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〈2024年度秋季関東大学男子1部バレーボールリーグ戦第10節対国士大戦=10月13日 小田原アリーナ 専大3-1国士大〉
勝てば入れ替え戦回避が決まる1戦、専大は今リーグ1部に勝ち上がってきた国士大と対戦。第1セットでは中盤に相手の勢いに押され流れを掴めず逆転でセットを取られてしまう。第2セットからはコートに千葉貫世(経済3・東北高)が入りチームの雰囲気を変えた。また、セット中盤にキャプテンの竹内慶多(経済4・啓新高)もコートに入りチームに更に勢いをつけた。2セット目はデュースの末セットを獲得。このセットで勢いをつけた専大は続く第3、4セット目は中盤に連続得点を量産しセットを獲得し3-1で勝利、入れ替え戦回避を確実とした。
▲喜ぶ選手たち
第1セットスターティングメンバー
OH:#6藤原、#7甲斐
MB:#2堺、#17新居
OP:#11堀内
S:#5井出
L:#13水野
第1セットでは序盤は甲斐優斗(経営3・日南振徳高)を中心に攻め、専大がリードしながら試合を進めた。しかし、中盤相手に連続得点を取られ逆転を許した。そこから専大は何度かブレイクをするも国士大も同様にブレイクをし点差は縮まらずこのセット22-25で落とす。続く第2セットはチームの雰囲気を変えるため千葉を投入。千葉は起用に応え、チームを良い雰囲気へと変えた。序盤は第1セット同様専大がリードする展開で進んだ。しかし、中盤に相手の連続得点で同点にまで追いつかれる。ここで竹内が雰囲気を変えるためにコートに入る。一時は逆転を許すがデュースにまで持ち込み竹内が最後の1点を決めきりこのセットを獲得した。
▲スパイクを打つ甲斐
第3セットでは序盤に連続得点を許すも専大もすぐに連続得点で追いつくことに成功。中盤では竹内の連続サービスエースから勢いをつけた専大。終盤には堺爽人(文4・佐賀工高)の連続ブロックもあり相手との点差を広げ25ー19でこのセットも獲得した。
▲ブロックを決める堺と堀内大志(文3・日南振徳高)
最終第4セットでは堺がチームを勢いつかせた。中盤まではシーソーゲームで試合は進んだ。しかし、堺がスパイクを決めるとその後2得点連続でブロックポイントを獲得。水野永登(商3・岡谷工高)もレシーブで魅せ5連続得点となった。連続得点から相手に流れを渡さなかった専大はこのセット25ー18で獲得セットカウント3-1で勝利し入れ替え戦回避を確実とした。
▲この日も水野の繋ぎはチームを鼓舞した
試合を振り返り千葉は「セット取られても焦らずに、2セット目から持ち直して自分たちのいつもやっているプレーをしていれば勝てると思った」と振り返った。また、2セット目からの自身の起用については「コートの中の雰囲気が悪かったので、自分の持ち前の明るさで変えられたらなと思った」と自身の役割について話した。最終戦である次戦の日大戦については「気負わずやっていきたい」と意気込んだ。
文・写真=山中美琴(文2)