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<2024年度関東大学アイスホッケーリーグ戦=10月27日東大和スケートセンター 専大9-0神奈川大学>
秋季リーグ4戦目。専大は2勝1敗の状況下で神大と対戦し、無失点で快勝。多数の選手がシュート、アシストを決めるなどチームプレーが光った。この結果リーグ1位を走る慶應義塾大学と勝ち点3点差の9点とし、直接対決にもつれこむことになった。
第1ピリオド(1P)、専大は攻めの体制を貫き、相手チームにシュートをさせる隙を見せなかった。2分53秒、#92 林陽汰(法2・日光明峰高)の好アシストで#29小林氷聖(経済2・釧路江南高)がシュート。そこからチームはより勢いをつけた。19分33秒、#10種市匠真(商4・八戸商業高)が巧みなスティックさばきで高難度のシュートを決め、1Pを締めくくる6点目を得ると専大ベンチは大いに盛り上がった。このシュートに関して種市は「嬉しかった。大学生活、あまりゴールに関わってこなかったので久しぶりに決められて良かった」と喜びを語った。
▲アシストを決める#92林
続く第2ピリオド(2P)では、相手チームにペースを呑まれる場面もあったものの、ゴール前の攻防を制し、22分3秒には#3松田颯太(商2・北海道清水高)、29分30秒には#21高橋宙米(法2・八戸工業第一高)がシュートを決めた。
第3ピリオド(3P)では専大の攻めの姿勢を生かした攻撃が目立った。#3松田が今試合3得点目のシュートを決め、試合は9-0で幕を閉じた。
快勝ではあったが、主将の#17渡邉大誠(法4・北海高)は「正直なところ、自分たちのチームからしたら、相手の選手たちからシュートを打たれてはいけないレベルだったが、(監督が言うには)目に見えない失点、3点くらい入ってもおかしくない場面があった。試合内容としてはあまり良くなかったと思う」と悔しさを口にした。しかし、「選手層が厚い。上の選手もあぐらをかいていられない。下の選手も頑張っている」とチーム内競争が激化している様子も話した。
11月3日には現状勝ち点12の強豪・慶應大との直接対決が控えている。主将は「(今回と)やることは変わらない。慶應戦も同じ」と強く語った。
文=大竹瑞希(文2)
写真=門前咲良(文2)