることができたけれど、途中で、自分たちでストップをかけ、失敗を恐れていた。ディフェンスは、ファールをとられてもいいから止めてこい、と指示したが、特に下級生の気持ちの弱い部分が見られた。逆に#15安保には良いプレーが見られた。こういう状況だからこそチャンスだと思ってほしい。拓大は点を決めてくるチームなので、内と外のバランスを意識したいと思うが、それよりもまず、自分がついている相手をマンツーマンで責任もって守ることが大事。それでダメだったらチームで守る、という考え方が基本。修正して、ディフェンスから入れるようにしたい。リーグ戦もあと1試合なので、インカレや下級生の今後に向けてここを良い経験にしてもらいたい。今の状況をチャンスだと思って、積極的になることで、それがチーム全体の向上につながれば、と思う。」